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作品情報

若草物語(1933)

◇基本データ

タイトル若草物語(1933)

原題Little Women(1933)

公開年不明

製作国アメリカ

配給

◇スタッフ

監督 ジョージ・キューカー (George Cukor)  

原作 ルイザ・メイ・オルコット (Louisa May Alcott)  

脚色 サラ・Y・メイソン (Sarah Y. Mason)   ヴィクター・ヒアマン (Victor Heerman)  

撮影 ヘンリー・ジェラード (Henry Gerrard)  

作曲 マックス・スタイナー (Max Steiner)  

美術 Van Nest Polglase (Van Nest Polglase)  

セット ホーブ・アーウィン (Hobe Erwin)  

衣装(デザイン) ウォルター・プランケット (Walter Plunkett)  

◇キャスト

俳優名役名

キャサリン・ヘップバーン (Katharine Hepburn)Jo

ジョーン・ベネット (Joan Bennett)Amy

ポール・ルーカス (Paul Lukas)Professor_Bhaer

エドナ・メイ・オリヴァー (Edna May Oliver)Aunt_March

ジーン・パーカー (Jean Parker)Beth

フランセス・ディー (Frances Dee)Meg

ダグラス・モンゴメリー (Douglass Montgomery)Laurie

ヘンリー・スティーブンソン (Henry Stephenson)Mr._Laurence

スプリング・バイントン (Spring Byington)Marmee

サミュエル・S・ハインズ (Samuel S. Hinds)Mr._March

メイベル・コルコード (Mabel Colcord)Hannah

ジョン・デイヴィス・ロッジ (John Davis Lodge)Brooke

Marion Batlou (Marion Batlou)Mrs._Kirk

Harry Baresford (Harry Baresford)Doctor_Bangs

ニディア・ウェストマン (Nydia Westman)Mamie

◇解説

「愛の鳴咽」「人生の高度計」のキャサリン・ヘップバーンが主演する映画で、ルイザ・オルコット作の名小説に基づいて「ゴルフ狂時代」のセラー・Y・メイソンとかつて監督だったヴィクター・ヒアマンが共同して脚色し、「愛の鳴咽」「晩餐八時」のジョージ・キューカーが監督にあたり、「猟奇島」のヘンリー・ジェラードが撮影した。助演者は「金髪乱れて」のジョーン・ベネット、「鏡の前の接吻」のポール・ルーカス、「立上がる米国」のエドナ・メイ・オリヴァー、「一日だけの淑女」のジーン・パーカー、「濡れた拳銃」のフランセス・ディー、「愛の鳴咽」のヘンリー・スティーブンソンその他スプリング・バイントン、ジョン・デイヴィス・ロッジ、メイベル・コルコード等である。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ジョーは男のように活発な、小説家忘願の娘で、シェークスピーアやゲーテに憧れていた。ジョーの姉メッグは優しい平凡な娘、妹のベスは内気な少女で音楽が好きでピアノが上手。末娘エミイはまだ学校に通っている我儘娘で絵を描くことが好きだった。時は千八百六十四年、南北戦争の最中で、父のマーチ氏は従軍牧師として戦地に在り、母のマーチ夫人は出征兵士の家族救済のために創立されたキリスト教伝導教会の支部委員として献身的に働いていた。四人の娘たちは父母が身を以て示す犠牲的精神の感化で病人や貧しい人たちに心からの同情を注ぐのだった。家は豊かではなかったが彼女たちは春の野の若草のように健やかに育ったのである。彼女たちの団欒の家に隣して町の富豪ローレンス老人の宏壮な低宅があり、老人の孫のローリーは欧州の遊学をしまえて帰ってきていて、ジョーと親友になり、マーチ一家とも親しくなった。メッグはローリーの家庭教師ブルックと愛し合う仲となった。戦地にある父が重病との電報が来て母は看護のためにワシントンの病院へ赴くこととなり、ローレンス老人はブルックを同行させてやる。ジョーは旅費を借りに伯母のもとへ行くが吝嗇な伯母が切符代だけしかよこさないので憤慨して、髪を切って売り25ドルを調達した。その夜姉妹四人は母の居ない家で眠ったが、ジョーは髪を切った淋しさに誰よりも涙が多かった。それから数週間の後ベスが急病になった。一家が世話していた貧しい家の乳児が猩紅熱で死し、看病していたベスが感染したのだった。なを感染のおそれあるエミイを伯母の家に預けてジョーとメッグは熱心に介抱したが、危篤となったので母を呼ばねばならなかった。しかし母が戻るころにはベスの病気は峠を越え、殆ど治ったころには父も快くなって久しぶりに帰宅した。その夏、メッグとブルックは父の司会で結婚式を挙げた。ジョーは四人の姉妹愛の純情が失われることを悲しんだ。ローリーはそれを慰めかつジョーに対して抱いていた愛を告白した。ジョーも彼を愛していたが、性格的に相いれないローリーと幸福な結婚の営み難いことをかしこくも洞察している彼女は彼の求婚を拒んだ。そして失った愛の痛手を癒すべく、またしばらく本物になりかけた創作に専念すべくジョーは故郷を離れてニューヨークのカーク夫人の下宿に宿った。ここで温厚なベア教授と親しくなり、彼女の作家としての態度を正しく指導してもらった。ある日エミイが伯母と一緒に訪ねてきた。伯母は欧州へ湯治旅行へ赴くのでエミイがお伴だった。エミイからローリーが祖父と欧州へ行ったことを聞き、ニューヨークでも彼女を訪ねてくれなかったことを知ったジョーは言い知れぬ淋しさを感じた。それから日を重ね月を経たある晩ジョーはベスが重態だとの報を得て急ぎ帰郷した。臆病なベスは別人のように迫る死を怖れず、ジョーと再会して満足の微笑を浮かべながら天国へ去った。エミイは欧州でベス死去の報知に悲しみ帰郷しようとしたが母を始め皆に止められて予定どうり滞在した。その間にエミイとローリーは愛し合うようになり、夫婦となって帰国した。それは大雨の降る日だった。偶然その日にベア教授が本になったジョーの創作をもって訪れた。ベア教授こそは彼女を最も良く理解し最も愛する男性だった。ジョーは喜んで彼の求婚に応じたのであった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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