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作品情報

草の乱

◇基本データ

タイトル草の乱

公開年2004年

製作国日本

配給

◇スタッフ

監督 神山征二郎 (Seijiro Kamiyama)  

製作 木原正敏 (キハラマサトシ)   川嶋博 (カワシマヒロシ)   舟橋一良 (フナバシカズヨシ)  

製作総指揮 砂村惇   

撮影 伊藤嘉宏 (イトウヨシヒロ)  

音楽 ディープ・フォレスト (Deep Forest)  

音楽プロデューサー 石川光 (イシカワコウ)  

美術 春木章 (ハルキアキラ)  

編集 西東清明 (サイトウキヨアキ)  

監督補 加藤伸代 (カトウノブヨ)  

照明 小林芳雄 (コバヤシヨシオ)  

◇キャスト

俳優名役名

緒形直人 (オガタナオト)井上伝蔵

藤谷美紀 (フジタニミキ)こま

杉本哲太 (スギモトテッタ)加藤織平

田中実 (タナカミノル)高岸善吉

安藤一夫 (アンドウカズオ)落合寅市

神山兼三 (カミヤマケンゾウ)坂本宗作

比留間由哲 (ヒルマヨシテツ)新井周三郎

藤田哲也 (Tetsuya Fujita)大野苗吉

田中好子 (タナカヨシコ)高浜ミキ

林隆三 (ハヤシリュウゾウ)田代栄助

◇解説

明治時代、自由民権運動と連動する形で起きた大規模な農民一揆として知られる秩父事件を映画化したヒューマン・ドラマ。事件の中心人物の一人で、鎮圧後は北海道に潜伏、33年後に事件を明らかにした井上伝蔵を中心に描く。主演は「郡上一揆」の緒形直人。監督は、前作「郡上一揆」で江戸時代の農民の一揆をリアルに描いた神山征二郎。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1918年(大正7年)、北海道野付牛町。病床に臥すひとりの老人(緒形直人)が、妻と長男を呼び寄せ、紙に筆を走らせる。「井上伝蔵、わしの本当の名だ」。死刑判決を受け、逮捕を逃れ北海道へ。以来33年、伊藤房次郎として生きてきた。唐突な告白に息をのむ2人を前に、隠してきた半生を静かに語り始める…。1883年(明治16年)秋、秩父郡下吉田村。山間にあるこの一帯の人々は、蚕を飼い生糸を売って暮らしを立てていた。しかし松方デフレによる生糸価格の暴落、軍備拡張の増税、さらに世界的な不況で、生糸輸出の激減が追い討ちをかける。人々は借金に頼らざるを得ない暮らしを余儀なくされ、高利の取り立てに身代限りとなる農家が続出する。生糸商家「丸井」を営む井上伝蔵は、そんな人々の窮状に心を痛める。高岸善吉(田中実)、落合寅市(安藤一夫)、坂本宗作(神山兼三)の3人も、また困窮にあえぎ、不当な高利貸しの取り締まりを役所に請願するも、全く取り合ってもらえない。そんな折、自由民権運動が秩父でも盛り上がりをみせ、「自由党」の演説大会が開かれる。困窮、不平等の元凶は政府にあるという発言に拍手喝采、賛同する人々が続々と入党する。善吉らは、高利貸し取り締まり、借金年賦返済の請願運動を始め、伝蔵もこれに賛同する。山中各地で集会を開き賛同者を募り、さらに加藤織平(杉本哲太)を副総理、大宮郷の顔役で代言人の田代栄助(林隆三)を総理として迎え入れ「困民党」を組織。警察署、高利貸しへ請願・交渉をねばり強く行なうが、ことごとくはねつけられる。さらに高利貸しと裁判所の贈収賄の事実も明るみとなる。丸井の土蔵に集った困民党幹部たちは、もはや願いを叶えるには政府を打倒するしかないと、命を懸けた武装蜂起を決意する。1884年(明治17年)11月1日、秩父郡下吉田村の椋神社。陽が落ちてかがり火が焚かれた境内に、竹槍・刀・鉄砲などで武装した民衆3千余が結集。境内に上がった田代栄助が困民党の役割を読み上げ出陣を命じる。鬨の声が上がり半鐘が鳴り、竹ボラが吹かれる中、ついに武装蜂起が開始された……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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