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作品情報

ラスト・タイクーン

◇基本データ

タイトルラスト・タイクーン

原題The Last Tycoon

公開年1978年

製作国アメリカ

配給CIC配給

◇スタッフ

監督 エリア・カザン (Elia Kazan)  

製作 サム・スピーゲル (Sam Spiegel)  

原作 F・スコット・フィッツジェラルド (F. Scott Fitzgerald)  

脚本 ハロルド・ピンター (Harold Pinter)  

撮影 ヴィクター・J・ケンパー (Victor J. Kemper)  

音楽 モーリス・ジャール (Maurice Jarre)  

美術 ジーン・キャラハン (Gene Callahan)  

編集 リチャード・マークス (Richard Marks)  

衣装(デザイン) アンナ・ヒル・ジョンストン (Anna Hill Johnstone)  

字幕 高瀬鎮夫 (Shizuo Takase)  

◇キャスト

俳優名役名

ロバート・デ・ニーロ (Robert De Niro)Stahr

トニー・カーティス (Tony Curtis)Rodrigues

ロバート・ミッチャム (Robert Mitchum)Brady

ジャンヌ・モロー (Jeanne Moreau)Didi

ジャック・ニコルソン (Jack Nicholson)Brimmer

ドナルド・プレゼンス (Donald Pleasence)Boxley

イングリッド・ボルティング (Ingrid Boulting)Kathleen

レイ・ミランド (Ray Milland)Fleishacker

ダナ・アンドリュース (Dana Andrews)Red

テレサ・ラッセル (Theresa Russell)Cecilia

ピーター・ストロース (Peter Strauss)Wylie

ジョン・キャラダイン (John Carradine)Guide

◇解説

ハッピーエンドの物語を創り出すハリウッド黄金時代を背景とした、男と女の愛の物語。製作はサム・スピーゲル、監督は「アレンジメント<愛の旋律>」のエリア・カザン、脚本はハロルド・ピンター、原作はF・スコット・フィッツジェラルド(早川書房他刊)、撮影はビクター・ケンパー、音楽はモーリス・ジャール、プロダクション・デザイナーはジーン・キャラハン、衣裳デザイナーはアンナ・ヒル・ジョンストン、編集はリチャード・マークスが各々担当。出演はロバート・デ・ニーロ、トニー・カーチス、ロバート・ミッチャム、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソン、ドナルド・プレザンス、イングリッド・ボルティング、レイ・ミランド、ダナ・アンドリュース、テレサ・ラッセル、ピーター・ストラウス、ジョン・キャラディンなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

世界に名を覇すハリウッドの大手映画会社インターナショナル・ワールドの役員試写室。ラッシュ・フィルムをまわし、鋭い批評と指示を与えているのは、前代未聞の若さで製作部長に抜擢されたスター(ロバート・デ・ニーロ)。彼はビジネスマンとしても、芸術的センスという意味からでも、すぐれた人間だった。新作を撮影中のスタジオで同社のドル箱二枚目スターのロドリゲス(トニー・カーチス)と、フランスの大女優ディディ(ジャンヌ・モロー)をはさんで、監督のレッド(ダナ・アンドリュース)とのトラブルを処理するのも、スターの役目だ。そして、若くして彼をねたむ人間は、上司の撮影所長ブラディ(ロバート・ミッチャム)。彼はスターに自分の地位を脅かされるのをおそれ、本社の顧問弁護士フランシャッカー(レイ・ミランド)を呼び不安を訴える。そんなある日、カリフォルニア沿岸を大地震が襲い、撮影所でも貯水タンクが壊れたり、かなりの被害が出た。そして、被害にあっている人間達の中で、スターは今は亡き妻に生き写しの女性を見つける。早速、その女性をしらべさせるスター。数日後、その女性が見つかった。名はキャスリン(イングリッド・ボルティング)。その場はぎこちなく別れた2人であったが、間もなく2人は、あるパーティの席上再会した。そしてなんとかデートの約束をとりかわすスター。当日、マリベ海岸で接吻を交わす2人だが、キャスリンは、「結婚を約束した人がいます。もう2度とお会いしません」とスターに手紙をのこす。そんな2人の仲を、以前からひそかにスターを想っていたブラディの娘セシリア(テレサ・ラッセル)は感づいていた。スターとキャスリンはその後三再び出会う。そして、彼女の結婚を約束した相手のことを聞くスター。でも、2人の別れはせつないものだった--。やがて、ディディ出演の映画が完成し、その週末、スターは1通の電報を受けとった。「今日結婚しました。さようなら。キャスリン」……。その夜、スターはブラディ家で、映画作家組合の共産党ブリマー(ジャック・ニコルソン)と会い、悲しみにくれ深酒していた彼は、ブリマーと殴り合いを始めた。そして翌日、ブラディは重役会を招集し、スターが情緒不安定であるとして、フライシャッカーと共に、スターを撮影所から遠ざけようとする。重役達が去ったあと、人気のない撮影所に最後の大物スターの孤独な姿があった。彼の脳裡をいろいろな人の面影が横切る。ロドリゲス、ディディ、セシリア、ブリマー、そしてキャスリン--。巨大なサウンド・ステージの暗闇に、この若き権力者は、靴音を響かせながら消えていった--。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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