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作品情報

街のあかり

◇基本データ

タイトル街のあかり

原題LAITAKAUPUNGIN VALOT/LIGHTS IN THE DUSK/LICHTER DER VORSTADT/LES LUMIERES DU FAUBOURG

公開年2007年

製作国フィンランド

配給ユーロスペース

◇スタッフ

監督 アキ・カウリスマキ (Aki Kaurismaki)  

製作 アキ・カウリスマキ (Aki Kaurismaki)  

脚本 アキ・カウリスマキ (Aki Kaurismaki)  

撮影 ティモ・サルミネン (Timo Salminen)  

美術 マルック・ペティレ (Markku Patila)  

編集 アキ・カウリスマキ (Aki Kaurismaki)  

衣装(デザイン) オウティ・ハルユパタナ (Outi Harjupatana)  

録音 ヨウコ・ルッメ (Youko Lumme)   テロ・マルンベリ (Tero Malmberg)  

字幕 石田泰子 (Yasuko Ishida)  

その他 ナジャ・デルコス (Nadja Delcos)  

助監督 ナジャ・デルコス (Nadja Delcos)  

照明 オリ・ヴァリア (Olli Varja)  

◇キャスト

俳優名役名

ヤンネ・ヒューティライネン (Janne Hyytiainen)Koistinen

マリア・ヤンヴェンヘルミ (Maria Jarvenhelmi)Mirja

イルッカ・コイヴラ (Ilkka Koivula)Lindholm

マリア・ヘイスカネン (Maria Heiskanen)Aila

ヨーナス・タポラ (Joonas Tapola)Poika

ペルッティ・スヴェホルム (Pertti Wilska)Syyttaja

メルローズ (Melrose)

カティ・オウティネン (Kati Outinen)Puolustusasianajaja

パユ (Paju)Paju

◇解説

「浮き雲」では人間賛歌を、「過去のない男」(2002年カンヌ国際映画祭グランプリ、主演女優賞受賞)では再生のドラマを語ってきたフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ。敗者三部作の最終章で描くのは、人間性の回復。チャップリンの「街の灯」のごとく、人間の誠実さを丁寧に追いかける。主演は「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」「過去のない男」のヤンネ・フーティアイネン。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ヘルシンキ。警備会社に夜警として勤務するコイスティネン(ヤンネ・フーティアイネン)は同僚からも上司からも気に入られず、黙々と仕事をするだけの日々を送っている。影のように、彼はヘルシンキの場末で暮らしている。朝焼けが広がる空の下、コイスティネンは夜勤明けにソーセージ屋に向かう。そこではいつもアイラ(マリア・ヘイスカネン)が彼を迎える。ソーセージを丹念にグリルするアイラ。彼は誰にともなく告白する。「警備会社を起業して、奴らをツブしてやる」と。アイラはうなずく。そんなコイスティネンをパブで偶然見かけ、その性格を見抜き、付け込もうとする危険な男(イルッカ・コイヴラ)がいることを、コイスティネンはまだその頃気づいていなかった。雲がどんよりと立ち込めるある日のカフェ。休憩時間のコイスティネンに美しい女が近づいてきた。いきなり彼の前に座り、「あなたが寂しそうだった」と言う。コイスティネンは生まれて初めて恋に落ちた。ふたりはつつましやかなデートをする。彼の胸に突然ひかりが舞い込んできた。その希望を原動力に、企業のためなけなしの貯金をはたいて職業訓練校で経営を学び、銀行へ融資を受けるために相談に行く。しかし訓練校の卒業証書は何の役にも立たず、銀行員に侮蔑のまなざしを向けられるだけ。それでも、コイスティネンの胸は、ミルヤ(マリア・ヤンヴェンヘルミ)への愛にあふれていた。月明かりの美しいある夜。突然仕事場にミルヤが訪ねてきた。「会いたかったわ」という言葉とともに。「一緒にウィンドウ・ショッピングを」という彼女の誘惑に抗いきれず、彼は夜のショッピングセンターに彼女をいざなう。宝石店の警備に入るとき、コイスティネンが押した暗証番号をミルヤは見逃さなかった。それはコイスティネンの『犬のように従順で、ロマンティックで馬鹿』な性格を利用した悪事の始まりだった。しかしコイスティネンはそれを知らず……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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