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作品情報

シッコ

◇基本データ

タイトルシッコ

原題SICKO

公開年2007年

製作国アメリカ

配給ギャガ・コミュニケーションズ=博報堂DYメディアパートナーズ

◇スタッフ

監督 マイケル・ムーア (Michael Moore)  

製作 マイケル・ムーア (Michael Moore)   メガン・オハラ (Meghan O'Hara)  

プロデューサー アン・ムーア (Anne Moore)   リーヤ・ヤング (Rehya Young)  

脚本 マイケル・ムーア (Michael Moore)  

音楽 エリン・オハラ (Erin O'Hara)  

編集 ダン・スウィエトリク (Dan Swietlik)   ジェフリー・リッチマン (Geoffrey Richman)   クリストファー・スワード (Christopher Seward)  

EP キャスリーン・グリン (Kathreen Glynn)   ボブ・ワインスタイン (Bob Weinstein)   ハーヴェイ・ワインスタイン (Harvey Weinstein)  

ライン・プロデューサー ジェニファー・レイサム (Jennifer Latham)  

◇キャスト

俳優名役名

マイケル・ムーア (Michael Moore)Himself

◇解説

「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などで知られるドキュメンタリー作家マイケル・ムーアが、アメリカの医療保険問題を題材にした社会派ドキュメンタリー。怪我や病気に苦しみながら充分な治療を受けられない人々に取材するとともに、先進国で唯一、国民健康保険制度のないアメリカの医療制度に疑問を投げかける。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

アメリカには保険に加入しない市民が4700万人も存在する。WHO(世界保健機構)の調査ランキングで、アメリカの健康保険充実度は37位。映画監督マイケル・ムーアは、アメリカの健康保険制度が悪化していった事情を振り返る。その背景には、利益率アップを目標にする民間保険会社、そして彼らから高額の献金を受け取る政治家たちの姿がある。更に彼らは、公的医療保険制度の導入は社会主義への第一歩だと恐怖を煽り、現在の制度がベストであることを国民に刷り込んだ。保険会社は、自分たちに有利な法律が通るように政治家に大金を注ぎ込む。彼らの「目的」を果たし、都合のいい法律を通した政治家は、保険会社のトップに天下りをして年収2億円以上を稼いでいる。こうして一部の政治家と保険会社のトップが儲かるために、毎日のように一般人は命を落としていく。ムーアはカナダ、イギリス、フランスを訪ね、それぞれの事情を探る。これらの国々では、医療は基本的に国が運営する保険でカバーされ、医師たちは保険にしばられることなく患者の健康のために仕事をこなしている。最後にムーアは、9.11で救命作業のために、健康が損ねられた救命員たちをキューバに連れて行く。なぜなら、キューバ南に位置するグアンタナモ海軍米基地ではアメリカで唯一の無償治療が受けられ、そこに収監されているアルカイダの一味はその恩恵に授かっているからだ。「9.11の英雄に容疑者たちと同じ治療を受けさせてくれ!」と基地に向かいムーアは叫ぶが、返事はない。ムーアは病人である彼らを“敵国”キューバの病院へ連れて行く。すると、そこの医者たちは無償で治療を施してくれた。ムーアは警鐘を鳴らす。利益を第一とする保険会社がすべてを牛耳るアメリカの医療システムはおかしい。だが、一般市民たちは何をすればいいのか。まずは、発想、生きる姿勢から考え始めてみようと、ムーアは観客に呼びかける。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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