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作品情報

氷壁の女

◇基本データ

タイトル氷壁の女

原題Five Days One Summer

公開年1983年

製作国アメリカ

配給ワーナー映画配給

◇スタッフ

監督 フレッド・ジンネマン (Fred Zinnemann)  

製作 フレッド・ジンネマン (Fred Zinnemann)  

製作総指揮 ピーター・ビール (Peter Beale)  

脚本 マイケル・オースティン (Michael Austin)  

撮影 ジュゼッペ・ロトゥンノ (Giuseppe Rotunno)  

特殊メイク Georges Frost (Georges Frost)   Peter Robb King (Peter Robb King)  

音楽 エルマー・バーンスタイン (Elmer Bernstein)  

美術 ウィリー・ホルト (Willy Holt)  

編集 スチュワート・ベアード (Stuart Baird)  

スクリプター Kay Boyle (Kay Boyle)   Norman Dyhrenfurth (Norman Dyhrenfurth)  

字幕 岡枝慎二 (Shinji Okaeda)  

◇キャスト

俳優名役名

ショーン・コネリー (Sean Connery)Douglas

ベッツィ・ブラントリー (Betsy Brantley)Kate

ランベール・ウィルソン (Lambert Wilson)Johann

ジェニファー・ヒラリー (Jennifer Hilary)Sarah

イザベル・ディーン (Isabel Dean)Kate's Mother

Gerald Buhr (Gerald Buhr)Brendel

アンナ・マッシー (Anna Massey)Jennifer

Sheila Reid (Sheila Reid)Gillian

ジョルジュ・クライス (Georges Claisse)Dieter

Terry Kingley (Terry Kingley)Georg

Emilie Lihou (Emilie Lihou)Old Woman

◇解説

アルプス登山にやってきたイギリス人男女と、スイス人ガイド、この三人がいっしょに過した五日間を描くドラマ。製作・監督は「ジュリア」のフレッド・ジンネマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはピーター・ビール。ジンネマンが50年に読んで以来、映画化を希望していたケイ・ボイルの掌編『メイドン、メイドン』の一部を基にしてマイケル・オースティンが脚色。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はエルマー・バーンスタイン、第二班監督及び登山に関するテクニカル・アドバイザーをノーマン・ディーレンハースが担当している。出演はショーン・コネリー、ベッツィ・ブラントリー、ランベール・ウィルソン、ジェニファー・ヒラリーなど。日本版字幕は岡枝慎二。テクニカラー、ビスタサイズ。1983年作品。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1932年。夜汽車の寝棚から若い女が降り、コンパートメントを出て窓辺に立ち外を眺めている。汽車はアルプスの山間の小さな駅につき、若い女と50がらみの男が下車する。2人は馬車に揺られて、ホテルに向かう。テラスではアレキサンダー・ラグタイム・バンドに合わせて、客が踊っている。ホテルの主人ブレンデル(G・ブュール)が「メレディス先生ですか」と問う。ダグラス・メレディス(ショーン・コネリー)は中に入ろうとするが、ケイト(ベッツィ・ブラントリー)にねだられて、一緒に踊る。部屋につくと、2人は抱きあう。「幸せ?」と問うダグラスに、「たった今は」と答えるケイト。食堂でイギリス人のピアス姉妹が話しかけるが、彼の妻というのが、20代の若い女と知り驚く。ガイドのヨハン(ランベール・ウィルンン)がやって来て、明日の登山の打ち合わせをする。部屋でもの思いにふけるケイト。彼女は回想する。グラスゴウの造船所で設計の仕事をしていたケイト。叔父のダグラスがインドから10年ぶりにもどって来る。彼に妻のセーラ(ジェニファー・ヒラリー)を紹介されて、身体がこわばるケイト。実は彼女は昔からダグラスに憧れていたのだ。翌日、ダグラスとケイトは、ヨハンと一緒にちょっとした山に挑戦。雷雨となり逃げ込んだ岩壁の下で、ケイトはグラスゴウでのことを思い出す。セーラの留守中に2人は肉体関係を持った。3日目の早朝4時にホテルを出た3人は、白く輝く雪原をクレバスに沿って歩いてゆく。ヨハン、ケイトがクレバスをジャンプして越すが、ダグラスは跳躍に失敗してスリップ。ヨハンにひっぱりあげられるが、ピッケルを落としてしまう。ヨハンがピッケルを探しにゆき、途中で氷に埋まっていた人間を発見。ヨハンは村にもどり、男たちと老女をつれてくる。死体は40年ほど前に、婚礼の前日に行方不明になった男で、老女マリアは彼の花嫁になる女性であったという。夕方、ホテル近くで、ケイトはヨハンに「私はダグラスの妻ではない」と告げる。4日目の朝、ヨハンが部屋まで来て、ダグラスとケイトのベッドを見る。責めるようなヨハンの眼に、ケイトは挑むかの如くドアを大きく開ける。3人は山小屋につく。フランス人学生3人がいて、若いケイトに早速モーションをかけるが、人妻と知るとがっかりしてしまう。夜、女性用のベッドにしのんで来るダグラス。ヨハンはそっと小屋を出、ケイトも同じように外へ。早朝3時48分。ヨハンとダグラスは山に登り、ケイトは山小屋に残る。山頂で、ヨハンはダグラスに「貴方はケイトさんを幸せにできない」と言い、それを聞いたダグラスはヨハンと揉み合う。やがて、2人は厳しい処女峰を降りてゆく。途中で落石が始まり、1人がその岩に当って落下する。小屋にいたケイトは、1人しかもどってこないという声を聞いて、雪原へ。向こうから歩いてくるのはダグラスだった。葬儀が行なわれ、査問会で足留めされるダグラスが「待っててくれるかい?」と問うと、ケイトは首を振り去ってゆく。(1時間48分)

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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