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作品情報

媚薬

◇基本データ

タイトル媚薬

原題Bell, Book and Candle

公開年1959年

製作国アメリカ

配給コロムビア配給

◇スタッフ

監督 リチャード・クワイン (Richard Quine)  

製作 ジュリアン・ブロースタイン (Julian Blaustein)  

原作戯曲 ジョン・ヴァン・ドルーテン (John Van Druten)  

脚本 ダニエル・タラダッシュ (Daniel Taradash)  

撮影 ジェームズ・ウォン・ホウ (James Wong Howe)  

音楽 ジョージ・ダニング (George Dunning)  

美術 Louis Diage (Louis Diage)  

編集 チャールズ・ネルソン (Charles Nelson)  

スクリプター Eliot Elisofon (Eliot Elisofon)  

◇キャスト

俳優名役名

ジェームズ・スチュアート (James Stewart)Sheperd_Henderson

キム・ノヴァク (Kim Novak)Gillian_Holroyd

ジャック・レモン (Jack Lemmon)Nicky_Holroyd

アーニー・コバックス (Ernie Kovacs)Sidney_Redlitch

ハーミオン・ジンゴールド (Hermione Gingold)Mrs._De_Pass

エルザ・ランチェスター (Elsa Lanchester)Queenie

ジャニス・ルール (Janice Rule)Merle_Kitridge

フィリップ・クレー (Philippe Clay)French_Singer

Bek Nelson (Bek Nelson)Secretary

ハワード・マクニーア (Howard McNear)Andy_White

The Brothers Candoli (The Brothers Candoli)Musicians

Wolfe Barzell (Wolfe Barzell)Proprietor

ジョー・バリー (Joe Barry)Exterminator

Gail Bonney (Gail Bonney)Merle s_Maid

Monty Ash (Monty Ash)Herb_Store_Owner

◇解説

「黄金のキャデラック」のリチャード・クワイン監督の新作。ジョン・ヴァン・ドルーテンの舞台劇「ベルと本とローソク」を「ピクニック」のダニエル・タラダッシュが脚色している。現代のニューヨークに住む魔女と、ある出版業をいとなむ男の奇妙な恋物語。撮影は「老人と海」のジェームズ・ウォン・ホウ。音楽はジョージ・ダニング。出演しているのは「めまい」で共演したキム・ノヴァク、ジェームズ・スチュアートの2人に、「カウボーイ」のジャック・レモン、「情婦」のエルザ・ランチェスター、アーニー・コバックス、フィリップ・クレイ、ジャニス・ルール、ハーミオン・ジンゴールド、ハワード・マクニーア等。製作ジュリアン・ブロースタイン。テクニカラー・スタンダードサイズ。1958年作品。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ニューヨーク。1階はアフリカの美術工芸品を売る店で、2階がアパートだった。店の主人は美しいギリアン(キム・ノヴァク)だった。2階には、出版社を経営するシェパード(ジェームズ・スチュアート)が住む。Xマス・イヴに彼が帰ってきたとき、部屋にギリアンの叔母・クイーニーが入りこんでいた。どなりつけた。電話を使おうとすると、妙な雑音がする。下へ借りに行った。2人は初めて話をした。雑音は叔母のしわざだった。--ギリアンは魔女だ。不思議な魔術をあやつれる。叔母よりもベテランだ。ナイト・クラブ“ソディアック”がニューヨークの魔女・魔男(?)の巣なのだ。キリアンの弟・ニッキー(ジャック・レモン)もZZの楽団でドラムを叩いている。ギリアンたちはここでイヴを過ごす。恋人のいないイヴは淋しかった。シェパードが許婚のマールを連れてやってきた。マールはギリアンと女学校の同窓生だった。いやな女だった。ギリアンはシェパードを好きになっていたが、魔術で愛情を得たくなかった。彼女の部屋で、Xマス・プレゼントを交換したとき、弟は“会いたい人を呼び寄せる液体”をとりだした。メキシコの、魔術の本の著者シドニーを呼びだそう。液を写真にかけて燃え上らせた。シェパードが火事と思って飛びこんできた。ギリアンは愛猫パイケットをつかって彼に恋の魔術をかけてしまう。恋のイヴが過ぎた。彼はとりこになり、マールとの結婚をとりやめた。事務所に、メキシコからシドニーが着いた。彼の新しい著作を出版することにした。ニッキーが助手になった。ギリアンは結婚を申しこまれた。魔女であることを知られたくない。ニッキーに助手をやめなけば魔術をかけるといった。魔力で、出版は駄目になった。ギリアンは自分から魔女であることを彼に告白した。シェパードは信じなかった。が、クイーニーの話をきくと迷ってきた。魔女の遊びか、ほんとうの恋なのか?怒って去りかけたとき、ギリアンが魔術でとめた。本性をやっと悟ったシェパードは彼女の呪文よけの魔術をかけてもらう。その故か、ギリアンがマールに呪文をかけようとしたときパイケットが逃げだした。事実は、彼女が真実の恋をし、魔女でなくなったからだ。が、シェパードはマールからはねつけられた。クイーニーがパイケットをつかって、シェパードをギリアンの部屋へ導いた。ギリアンは泣いた。魔女なら涙が出ないはず。ギリアンは顔を赤めた。魔女なら恥かしがらぬはず。シェパードはギリアンの愛をやっと信じた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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