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作品情報

白昼の幻想

◇基本データ

タイトル白昼の幻想

原題The Trip

公開年1968年

製作国アメリカ

配給東和配給

◇スタッフ

監督 ロジャー・コーマン (Roger Corman)  

製作 ロジャー・コーマン (Roger Corman)  

脚本 ジャック・ニコルソン (Jack Nicholson)  

撮影 アーチ・R・ダルゼル (Arch R. Dalzell)  

音楽演奏 アメリカン・ミュージック・バンド (American Music Band)  

衣装(デザイン) リチャード・ブルーノ (Richard Bruno)  

スクリプター ディック・バーン (Dick Burn)   Karl Brainard (Karl Brainard)  

◇キャスト

俳優名役名

ピーター・フォンダ (Peter Fonda)Paul

スーザン・ストラスバーグ (Susan Strasberg)Sally

ブルース・ダーン (Bruce Dern)John

デニス・ホッパー (Dennis Hopper)Max

サリ・サッチス (Salli Sachse)Glenn

Barbara Morris (Barbara Morris)Flo

◇解説

ジャック・ニコルソンの脚本を「マシンガン・シティ」のロジャー・コーマンが製作・監督した作品でLSDを服用した1人の青年が体験する“幻想の旅”をスクリーンに再現したもの。撮影はアーチ・R・ダルゼルで特殊モンタージュや特殊レンズ、オプティカル処理などを駆使し、妖しく美しい幻想の数々を映像化している。音楽はアメリカン・ミュージック・バンドの演奏。衣裳はリチャード・ブルーノ、特殊セットをディック・バーンとカール・ブレイナードが担当。出演はピーター・フォンダ、スーザン・ストラスバーグ、ブルース・ダーン、デニス・ホッパー、サリ・サッチスほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ポール(ピーター・フォンダ)はCM映画のディレクター。時代の最先端をいく職業だが、それだけに日夜、新鮮なアイディアが要求される。仕事上の圧迫感に加えて、妻サリー(スーザン・ストラスバーグ)は離婚を望んでいた。これら日常の不安を解決するため、ポールは、居ながらにして幻覚の世界に遊べるというLSDの服用を試みようとした。幻想の旅“トリップ”に出れば、もう一度、自分を取り戻せるかもしれない……。サイケデリック・クラブに出かけ、そこのリーダーで友人のジョンからLSDのカプセルをもらい服用した。そしてトリップが始まった。そこは海岸だった。青い海、白い波。岩から岩へと走りまわるボール。サリーがいた。ためらうことなく抱きしめると、いつしかサリーは金髪のヒッピー娘、グレンに変身していた。それから、どのくらい時間が経ったろう……。彼は馬に乗った黒衣の人間に追われ、古い館に逃げ込んだ。異様な儀式。ポールを埋葬している!まわりには無数のブラウン管。ポールが作ったCMを流し、サリーがほかの男に抱かれている。“ウソ八百のコマーシャル。サリーを愛してはいなかった”という声が聞こえる。ふと気がつくとジョンの部屋にいる。トリップは終わったのかな?と思った。だが次の瞬間、ジョンが倒れている。自分が殺したんだ--ポールは外に飛び出した。どこをどうさまよい歩いたのか、ポールはセルフ・サービスの洗濯場へやって来た。サリーがいる。機械を止め、洗濯物をつかみ出すポールに“警察を呼ぶわよ!”とサリーが叫ぶ。そこも逃げだし、再びサイケデリック・クラブに行った。そこでジョンは生きている、と知らされた。トリップが終わったあとも、ポールは幻覚状態だったのだろう。再度、街へさまよいでた。そして金髪娘グレンに会い、彼女の家へ。夢幻のような快楽の一夜が明け、さわやかな潮風を胸いっぱいに吸い込んだ時、ポールは完全にトリップが終わったことを知った。自分自身を取り戻したかどうか、また、あらゆる不安や焦燥から開放されたかどうかは、分からなかったけども……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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