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作品情報

娘道成寺 蛇炎の恋

◇基本データ

タイトル娘道成寺 蛇炎の恋

公開年2004年

製作国日本

配給パンドラ

◇スタッフ

監督 高山由紀子 (タカヤマユキコ)  

プロデューサー 中島俊彦 (Toshihiko Nakajima)   笠倉隆 (Takashi Kasakura)  

脚本 高山由紀子 (タカヤマユキコ)   たかやまなおき (タカヤマナオキ)  

企画 岡本みね子 (オカモトミネコ)  

撮影 加藤雄大 (Yudai Katoh)  

音楽 松尾和之 (マツオカズユキ)  

美術 倉田智子 (コラタトモコ)  

その他 岡本みね子 (オカモトミネコ)   西岡善信 (ニシオカヨシノブ)   牧瀬里穂 (マキセリホ)   小泉清子 (コイズミキヨコ)   中村光江 (ナカムラミツエ)  

◇キャスト

俳優名役名

中村福助 (ナカムラフクスケ)村上富太郎

牧瀬里穂 (マキセリホ)秋月遥香/詩織

須賀貴匡 (スガタカマサ)村上秀次

岸部一徳 (キシベイットク)村上英寿

中村児太郎 (ナカムラコウタロウ)村上富太郎(幼少時代)

峰岸徹 (ミネギシトオル)

毬谷友子 (マリヤトモコ)

城火呂絵 (ジョウヒロエ)

真矢みき (マヤミキ)森沢今日子

風間トオル (カザマトオル)花丸

◇解説

歌舞伎の人気大曲『京鹿子娘道成寺』をモチーフに、歌舞伎の女形とその女弟子の禁断の愛を描く。歌舞伎界の将来を期待される九代目中村福助が、映画に初挑戦。実生活とシンクロする当代の女形を華麗に見せ、“娘道成寺”の舞台シーンを劇中でも披露する。共演に「つぐみ」「ターン」の牧瀬里穂。監督は「風のかたみ」の高山由紀子。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

朝靄の中、艶やかな衣裳をまとった詩織(牧瀬里穂)が、高層ビルの屋上から舞うように落ちてゆく。日舞の世界で有望視されていた彼女の死に装束は、『娘道成寺』の白拍子の衣装だった。詩織の双子の姉で、ダンスの世界で有望視されている遥香(牧瀬里穂・二役)は、妹・詩織が当代一の女形・村上富太郎(中村福助)に、『娘道成寺』を踊りたいと弟子入りしていたことを知る。そして詩織は、富太郎に唯一認められた女弟子だった。妹の自殺の謎に迫るため、遥香もまた富太郎に近づき、彼の踊る『娘道成寺』に魅了される。そして、間近に迫った公演の主役を親友の今日子(真矢みき)にゆずってまで、富太郎に弟子入りをする。周囲の反対に逆らい、富太郎に詩織と同じように自分にも『娘道成寺』を教えてほしいと懇願する遥香。富太郎は女の情念の表現に異常なまでの執着を見せ、遥香に厳しく稽古をつける。富太郎との稽古の中、遥香はしだいに彼に惹かれていく自分に気づき始める。もしかすると、妹も同じ想いを抱いたのではないか。そして、富太郎も詩織を? しかし、富太郎を敬愛する弟子の秀次(須賀貴匡)にとって、遥香は邪魔者。遥香を遠ざけるために、秀次はニュー女形の花丸(風間トオル)の存在を遥香に教える。花丸はかつて富太郎のライバルだったが、歌舞伎界から大衆演劇に身を投じて、絶大な人気を誇っていた。遥香は花丸から、彼と詩織と富太郎の尋常ならざる関係を告げられる。詩織が富太郎の前で、花丸に抱かれた、と。「女を演じるためには、女を棄てなければいけない」と、富太郎は遥香に言う。詩織の死は、富太郎への愛と踊りへの情熱に引き裂かれてのことだったのか? 富太郎にとって詩織は、そして遥香は、女を知るための道具でしかなかったのだろうか? 深まる謎と富太郎への絶ちがたい愛に苦悩する遥香を、清姫の化身、銀鱗の蛇の幻想が襲う。芸に全てを捧げてきた富太郎には、実は彼だけの秘密があった……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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