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作品情報

トロイアの女

◇基本データ

タイトルトロイアの女

原題The Trojan Women

公開年1977年

製作国アメリカ

配給インターナショナル・プロモーション配給

◇スタッフ

監督 マイケル・カコヤニス (Michael Cacoyannis)  

製作 エニス・ノーラ (Anis Nohra)   マイケル・カコヤニス (Michael Cacoyannis)  

原作 エウリピデス (Euripides)  

脚本 マイケル・カコヤニス (Michael Cacoyannis)  

撮影 アルフィオ・コンティーニ (Alfio Contini)  

音楽 ミキス・テオドラキス (Mikis Theodorakis)  

美術 Nicholas Georgiadis (Nicholas Georgiadis)   A. Josef Snaftel Production (A. Josef Snaftel Production)  

字幕 清水俊二 (Shunji Shimizu)  

◇キャスト

俳優名役名

キャサリン・ヘップバーン (Katharine Hepburn)Hecuda

ヴァネッサ・レッドグレイヴ (Vanessa Redgrave)Andromache

ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド (Genevieve Bujold)Cassandra

イレーネ・パパス (Irene Papas)Helen

パトリック・マギー (Patrick Magee)Menelaus

ブライアン・ブレスド (Brian Blessed)Talthybius

◇解説

ソフォクレス、アイスキュロスと並ぶ古代ギリシャ三大悲劇作家の1人エウリピデスの「トロイアの女」の映画化。製作はエニス・ノーラ、製作・監督・脚本は「その男ゾルバ」のマイケル・カコヤニス、撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽はミキス・テオドラキスが各々担当。出演はキャサリン・ヘップバーン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジュヌビエーブ・ビュジョルド、イレーネ・パパス、パトリック・マギー、ブライアン・ブレスドなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

紀元前、ギリシャとの10年に渡る苛酷な戦争の末、トロイはスパルタ王メネラウス(パトリック・マギー)の軍門に下り、軍の略奪と暴虐は陰惨をきほ極め、街は老女だけが残った廃墟と化した。トロイの王妃ヘカベ(キャサリン・ヘップバーン)の運命も他のトロイの女達と同様で、残った女達はヘカベの許に集まった。彼女達には、ヘカベとその娘カッサンドラ(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)の生存が、せめての救いだった。が、ギリシャ軍の使者タルキイビウス(ブライアン・ブレスド)が現われ、予言者として噂の高いカッサンドラをギリシャに連行すると言う。ヘカベ達は尋問にも屈せず、カッサンドラの隠れ家を知らせまいとした。けれど不運にも隠れていた神殿から一筋の煙が上り、カッサンドラは見つかってしまった。激しく抵抗するカッサンドラにとって、父や兄を奪ったギリシャに召されるのは耐えられない。泣き叫び、連れ去られて行くカッサンドラを見送るヘカベ。悲運はまだ続く。ヘカベの息子でトロイ一の勇者ヘクトルの未亡人アンドロマケ(ヴァネッサ・レッドグレイブ)と遺児アスティアナスも連行され、まだ幼いアスティアナスを殺せとの命令が下った。娘ばかりか孫までも。ヘカベ、アンドロマケ達の悲憤は狂わんばかり、必死に抵抗する彼女達。だが、アスティアナスは城壁に、アンドロマケは海岸のギリシャ軍にそれぞれ連れ去られて行った。何故?ヘカベ達の怒りは頂点に達した。そのにくしみの目はこのギリシャ軍の兵舎に居るこの戦いの因、ヘレネ(イレーネ・パパス)に向けられた。ヘレネはメネラウスの后でありながら、トロイ王プリアムの息子、パリスと駆落したあげく今再びメネラウスの処に帰ろうといる。ヘカベはヘレネを殺すよう、メネラウスに詰め寄るが、無駄だった。メネラウスはヘレネの魅力を忘れられず、2人は去って行く。そして、宵闇迫る頃、ヘカベの許にアスティアナスの遺体が運ばれ、今はもう泣く涙も枯れたヘカベ達は静かに遺体を葬るだけだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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