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作品情報

親切なクムジャさん

◇基本データ

タイトル親切なクムジャさん

原題Sympathy for Lady Vengeance

公開年2005年

製作国韓国

配給東芝エンタテインメント=ジェネオン

◇スタッフ

監督 パク・チャヌク (Park Chan-Wook)  

製作 イ・テホン (Lee Tae-hun)   チョ・ヨンウク (Cho Young-wuk)  

プロデューサー イ・チュニョン (Lee Chun-yeong)  

脚本 パク・チャヌク (Park Chan-Wook)   チョン・ソギョン (Jeong Seo-Gyeong)  

撮影 チョン・ジョンフン (Jeong Jeong-hun)  

音楽 チョ・ヨンウク (Jo Yeong-wook)  

美術 チョ・ファソン (Cho hwa-sung)  

編集 キム・サンボム (Kim Sang-Bum)   キム・ジェボム (Kim Jae-beom)  

衣装(デザイン) チョ・サンギョン (Jo Sang-gyeong)  

照明 パク・ヒョンウォン   

◇キャスト

俳優名役名

イ・ヨンエ (Lee Young Ae)Lee Geum-ja

チェ・ミンシク (Choi Min-sik)Mr. Baek

クォン・イェヨン Jenny

キム・シフ (Kim Shi-hoo)Guen-shik

ナム・イル (Nam Il-woo)Detective Choi

キム・ビョンオク (Kim Byeong-ok)Preacher

オ・ダルス (Oh Dal-su)Mr. Chang

イ・スンシン (Lee Seung-jin)Park Yi-jeong

キム・ブソン (Kim Pu-Seon)Woo So-young

ラ・ミラン (Ra Mi-ran)Oh Su-hee

◇解説

無実の罪で服役した一人の女性の壮絶な復讐の物語。パク・チャヌク監督の、「復讐者に憐れみを」「オースド・ボーイ」に続く「復讐3部作」の最終章である。主役は、『宮廷女官 チャングムの誓い』のイ・ヨンエ。復讐の的となるのは、「オールド・ボーイ」で復讐者だったチェ・ミンシク。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

サンタクロースの衣装を着た聖歌隊と伝道師が、“親切なクムジャさん”と呼ばれている女性を待っている。刑務所から出所した女たちは、待ち構えていた家族と抱き合ったり、「心を白くして二度と刑務所に戻らないように」豆腐を食べている。そんな中を、冬だというのに水玉のワンピース姿の女性が無表情で歩いてくる。イ・クムジャ(イ・ヨンエ)。20歳のときに「ウォンモ君誘拐事件」の犯人として逮捕され、その美貌と残忍な手口により世間を騒然とさせた女だ。13年の刑期を終えた彼女は、逮捕された時と同じワンピースを着て出てきたのだった。刑務所にいた時からクムジャを支援してきた伝道師(キム・ビョンオク)が差し出した豆腐の皿を、彼女は片手でひっくり返し、「余計なお世話です」とぴしゃりと言って、立ち去っていく。刑務所の中で、クムジャは、他の囚人にいじめられた新入りの代わりに復讐を施したり、老いた元北朝鮮スパイの世話をして、この世の天使のように崇められ、“親切なクムジャさん”と呼ばれるようになったのだった。その顔からは光が放たれていたという。だが、出所した彼女からは、刑務所にいたときの聖母のような微笑みは消えていた。3年前から心に決めていた作戦を、開始する時が来たのだ。クムジャはまず、ソウルに出てウォンモ君の両親を訪ね、その目の前で自分の指を切断し、許しを請う。それから、刑務所でケーキ作りを教えてくれたチャン氏(オ・ダルス)のケーキ店“ナルセ”で働き始める。刑務所時代、クムジャは粗末な材料で極上のケーキを作り上げ、チャン氏を絶句させたのだった。そして、先に出所していた囚人仲間たちを訪ねる。みんな彼女に恩義を感じていて、彼女の頼みなら何でも聞いてくれるのだった。クムジャは18歳の時に妊娠し、教育実習に来ていたペク先生(チェ・ミンシク)に助けを求めた。そのペク先生は、身代金目当てにウォンモ君を誘拐して殺した上、クムジャが罪をかぶって自首しなければ幼い娘を殺すと脅したのだった。そして彼女が刑務所に入ると、ペク先生は娘をオーストラリアに養子に出してしまった。今、彼女は養子斡旋所から書類を盗み、娘の居所を突き止めてオーストラリアに飛ぶ。元ヒッピーの養父母に溺愛され、ジェニー(クォン・イェヨン)は13歳に成長していた。ジェニーはどうしてもクムジャさんと一緒にソウルに行きたいと言い張り、2人は一緒にソウルに戻ってくる。ペク先生は子供相手の英会話塾の教師になっていたことを、先に出所したスギョンが探しあて、その塾に就職したソンウンが、彼が車を買い替えることを聞きつけ、美貌の自動車販売員イジョンがペク先生を訪ねて、結婚したのだった。だが、あの伝道師がクムジャを尾行し、イジョンと一緒にいる写真を撮り、ペク先生にその情報を売り渡す。彼は男2人を雇い、クムジャとジェニーを夜道で襲わせるが、クムジャは冷静に対処して男たちをやっつける。イジョンはペク先生にさんざん暴力をふるわれたが、クムジャが彼らの家に踏み込み、ついにペク先生を拉致する。そして、ペク先生を乗せた車が雪深い山奥の廃校に到着する“親切なクムジャさん”の本領発揮は、そこからが始まりだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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