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作品情報

殯の森

◇基本データ

タイトル殯の森

公開年2007年

製作国日本/フランス

配給組画

◇スタッフ

監督 河瀬直美 (カワセナオミ)  

プロデューサー 河瀬直美 (カワセナオミ)  

脚本 河瀬直美 (カワセナオミ)  

撮影 ナカノヒデオ (Hideo Nakano)  

音楽 茂野雅道 (シゲノマサミチ)  

音楽演奏 坂牧春佳   

美術 磯見俊裕 (イソミトシヒロ)  

録音 阿尾茂毅   

EP ヘンガメー・パナヒ (Hengameh Panahi)  

その他 David Vranken   

照明 井村正美   

編集監督 大重裕二 (オオシゲユウジ)  

◇キャスト

俳優名役名

うだしげき (ウダシゲキ)しげき

尾野真千子 (オノマチコ)真千子

渡辺真起子 (ワタナベマキコ)和歌子

斉藤陽一郎 (サイトウヨウイチロウ)

ますだかなこ (マスダカナコ)真子

◇解説

互いに愛する家族を失った認知症の老人と女性介護士の交流を通し、人間の生と死を厳かに見つめる人間ドラマ。監督は「沙羅双樹」の河瀬直美。出演は「萌の朱雀」の尾野真千子と、これが映画初出演となるうだしげき。2007年カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞(グランプリ)を受賞。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。そこでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフと共同生活をしている。その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が亡くなってから、ずっと彼女との日々を心の奥にしまい込んで生きてきた。そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。グループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、心を閉ざして生きていた。息子を亡くしたことがきっかけで、真千子は夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだった。ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、そうとはしらず手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。福祉士として自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、そっと励ます。次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始め、やがてしげきと心打ち解けあっていく。ある夏の日、しげきの妻の墓参りに同行する真千子だが、途中で運転する車が脱輪してしまう。真千子が助けを呼びに行く間にしげきは森に入り込み、そのまま二人は森を彷徨う。長い夜が空け、朝、しげきは妻の亡骸の眠った場所を見つけ、土を掘り起こし、そこに思い出を埋める。それは、しげきが長年つけていた何十冊もの日記帳だった。眠るしげきの傍らで、真千子は遥か上空を飛ぶヘリコプターの音を聞くのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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