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作品情報

悲愁(1979)

◇基本データ

タイトル悲愁(1979)

原題Fedora(1979)

公開年不明

製作国アメリカ ドイツ フランス

配給インターナショナル・プロモーション配給

◇スタッフ

監督 ビリー・ワイルダー (Billy Wilder)  

製作 ビリー・ワイルダー (Billy Wilder)  

原作 トマス・トライオン (Thomas Tryon)  

脚本 ビリー・ワイルダー (Billy Wilder)   I・A・L・ダイアモンド (I. A. L. Diamond)  

撮影 ゲリー・フィッシャー (Gerry Fisher)  

音楽 ミクロス・ローザ (Miklos Rozsa)  

字幕 清水俊二 (Shunji Shimizu)  

◇キャスト

俳優名役名

ウィリアム・ホールデン (William Holden)Barry_Detweiler

マルト・ケラー (Marthe Keller)Fedra

ヒルデガード・ネフ (Hildegarde Neff)The_Countess_Sobryanski

ハンス・ヤーライ (Hans Jaray)The_Count_Sobryanski

ホセ・フェラー (Jose Ferrer)Dr.Vando

フランセス・スターンヘイゲン (Frances Sternhagen)Miss_Balfour

マイケル・ヨーク (Michael York)Michael_York

ヘンリー・フォンダ (Henry Fonda)President_of_he_Academy

◇解説

ハリウッドの伝説の大スター“フェドーラ”をめぐって、彼女をカムバックさせようとするプロデューサーなどの映画人を描くと共に、1人の神話化されたスターの悲劇を描く。製作・監督は「フロント・ページ」のビリー・ワイルダー。『悪を呼ぶ少年』などのミステリー小説で知られるトマス・トライオンの『夢の冠』(早川書房刊)を基に、ビリー・ワイルダーとI・A・L・ダイアモンドが脚色。撮影はゲリー・フィッシャー、音楽はミクロス・ローザが各々担当。出演はウィリアム・ホールデン、マルト・ケラー、ヒルデガード・ネフ、ハンス・ヤーライ、ホセ・フェラー、フランセス・スターンヘイゲン、マイケル・ヨーク、ヘンリー・フォンダなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

映画製作者バリー・デトワイラー(ウィリアム・ホールデン)は、伝説の女優フェドーラ(マルト・ケラー)をスクリーンにカムバックさせる為に、ギリシャの小さな島にやって来た。フェドーラは、数十年間栄光に輝いたハリウッドのスターとしての座を去り、今はこの碧く美しいエーゲ海に面した孤島の別荘“ヴィラ・カリプソ”に住んでいた。バリーはフェドーラに面会を求めたが、秘書のミス・バルフォアー(フランセス・スターンヘイゲン)は、冷たくそれを拒む。ホテルに戻ったバリーは、そこでフェドーラの主治医であるドクター・ヴァンドー(ホセ・フェラー)と会い、フェドーラのカムバックへの協力を申し出る。そしてヴァンドーのポケットに、一冊の脚本をそっとしのばせる。翌日、フェドーラの使いがバリーを迎えに来た。しかし、彼を迎えたのはソブリアンスキー伯爵夫人(ヒルデガード・ネフ)で、彼女はバリーの脚本を痛烈に批判する。ところがフェドーラはその脚本を気に入り、彼女の最後の出演作で共演したマイケル・ヨーク(マイケル・ヨーク)を共演者に指名し、カムバックすることを承諾する。彼女のカムバックは、バリーの予想どおり大成功、以前にも増して美しいフェドーラは世界中の話題になった。しかし、予想外の問題が起きた。フェドーラがマイケル・ヨークに恋をしてしまったのだ。公私にわたってマイケルに接近するフェドーラ。しかし、彼女は絶えず何者かにおびやかされていた。彼女を取りまく伯爵夫人やヴァンドー、バルフォアーなどの様子も異常だ。真夜中、バリーは、フェドーラの訪問をうけた。彼女はバリーに何かを打ち明けようとするが、ヴァンドーとボディガードが現われ彼女を連れ去ってしまう。次の日、バリーは“ヴィラ・カリプソ”を訪れ、そこで何冊にもおよぶフェドーラのサインの練習帳、タンスいっぱいの白い手袋などを発見し、全ての謎を解いた。しかし、彼はその瞬間、ボディガードに殴り倒され気を失う。バリーが正気に戻ったのは、それから1週間後のことだった。彼はフェドーラの自殺を知る。パリの葬儀に参列したバリーは、そこで葬儀を取りしきる伯爵夫人らの姿を目にする。バリーは伯爵夫人に向かって言う。「フェドーラを死なせたのはあなただ」。しかし、なぜか彼女はバリーの若い頃の愛称“ダッチ”を使って彼に沈んだ声で語り始める。実は、この伯爵夫人こそがあの大スター、フェドーラの真の姿であり、自殺したのは彼女の実の娘だったのだ。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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