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作品情報

ザ・コーポレーション

◇基本データ

タイトルザ・コーポレーション

原題The Corporation

公開年2005年

製作国カナダ

配給アップリンク

◇スタッフ

監督 マーク・アクバー (Mark Achbar)   ジェニファー・アボット (Jennifer Abbott)  

製作 マーク・アクバー (Mark Achbar)   バート・シンプソン (Bart Simpson)  

原作 ジョエル・ベイカン (Joel Bakan)  

脚本 ジョエル・ベイカン (Joel Bakan)  

音楽 レナード・J・ボール (Leonard J. Paul)  

音楽監督 ヴェルクロウ・リッパー (Velcrow Ripper)  

編集 ジェニファー・アボット (Jennifer Abbott)  

音響効果 ヴェルクロウ・リッパー (Velcrow Ripper)  

ナレーション マイケラ・J・マイケル (Mikela J. Mikael)  

その他 マーク・アクバー (Mark Achbar)   ハロルド・クロックス (Harold Crooks)   カリ・グリーン    ネイサン・ニューマー    トム・シャンデル   

◇キャスト

俳優名役名

マイケル・ムーア (Michael Moore)Michael Moore

ノーム・チョムスキー (Noam Chomsky)Noam Chomsky

ナオミ・クライン (Naomi Klein)Naomi Klein

ジェーン・エイカー (Jane Akre)Jane Akre

レイ・アンダーソン (Ray Anderson)Ray Anderson

ジョー・バダラッコ (Joe Badaracco)Joe Badaracco

モード・バーロウ (Maude Barlow)Maude Barlow

マーク・アクバー (Mark Achbar)Mark Achbar

エレイン・バーナード (Elaine Bernard)Elaine Bernard

エドウィン・ブラック (Edwin Black)Edwin Black

◇解説

カナダのマーク・アクバー、ジェニファー・アボットの共同監督により、ジョエル・ベイカンの著作『ザ・コーポレーション:わたしたちの社会は「企業」に支配されている』(早川書房)を原作として製作された長篇ドキュメンタリー。2004年サンダンス映画祭で上映され観客賞を受賞したのを始め、2005年カナダ・アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリーを含め全世界の映画祭で25個の賞を受賞。またニューヨークでロングラン上映されたのを始め、世界各国で草の根的に上映され、多くの観客の支持を集めた。株式会社の誕生から、政治システムを超えてグローバル化している企業の正体を描き、現在の企業を一人の人格として精神分析を行うと完璧な“サイコパス”であるという診断結果のもと、すべては利益のために働く機関としての企業の、様々な症例を分析する。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

「サイコパス」とは、精神病質者の意。現在はサイコパスという言葉は無く、反社会性人格障害(APD)と変更されている。サイコパスの特徴は極端に自己中心的で、慢性的な嘘つきで後悔や罪悪感が無く、冷淡で共感が無い。加えて自分の行動に責任が取れない。他人への思いやりがない。人間関係を維持できない。他人への配慮に無関心。利益のために嘘を続ける。罪の意識がない。社会規範や法に従えない。現在の企業を一人の人格として精神分析を行うと、その診断は完璧な“サイコパス(人格障害)”となった。「ザ・コーポレーション」はすべては利益のために働く機関としての企業の、様々な症例を分析する。本作で紹介されるのは「ボリビア、コチャバンバ紛争~水道民営化を阻止した民衆運動~」「ホンジュラスにおける労働搾取工場の実態」「インターフェイス社の環境への取組み」「ロイヤル・ダッチ・シェルの公害問題」「フォックス・テレビ内部告発のてん末」「ギャップ社の不当労働疑惑」「遺伝子組み換え食品に反対するインドの環境保護活動家」etc…。総勢40名の証言者のひとり、ノーム・チョムスキーMIT教授は「民営化とは、公共機関を善良な人に譲ることではない。専制政治へそれを委ねることです。公共機関には利点もあった。損することも出来ます。別の利点があれば、損をしてもよかったのです」と語る。また、『ブランドなんか、いらない』の著者ナオミ・クラインは、「ブランドの宣伝目的は、製品ではありません。製品の代わりに彼らが作るのは、ブランドのイメージです。製品への取り組みを宣伝し、その思想をばらまくのです」と発言する。そして、「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などでユーモアを武器に社会の矛盾を鋭く斬り込む映画監督マイケル・ムーア。彼は最後に観客に語りかける。「俺は人々がこの映画を見て立ち上がり、行動すると信じている。世界を我々の手に戻すために」。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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