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作品情報

年上の女

◇基本データ

タイトル年上の女

原題Moment by Moment

公開年不明

製作国アメリカ

配給ユニヴァーサル映画=CIC配給

◇スタッフ

監督 ジェーン・ワグナー (Jane Wagner)  

製作 ロバート・スティグウッド (Robert Stigwood)  

製作総指揮 ケヴィン・マコーミック (Kevin McCormick)  

脚本 ジェーン・ワグナー (Jane Wagner)  

撮影 フィリップ・ラスロップ (Philip Lathrop)  

音楽 リー・ホールドリッジ (Lee Holdridge)  

美術 ハリー・ホーナー (Harry Horner)  

字幕 金田文夫 (Fumio Kaneda)  

◇キャスト

俳優名役名

リリー・トムリン (Lily Tomlin)Trisha

ジョン・トラヴォルタ (John Travolta)Strip

アンドラ・エイカーズ (Andra Akers)Naomi

バート・クレイマー (Bert Kramer)Stu

シェリー・R・ボーナス (Shelley R. Bonus)Peg

デブラ・フューアー (Debra Feuer)Stacie

ジェームズ・ルイジ (James Luisi)Dan_Santini

◇解説

夫の浮気に悩む中年の人妻と、ふと出会った町の若者との愛を描く。エグゼクティブ・プロデューサーはケヴィン・マコーミック、製作はロバート・スティグウッド、監督・脚本はジェーン・ワグナー、撮影はフィリップ・ラスロッブ、音楽はリー・ホールドリッジ、製作デザインはハリー・ホーナーが各々担当。出演はリリー・トムリン、ジョン・トラヴォルタ、アンドラ・エイカーズ、バート・クレイマー、シェリー・R・ボーナス、デブラ・フューアー、ジェームズ・ルイジなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ビバリー・ヒルズに邸を持つ羽振りのよい不動産業者ステュ(バート・クレイマー)の妻トリーシャ(リリー・トムリン)は1人息子を寄宿学校にあずけ、ありあまる暇と金をもてあましていた。ある日、トリーシャは、睡眠薬を買いにドラッグストアに入り、そこで薬剤師と押し問答を始めてしまう。医師の処方箋を持たない者に薬は売れないれと薬剤師が主張したのだ。と、そこへ、この店で働いている友人を訪ねてきたという町の若者、ストリッブ(ジョン・トラヴォルタ)がわりこんできた。苛立ったトリーシャは、その店を出ていった。友達が店の品物に手をつけて、警察に引っぱられていったことを知らされたストリップは、ショックを受け、外へ出ると、目の前を歩いていくトリーシャの姿が目に入った。ストリップにとって、トリーシャは初対面の人ではなく、以前に海岸でアルバイトしていた時に会ったことがあった。そのことを話しかけると、トリーシャの方は全然覚えておらず、そんなおしゃべりなど、今のトリーシャにはわずらわしいものだった。彼女は、今、若い女ステイシー(デブラ・フューアー)と浮気していた夫との破局のことで頭がいっばいだった。それで、睡眠不足になり、薬を必要としたのだった。彼女はストリップを軽くあしらうと海岸に向けて走り去った。しかし、驚いたことにストリップは海岸の彼女の別荘にまで姿を現し、プレゼントだといって睡眠薬の小ビンを手渡した。1人になりたかったトリーシャは、この青年を冷たくあしらい、遂にはきつい言葉をあびせた。さすがのストリップも深く傷つき、そして走り去った。翌日、ドライブに出かけたトリーシャは、途中でエンコした車と格闘しているストリップを見つけ、彼に対する昨夜の態度を悔やみ昼食をさそった。うちとけた2人の食事が済んだ後、ストリップは拘置所に入っていた友人に会うために町に帰っていった。1人になったトリーシャは、女友達のナオミ(アンドラ・エイカーズ)からの電話で、ステュの浮気の相手ステイシーが今は別の男とつき合っていることを知る。数日たったある夜、トリーシャのもとを訪れたストリップは、酒に酔い、友人が死んだとすすり泣いた。ヤクの組織に殺されたというのだ。友を失い落胆したストリッブの姿にトリーシャの心はうずき、その夜、2人は、同じ長椅子で眠った。翌日から、2人の情熱に満ちた生活がはじまった。海辺のレストランでの食事、波の音を聞きながら静かに過ごす夜。14歳で家を出て、孤独な青春を過ごしてきたストリップにとって、初めての安らぎだ時だった。だが、それもちょっとした間違いでもろくも崩れた。ストリップが買出しに行っている間にやってきたナオミが、おしゃべりを始めたところに、ストリップが袋をかかえて帰ってきた。トリーシャは混乱のあまり、彼を配達人のごとく扱い、小銭をさしだした。ストリップの怒りは大きく荷物を置くと家を出て行った。トリーシャは、すぐに自分の犯した過ちの大きさを悟り、ナオミにすべてを打ち合けて、ストリップの後を追った。夜中、彼を見つけることができず絶望して帰ったトリーシャの前にストリップが現われた。彼は手帳を取りにきたのだ。トリーシャは自分を恥じ、一途に愛していることを訴えた。ストリップはもう怒ってはいなかった。数日後、トリーシャは公然とストリップを伴い、友人の写真展に出かけ、案の定、人々の視線を集めた。だが、会場で、友人を死に追いやった組織のボス、ダン(ジェームズ・ルイジ)を見かけたストリッブは、トリーシャを置き去りにして会場をとび出していった。ナオミと共に家に帰ったトリーシャは、ストリップとの関係が長続きするとは思っていないと涙ぐむが、物かげで彼女の話しを聞いているストリップには気がつかなかった。翌日、イヤな世の中だと書かれたメモを見つけたトリーシャは、車にとび乗ってストリップのメモを頼りに死んだ彼の友人の家に向かった。以前から、ストリップが友だちの両親に会いたがっていた事から直感したのだ。それは当っていた。ストリップに会えたトリーシャは、そこで彼に紙きれを手渡した。そこには、彼の誕生日を祝う言葉が書かれてあった。その日はストリップの誕生の日だった。2人はいつまでも見つめあった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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