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作品情報

ラインの監視

◇基本データ

タイトルラインの監視

原題Watch on the Rhine

公開年1946年

製作国アメリカ

配給セントラル・フィルム・エキスチェンジ

◇スタッフ

監督 ハーマン・シュムリン (Herman Shumlin)  

製作 ハル・B・ウォリス (Hal B. Wallis)  

原作戯曲 リリアン・ヘルマン (Lillian Hellman)  

脚色 ダシール・ハメット (Dashiell Hammett)  

台詞 リリアン・ヘルマン (Lillian Hellman)  

撮影 メリット・B・ガースタッド (Merritt B. Gerstad)   ハル・モーア (Hal Mohr)  

◇キャスト

俳優名役名

ベティ・デイヴィス (Bette Davis)Sara_Muller

ポール・ルーカス (Paul Lukas)Kurt_Muller

ジェラルディン・フィッツジェラルド (Geraldine Fitzgerald)Marthe_de_Brancovis

ルシル・ワトソン (Lucile Watson)Fanny_Farrelly

ジョージ・クールリス (George Coulouris)Teck_do_Brancovis

ドナルド・ウッズ (Donald Woods)David_Farrelly

ヘンリー・ダニエル (Henry Daniell)Phili_von_Ramme

ドナルド・ビューカー (Donald Buka)Joshua

エリック・ロバーツ (Eric Roberts)Bolo

Janis Wilson (Janis Wilson)Babette

◇解説

この映画の原作は、「小狐たち」「この三人」などの舞台劇を書いたアメリカの女流劇作家リリアン・ヘルマンの作で、1941年の春のシーズンにブロードウエイで上演された。ウォーナー・ブラザースのハル・B・ウォリスはこれを映画化するに当たって、まずこの劇の受胎監督に当たったハーマン・シュムリンをブロードウエイから引っぱった。(シュムリンは「グランド・ホテル」「小狐たち」「小麦は緑」などの演出家である。)更に舞台で主役を演じたポール・ルーカスを引っぱった。その他、ファニィ・ファレリィ役ルシイ・ロトスン、悪役ブランコヴイス伯爵のジョージ・コーロリス、子役のエリック・ロバーツまで舞台から引っぱって来て、ダシール・ハメットの脚色の外に追加台詞を原作のリリアン・ヘルマンに書かせている。だからほとんど舞台劇を映画に再現したとも云われよう。ただし相手役は舞台の場合と違って、ベティ・デイヴィスであるが、彼女はヘルマン女史の「小狐たち」を映画化した時も主役で出演した。撮影はメリット・B・ガースタッドとハル・モーアである。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ワシントンの郊外にある旧家、ファレリィ家では、18年振りで娘のサラが欧州から帰国するというので、女主人のファニィ・ファレリィはその準備に忙殺されている。サラはそこへ欧州で結婚したドイツ人と夫と3人の子供を伴って帰って来た。ファニィはサラ一家がアメリカに永住できるようにとサラの夫クルトのために就職の心配などもして待っていたのだが、クルトは半生を反ナチ運動にささげた闘士であって、南米の同志から運動資金を集めるついでに、永い闘争に傷ついた体をしばらく休めようとサラの実家を訪れたのであった。ルーマニアの貴族ブランコヴィス伯爵とアメリカ人のその妻とは、やはりファレリィ家に先客として滞在していた。伯爵は財政的に相当窮乏している模様で、しきりとワシントンのドイツ大使館に出入りをしているが、クルトが反ナチ運動の指導者であることをかぎつけると、彼の所在をドイツ大使館へ売りつけようとする。ドイツ大使館ではアメリカ国内ではクルトに手出しは出来ぬからと云ってこの取り引きを拒絶する。しかし突然大切な同志が本国で捕縛されたことを知ったクルトは、伯爵の陰謀を知りつつも危険なドイツへ同志救出に帰らなければならなくなった。彼は目的貫徹のため伯爵を殺害し、再び会うことの出来ぬであろう妻や子供たちをファレリィ老夫人の好意に托して欧州へ出発するのであった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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