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作品情報

さくらん

◇基本データ

タイトルさくらん

公開年2007年

製作国日本

配給アスミック・エース

◇スタッフ

監督 蜷川実花 (ニナガワミカ)  

製作 本藤雅浩 (モトフジマサヒロ)  

プロデューサー 宇田充 (ウダミツル)   藤田義則 (フジタヨシノリ)  

アソシエイト・プロデューサー 谷島正之 (タニシマサユキ)  

原作 安野モヨコ (アンノモヨコ)  

脚本 タナダユキ (タナダユキ)  

撮影 石坂拓郎 (イシザカタクロウ)  

音楽 椎名林檎 (シイナリンゴ)  

美術 岩城南海子 (イワキナミコ)  

編集 森下博昭 (モリシタヒロアキ)  

録音 松本昇和   

スクリプター 小泉篤美   

音響効果 小島彩   

EP 椎名保 (シイナタモツ)   山崎浩一 (ヤマサキコウイチ)   早河洋 (ハヤカワヒロシ)   五十嵐隆夫 (イガラシタカオ)   水野文英 (ミズノフミヒデ)   伏谷博之    廣瀬敏雄 (ヒロセトシオ)   石川治 (イシカワオサム)   石井晃 (イシイアキラ)  

その他 豊島雅郎 (テシママサオ)   谷島正之 (タニシマサユキ)   伊賀大介 (イガダイスケ)   杉山優子    東信 (アズママコト)   宮師雄一 (ミヤシユウイチ)  

助監督 山本透 (ヤマモトトオル)  

照明 熊谷秀夫 (クマガイヒデオ)  

ライン・プロデューサー 中林千賀子 (ナカバヤシチカコ)  

◇キャスト

俳優名役名

土屋アンナ (ツチヤアンナ)きよ葉/日暮

椎名桔平 (シイナキッペイ)倉之助

成宮寛貴 (ナリミヤヒロキ)惣次郎

木村佳乃 (キムラヨシノ)高尾

菅野美穂 (カンノミホ)粧ひ

永瀬正敏 (Masatoshi Nagase)光信

美波 (ミナミ)若菊

山本浩司 (ヤマモトヒロシ)大工

遠藤憲一 (エンドウケンイチ)坂口

小池彩夢 (コイケアヤメ)幼いきよ葉

山口愛 (ヤマグチメグミ)しげじ

小泉今日子 (コイズミキョウコ)お蘭

石橋蓮司 (イシバシレンジ)楼主

夏木マリ (ナツキマリ)女将

市川左団次 (イチカワサダンジ)ご隠居

安藤政信 (アンドウマサノブ)清次

蜷川みほ (ニナガワミホ)桃花

小栗旬 (オグリシュン)花屋

◇解説

舞台は江戸時代の吉原。八歳で遊郭に売られて来た少女が、自由を奪われ誰も頼る者のない世界で花魁にまで出世を果たし、やがて吉原を出ていくまでを艶やかな色彩で描く女の一代記。監督は写真家の蜷川実花。原作は安野モヨコの同名漫画。出演は土屋アンナ、安藤政信、菅野美穂、木村佳乃。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

満開の桜の季節に吉原の大門をくぐり、遊郭に売られて来た八歳の少女は“きよ葉”と名付けられる。門外の桜は満開なのに廓中の桜は枯れ木も同然。逃亡を図ろうとする幼いきよ葉は、店番の清次(安藤政信)に「吉原に桜が咲いたら、ここから出してやる」といさめられ、廓での生活を始めた。吉原一の高級花魁“粧ひ”(菅野美穂)のもとで修行を始めたきよ葉だったが、反抗的な彼女は全てが面白くなく何度も脱走を試みては失敗を繰り返していた。外の世界に出たところで生きて行く術など無いという現実を受け入れられないきよ葉を見兼ね、粧ひは手練手管で彼女をその気にさせ、自ら「吉原一の花魁になってやる」と言わしめる。やがて粧ひは金持ちの旦那に身請けされ、誰もが羨望する形で吉原を去って行った。月日は巡り、17歳になったきよ葉(土屋アンナ)は店の上客である“ご隠居”を初めての客としてとり、その鼻っ柱の強さと美貌で人々の好奇をあつめ、一躍売れっ子となる。商売は順調でもこの世界が嫌でしょうがないきよ葉は、一人のうぶな青年?惣次郎と心を通わせ、初めての恋に落ちる。しかし彼女に嫉妬心を燃やす店一番の売れっ子である高尾(木村佳乃)の策略にはめられ、惣次郎との恋はあっさり破局してしまった。気性の荒いきよ葉は逆上するが、恋人との情痴沙汰の末に無惨に死んでしまった高尾の姿に、惣次郎との恋が彼女の世間知らずと逃避癖がもたらした幻想でしかなかった事を悟る。高尾の後を継ぎ、晴れて花魁となり商売に身を入れ始めたきよ葉。清次に支えられ、彼女の名声はやがて吉原一と噂されるまでに至っていた。そんな折、由緒正しい武家の家柄である倉之助(椎名桔平)が噂を聞きつけて店を訪ねてきた。悪気も無く金の援助を申し出た倉之助だったが、きよ葉は金で女を釣ろうとするとは気に入らぬと彼を追い返してしまう。翌日、再びきよ葉を訪ね、頭を垂れて無礼を詫びた倉之助。きよ葉もまた、素直に自分の非を認め、以降彼は一番の馴染み客となった。そして或る晩、倉之助はきよ葉を正式に妻として迎えたいと申し出る。しかし、きよ葉は誰の子かも分からぬ子を身籠っている事を告げ、その申し出を断ってしまう。倉之助はそれをも受け入れると真心を示し、きよ葉の身請けが決まる。着々と輿入の準備が進む中、きよ葉にとって最初の客であった“ご隠居”が最後の客としてやって来た。一人前の顔をして世を儚むきよ葉に、彼は「お前はなんにもわかっちゃいない」と言い残し、きよ葉の胸の中で大往生してしまう…。そしていよいよ輿入を控えた朝、きよ葉は廓内の枯れ木に一輪の桜が咲いているのを見つけ、ずっと自分のそばにいて見守ってくれていたのが清次であった事を悟る。約束通りここから出してくれと清次に申し出たきよ葉。輿入の準備が進む中、二人は人知れず吉原を抜け出し、外の世界に連れ立って行くのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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