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作品情報

アルトナ

◇基本データ

タイトルアルトナ

原題The Condemned of Altona

公開年1966年

製作国アメリカ

配給20世紀フォックス配給

◇スタッフ

監督 ヴィットリオ・デ・シーカ (Vittorio De Sica)  

製作 カルロ・ポンティ (Carlo Ponti)  

原作戯曲 ジャン・ポール・サルトル (Jean Paul Sartre)  

脚色 アビー・マン (Abby Mann)  

台詞 アビー・マン (Abby Mann)  

撮影 ロベルト・ジェラルディ (Roberto Gerardi)  

音楽 ディミトリ・ショスタコヴィッチ (Dimitri Shostakovitch)  

◇キャスト

俳優名役名

ソフィア・ローレン (Sophia Loren)Johanna

マクシミリアン・シェル (Maximilian Schell)Franrtz

フレドリック・マーチ (Fredric March)Gerlach

ロバート・ワグナー (Robert Wagner)Welner

フランソワーズ・プレヴォー (Francoise Prevost)Leni

Alfrredo Franchi (Alfrredo Franchi)Grounds-Keeper

Lucia Pelella (Lucia Pelella)Wife_of_Grounds_Keeper

Roberto Massa (Roberto Massa)Driver

Antonia Cianci (Antonia Cianci)Maid

カルロ・アントニーニ (Carlo Antonini)Police_Official

Armando Sifo (Armando Sifo)Policeman

Aldo Pecchioli (Aldo Pecchioli)Cook

◇解説

フランスの実存主義者ジャン=ポール・サルトルの舞台劇『アルトナの幽閉者』を「ニュールンベルグ裁判」のアビー・マンが脚色、「自転車泥棒」、「ふたりの女」のヴィットリオ・デ・シーカが監督した極限まで人間性を追求した心理ドラマ。主演は「ふたりの女」のソフィア・ローレン、「ニュールンベルグ裁判」のマクシミリアン・シェル、フレドリック・マーチ、ロバート・ワグナー、フランソワーズ・プレヴォーが脇を固めている。製作はソフィア・ローレンの夫で「ふたりの女」のカルロ・ポンティ。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

戦後、急速に復興し、繁栄するドイツ。戦前戦後を通じドイツ造船界を支配するゲルラック(フレドリック・マーチ)は、医師に喉頭ガンで余命いくばくもないと宣告された。そこで、自分の後継者にと2男の弁護士ベルナー(ロバート・ワグナー)を、アルトナの自邸へ呼び寄せた。ベルナーは妻で女優のヨハンナ(ソフィア・ローレン)を伴い父親を訪ねたが、何故か父親の申し出を断る。アルトナでの最初の夜、ヨハンナは邸の中のどこからか聞こえてくる異様な物音に目を覚まされた。物音の主は意外にも、夫からずっと以前に死亡したと聞かされていた長兄のフランツ(マクシミリアン・シェル)だった。ヨハンナがフランツの部屋でみたものは、くたびれたナチ将校の軍服に身を固めたフランツと、ヒトラーを始めナチの写真や絵で埋った乱脈極まりない装飾であった。そんなフランツを、妹のレニー(フランソワーズ・プレヴォー)が甲斐がいしく世話していた。フランツに異常な興味を覚えたヨハンナは、毎夜強引に彼の部屋に入りこみ接近するのだった。次第に彼の秘密が解けていく。戦時中、ゲルラック邸がナチの捕虜収容所になっていたことや、フランツが保護しようとかくまったユダヤ人僧侶を父親がナチに手渡してしまい、それ以来フランツの頭がおかしくなったこと。ヨハンナの温かい励ましに、フランツは正気をとり戻していく。そしてベルナー夫妻がアルトナを去る日が訪れた。ベルナーが次期社長を受け継いだからだ。最後の夜、フランツはヨハンナに彼が犯した罪の告白をした。それは2人のロシア人を助けるため、部下の500人を犠牲にしてしまったというのだった。これに対してレニーは手厳しく彼を責めたてた。フランツは耐え切れずに、戦争中幾度も人を拷問にかけ情容赦もなくそれらの人々を殺したことを告白した。・・・心の晴れやらぬフランツはゲルラックに伴われ、造船所へ出かける。父はフランツに、すべては悲観するにあたらぬ、フランツが行ったことも、ゲルラックが築いた力も、すべては今日のドイツの繁栄をもたらすための方便であったのだ、と説いた。ここにおいて、フランツは初めて自分と父親が犯した罪の深いことを知り、造船場の高い足場から父親を道連れに、飛び降りて自殺した。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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