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作品情報

ランド・オブ・プレンティ

◇基本データ

タイトルランド・オブ・プレンティ

原題Land of Plenty

公開年2005年

製作国アメリカ=ドイツ

配給アスミック・エース

◇スタッフ

監督 ヴィム・ヴェンダース (Wim Wenders)  

製作 ゲイリー・ウィニック (Gary Winick)   ジェイク・エイブラハム (Jake Abraham)  

製作総指揮 ピーター・シュウォーツコフ (Peter Schwartzkopff)   ジョナサン・シェアリング (Jonathan Sehring)   カロリーヌ・カプラン (Caroline Kaplan)   ジョン・スロス (John Sloss)  

脚本 ヴィム・ヴェンダース (Wim Wenders)   マイケル・メレディス (Michael Meredith)  

撮影 フランツ・ラスティグ (Franz Lustig)  

音楽 トム&ナクト (Thom&Nackt)  

音楽監修 リンダ・コーエン (Linda Cohen)  

美術 ネイサン・アマンドソン (Nathan Amondson)  

編集 モーリッツ・ロービ (Moritz Laube)  

その他 スコット・デリクソン (Scott Derrickson)   アレックス・スティヤーマーク (Arex Steyermark)  

◇キャスト

俳優名役名

ミシェル・ウィリアムズ (Michelle Williams)Lana

ジョン・ディール (John Diehl)Paul

ショーン・トーブ (Shaun Toub)Hassan

ウェンデル・ピアース (Wendell Pierce)Henry

リチャード・エドソン (Richard Edson)Jimmy

バート・ヤング (Burt Young)Sherman

ユーリ・Z・エルヴィン (Yuri Elvin)Officer Elvin

ジェリス・リー・ポインデクスター (Jeris Lee Poindexter)Charles

ロンダ・スタビンス・ホワイト (Rhonda Stubbins White)Dee Dee

ヴィクトリア・トーマス (Victoria Thomas)A Jornalist

◇解説

「都会のアリス」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダースが、9.11以降のアメリカの迷走を俯瞰的な視点で見つめたヒューマン・ドラマ。アフリカ育ちの少女が、亡き母の手紙を届けるため10年ぶりに故郷アメリカに帰還し、伯父と再会。ふたりでアメリカを横断する旅に出る。出演はドラマ『ドーソンズ・クリーク』のミシェル・ウィリアムズ。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ロサンジェルスの街の大通りに、古びたヴァンが停まっている。そのヴァンは改造され、天井から監視カメラが街並みを覗いている。監視用機材が所狭しと置かれた車内、短くなったタバコをふかしながら、男がモニターを覗いている。荒んだ街の様子を映し出している画面を見ながら、男は呟く。「あの攻撃からまだ2年と1日、警戒レベルは依然高いが、人々の危機意識は後退している」。男の名はポール(ジョン・ディール)。ヴェトナム戦争で負傷した後遺症に長年苦しめられ、誇り高き自由の地アメリカを一人で守ろうと、必死に警備を続けている。さらに、9.11に起こった事件が彼のトラウマを呼び起こす。一方、イスラエルのテルアビブ空港を出発した飛行機には、少女が乗っている。ロサンジェルス到着のアナウンスを聞きながら彼女は呟く。「神様、長い間遠く離れていた私を、生まれ故郷に連れ戻してくださってありがとう」。少女の名はラナ(ミシェル・ウィリアムズ)。アフリカとイスラエルで10年間過ごし、故郷アメリカへと帰ってきた。バックパック一つで降り立った彼女が見たのは、飢えで苦しむホームレスが溢れる町だった。宣教師の父を持つラナは、ダウンタウンの伝道所で生活を始める。そこでホームレスたちの支援活動にのめり込む一方で、亡き母から預かった大切な手紙を渡すため、伯父ポールを探していた。友達や家族と連絡を断っている自称母国警備員のポールは、怪しげなアラブ人を発見する。一度は男を見失うが、伝道所で見つけて安心する。そして日が落ちて暗くなった頃、事件は起こった。道端で数人のアラブ人が焚き火を囲みながら話している。そこへゆっくりと、黒い大型車が通りかかり、ホームレス目掛けて火炎瓶が投げつけられた。燃え盛るテント、逃げ惑う人々。その時一発の銃声が鳴り響き、一人の男が倒れた。その男こそポールが追っていたアラブ人だった。彼を抱きかかえたポールに、「トロナ」という言葉を残して男は息を引きとった。伝道所でその遺体を見たラナは泣き崩れる。そこへポールが近寄り、声を掛けた。「母さんにそっくりだな」。驚いた表情のラナ。探していた伯父さんにやっと出会えた。遺体の身元が判明、最後に残した言葉「トロナ」は、死んだアラブ人の兄の住む町の名前だった。ポールは事件の真相を究明するため、ラナは遺体を兄に届けるため、伯父と姪は共に出発する。目的、年齢、性別、そして生きてきた過程も、何もかも違う二人は衝突するが、ヴァンは遺体を乗せてトロナへと向かう。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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