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作品情報

酔いどれ詩人になる前に

◇基本データ

タイトル酔いどれ詩人になる前に

原題FACTOTUM

公開年2007年

製作国アメリカ=ノルウェー

配給バップ=ロングライド

◇スタッフ

監督 ベント・ハーメル (Bent Hamer)  

製作 ベント・ハーメル (Bent Hamer)   ジム・スターク (Jim Stark)  

アソシエイト・プロデューサー ライナー・モッカート (Rainer Mockert)   カール・バウムゲルトナー (Karl Baumgartner)  

原作 チャールズ・ブコウスキー (Charles Bukowski)  

脚本 ベント・ハーメル (Bent Hamer)   ジム・スターク (Jim Stark)  

音楽 クリスティン・アスビョルセン (Kristin Asbjornsen)   トルド・グスタフセン (Tord Gustavsen)   ブラームス (Brahms)  

編集 パル・ジェンゲンバッハ (Pal Gengenbach)  

衣装(デザイン) テラ・ダンカン (Tere Duncan)  

録音 ペッター・フラドビー (Petter Fladeby)   ジョン・L・シムズ・Jr. (John L. Sims Jr.)  

EP クリスティン・クネワ・ウォーカー (Christine Kunewa Walker)  

字幕 石田泰子 (Yasuko Ishida)  

その他 シェリー・エインスワース (Shelli Ainsworth)   パトリシア・リーガン (Patricia Regan)  

プロダクション・デザイン イヴ・コーリー・ターナー (Eve Caury Turner)  

撮影監督 ジョン・クリスティアン・ローゼンルンド (John Christian Rosenlund)  

◇キャスト

俳優名役名

マット・ディロン (Matt Dillon)Henry Chinaski

リリ・テイラー (Lili Taylor)Jan

ディディエ・フラマン (Didier Flamand)Pierre

フィッシャー・スティーヴンス (Fisher Stevens)Manny

エイドリアン・シェリー (Adrienne Shelly)Jerry

カレン・ヤング (Karen Young)Grace

マリサ・トメイ (Marisa Tomei)Laura

◇解説

職も金もないその日暮しの酔っ払いで孤独を抱えるが、詩人であり続ける男を描いたチャールズ・ブコウスキーの自伝的小説を「キッチン・ストーリー」のベント・ハーメル監督が映画化。出演は「クラッシュ」のマット・ディロン、「カーサ・エスペランサ~赤ちゃんたちの家~」のリリ・タイラー、「アルフィー」のマリサ・トメイほか。2005年コペンハーゲン国際映画祭最優秀監督賞、ゴールデンスワン賞(主演女優賞)を受賞。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

アメリカの田舎町。ヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は、仕事中に酒を飲んでまたクビになった。彼は言葉を何よりも愛する“自称”詩人で、いつか“作家”になるかもしれない飲んだくれ。住む家も金もなく、様々な職に就くがどれも長く続かない。原稿を出版社に送っても一向に相手にされない。それでも、作品の価値を最後に決めるのは作家自身だと信じ、今日も原稿をポストに送り込む。ある日、いつものようにバーで飲んでいたら、ジャン(リリ・テイラー)という女に会う。チナスキーは酒をおごって、三日後にジャンの家に転がり込んだ。明日のことなんて何一つ見えない、酒とセックスだけの日々。そのうち、人に愛は要らないと言い、行かないよう懇願するジャンを振り切り、チナスキーは彼女の家を出た。チナスキーはバーで会った新しい女(マリサ・トメイ)の家に行った。女にはオペラ作家のパトロンがいた。そこには何人か女がいて、彼らはチナスキーを歓迎。つかの間の仲間ができたが、パトロンは死に、チナスキーは女と別れた。両親の家に行くも、働かず酒ばかり飲むチナスキーに両親はあまりにも冷ややかだった。チナスキーはジャンを探して昔なじみのバーを彷徨う。ようやく探し出したジャンは、ホテルのメイドをしていた。チナスキーが愛していると言うと、ジャンは、バカね、と答える。二人はまた一緒に暮らし始めたが、ジャンは何日も帰ってこないことがあり、チナスキーは毛じらみをうつされ、採用されてもその日のうちにクビになるなど、何もかもうまくいかない。ジャンは出て行った。チナスキーだってひとりは寂しいし、失うことに慣れたわけではない。しかし、どんなにみじめで冴えない日々でも、いつだって太陽は毎日昇る。チナスキーには言葉がある。それはろくでなしのチナスキーをほのかに照らすたったひとつの優しいひかりであり、彼に少しでも希望と温もりを与えてくれるのかもしれない。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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