ヘッダーの始まり

グローバルナビゲーションの始まり
ホームニュース特集インタビュー動画コラムレビューランキングフォトギャラリーピックアップ
最新映画情報V ブログ教えて!エンタ業界転職情報フロムジャパンV プラスメールマガジンプレゼント映画データベース
パンくず式ナビゲーション

映画データベース検索

  ヘルプ

作品情報

◇基本データ

タイトル

原題Rain

公開年不明

製作国アメリカ

配給ユナイテッド・アーチスツ支社

◇スタッフ

監督 ルイス・マイルストーン (Lewis Milestone)  

製作総指揮 ジョセフ・M・シェンク (Joseph M. Schenck)  

原作 W・サマセット・モーム (W. Somerset Maugham)  

脚色 マックスウェル・アンダーソン (Maxwell Anderson)  

撮影 オリヴァー・T・マーシュ (Oliver T. Marsh)  

音楽 アルフレッド・ニューマン (Alfred Newman)  

美術 リチャード・デイ (Richard Day)  

編集 ダンカン・マンスフィールド (Duncan Mansfield)  

◇キャスト

俳優名役名

ジョーン・クロフォード (Joan Crawford)Sadie_Thompson

ウォルター・ヒューストン (Walter Huston)Alfred_Davidson

ウィリアム・ガーガン (William Gargan)Sergeant_O'Hara

ガイ・キッビー (Guy Kibbee)Joe_Horn

ウォルター・カトレット (Walter Catlett)Quartermaster_Bates

ビューラ・ボンディ (Beulah Bondi)Mrs._Davidson

マット・ムーア (Matt Moore)Dr._Macphail

ケンドル・リー (Kendall Lee)Mrs._Macphail

ベン・ヘンドリックス (Ben Hendricks)Griggs

フレッド・ハワード (Fred Howard)Hodgson

◇解説

「蜃気楼の女」「令嬢殺人事件」主演のジョーン・クローフォードをMGMから借 りて「犯罪都市(1931)」「西部戦線異状なし」のルイス・マイルストーンが監督製作した映画で、W・サマセット・モームの小説に基いてジョン・コルトンとC・ランドルフが合作した有名な舞台劇を映画化したもの。脚色には「西部戦線異状なし」のマクスウェル・アンダーソンが当たり、キャメラは「令嬢殺人事件」「蜃気楼の女」のオリヴァー・マーシュが担任した。クロフォード嬢を助けて「狂乱のアメリカ」「北海の漁火」のウォルター・ヒューストンを始め、「百米恋愛自由型」のウィリアム・ガーガン、「ルンペン紳士」「拳闘のキャグネー」のガイ・キッビー、「犯罪都市(1931)」のマット・ムーア及びウォルター・カトレット、「街の風景」のビューラー・ボンディ、ケンドル・リーが出演。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

またしても雨である。降って降ってこの世の終わりまで降り続く雨の下に、南海パ ゴパゴ島の土はいつも濡れて土地は泥沼、人の心は重苦しく打ちひしがれている。どうかして、その雨が降りやむ瞬間があるのだが、それは次の雨への休息の、ほんの僅かな時間に過ぎない。サディ・トンプスンは、とうとうこんな島まで来てしまった。生まれたのはカンサスだった。サンフランシスコへ行って働いていたのに、あられもない罪名を着せられて、逃げてホノルルへ行った。やがて彼女はイヴェイリの女にまでなり下がった。人に後指をさされる魔窟の女。一目見て、それとわかるしがない稼業の女。彼女は船に乗っていた、南洋アビアが彼女の落着く先だ。けれど、伝染病の発生が、船の乗客たちを、2週間パゴパゴ島に止めることにしてしまった。パゴパゴの雨の下、島にただ一軒のホテル、ジョー・ホーン爺さんの雑貨店が彼女たちのたまり場だった。サデイの他に、伝道師デヴィッドスン夫妻や、マクファイル夫婦がいた。今まで人の世から白い眼で睨まれて来たサデイは、こんな未開の土地へ来ても、堅気の人々の白い眼を避けることが出来ない。頑強な信念を持つ伝道師デイヴィッドスンは、この汚れた女の性を救ってやろうと思った。暴力に訴えても彼は女を救わなければならぬ。アメリカへ帰って、たとえ無実にせよ、犯した罪の償いを受けるがいい、その魂を救うために。最初、サデイは、こんなお説教を鼻であしらうことが出来た。昨日は昨日、今日は今日、これが彼女の生き方だ。島に駐在しているオハラ軍曹が、サデイに優しくしてくれた。孤独の彼女には、それが悦びだった、2人は恋に堕ちた。サデイの前半生がどうあろうともオハラは彼女を連れてシドニイへ逃げる、新しい生涯が、そこで始まる。デイヴィッドスンの目をかすめて、そんな準備がすすめられていた。オハラが、サデイとの交際が醜聞として伝えられ、営倉へ入れられた夜のことだった。デイヴィッドスンは、この倫落の女の前に立ちはだかった。その眼には信仰の火が燃え、その言葉は、神の使いのように敬虔だった。女の魂は打ち負かされたのである。オハラが脱走した夜、サデイはまるで別人だった。彼女は殉教者としての生活に入った。肉の悦びを棄て、サンフランシスコへ帰り、刑に服する償いの日をひたすら待つ。一緒に逃げようというオハラの言葉さえ、彼女には悪魔の囁きの如く聞こえるのだ。彼女を愛すればこそ、オハラは去って行った。サデイの魂を神よ清め給え。その夜、相変わらずの雨だ。デイヴィッドスンは、彼女の部屋の窓下にいた。原住民の打つ太鼓の音、執拗な雨の音。寝つかれぬ彼は、窓辺を歩いた。かつて救った女の安らかな寝息が聴えて来る。雨、雨。神の使徒は、1人の人間になった、野獣になった。夜が明けると、女の部屋からセントルイ・ブルースの音色が捨て鉢な調子で流れて来たのだ。たまたま訪れたオハラも、ホーン親爺が目をみはったのはいうまでもない。部屋が開いて、昔のままの姿でサデイが立っていた。イヴェイリの女としての姿だ。そして、その瞳は裏切られた憤怒に燃えている。男なんか、どいつもこいつも豚同然だ!今、しかし彼女の顔から怒りが消えた。島の人々は、伝道師の死骸が昨夜の波に打ち上げられたことを伝える。デイヴィッドスンは罪のつぐないをしたのである。朝の空は珍しく晴れていた。サディは、いつも親切だったオハラを見た。若し、彼が今でも自分を愛してくれるなら。オハラは、変らぬ愛情の手で彼女の肩を抱いた。2人は甦えった心で、シドニーでの新しい生活を明るく心に描いている。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

  ヘルプ

関連記事

関連記事はありません。

パンくず式ナビゲーション
広告エリアの始まり


フッターの始まり