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作品情報

eiko<エイコ>

◇基本データ

タイトルeiko<エイコ>

公開年2004年

製作国日本

配給日本シムコ=東京テアトル

◇スタッフ

監督 加門幾生 (カモンイクオ)  

製作 伊藤春樹 (イトウハルキ)   佐久間寛 (サクマヒロシ)   土田忠 (ツチダタダシ)   升水惟雄   

プロデューサー 鉤屋利兵衛 (カギヤリベエ)   續彰秀 (クダモノアキヒデ)   野崎公明 (ノザキキミアキ)  

脚本 加門幾生 (カモンイクオ)   三澤慶子 (ミサワケイコ)  

撮影 安田光 (ヤスダヒカル)  

音楽 WaSaBi! (ワサビ)  

音楽プロデューサー 西垣克啓 (ニシガキ)  

美術 藤原慎二 (フジワラシンジ)  

録音 山田均 (ヤマダヒトシ)  

照明 安部力 (アベツトム)  

◇キャスト

俳優名役名

麻生久美子 (アソウクミコ)秋森エイコ

沢田研二 (サワダケンジ)江ノ本章一

阿部サダヲ (アベサダオ)大野淳史

玉山鉄二 (タマヤマテツジ)戸田雅弘

宇梶剛士 (ウカジタカシ)中島

袴田吉彦 (ハカマダヨシヒコ)川端信司

南果歩 (ミナミカホ)アンケートの女

大杉漣 (オオスギレン)平井

田口浩正 (タグチヒロマサ)

徳井優 (トクイユウ)

◇解説

お人好しで夢見がちなひとりの女性が、様々な出来事に遭遇し、色々な人々との出会いを通じて成長し、新たな自分の人生を歩んでいく姿を描いたファンタジック・コメディ。ブレイク間近な今最も期待されている演技派女優・麻生久美子がヒロイン・エイコを、芸能生活35周年の記念すべき年にスクリーンに帰ってきた沢田研二が江ノ本を演じる。監督は、テレビ界で注目を浴び、本作が映画監督初挑戦となる加門幾生。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

23歳の秋森エイコ(麻生久美子)は、東京近郊のとある住宅街のアパートで一人暮らしをしていた。怪しげな健康器具や安っぽい美容器具、巨大な彫刻のオブジェが所狭しとひしめいている、変わった部屋に住んでいた。ある日、仕事帰りにエイコで女性に呼び止められた。怪しげなその女性は、エイコの顔を覗き込み「人生の転機」が訪れていると告げた。結局その女性はただのキャッチセールスで、エイコは大きな石のついた指輪を買わされた。しかし、それでも明日の幸せを信じるエイコは、「人生の転機」を実りあるものにしてくれるという、ハッピーストーンの指輪を大事そうに抱えて家に帰るのだった。アパートに着くと、やくざ風の男が訪ねて来た。男は街金融の取立て屋だった。翌朝、勤務先のデザイン事務所に出社すると「必ず給料払うから…」という置手紙を残し、社長が夜逃げをしていた。途方にくれるエイコは、部屋にあった巨大オブジェの作者である恋人の戸田(玉山鉄二)を訪ねた。しかし、戸田はエイコが金を持っていないと知ると冷たく追い返す。アパートの前には、昨日の取立て屋が帰りを待っていた。行くあてがなくなったエイコは、社長の住んでいたマンションを訪ねてみたが、現れたのは社長ではなく、見たこともない初老の男。その男はエイコを見るなり「加代、加代じゃないか」とつぶやいた。どうやら少しボケていて、エイコを加代という女性と勘違いしているらしい。アパートに帰れないエイコは、このボケ老人・江ノ本(沢田研二)にすすめられるまま、この部屋に泊まることにした。翌日、あらためて恋人・戸田のアトリエを訪ねると、そこはパトカーに取り囲まれていて、戸田は麻薬常習の容疑で捕まっていた。身も心もボロボロになったエイコの帰る場所は、江ノ本の住むマンションしかなかった。マンションに戻ると、江ノ本のやさしい言葉で、エイコは思わず泣き崩れてしまう。それから、エイコと江ノ本の奇妙な共同生活が始まった。エイコは近所の喫茶店でウェートレスの仕事を見つけ、この共同生活に今までにない安らぎを感じていた。そんな時、喫茶店の常連客である川端(袴田吉彦)から突然デートに誘われた。エイコは化粧品のセールスをしているという川端から、高級化粧品を買わされる。そんなエイコを横目で見ながら、江ノ本は川端の住むマンションへ行くのだった。なんと江ノ本は、川端にエイコを詐欺のカモとして引き合わせ、紹介料を請求していたのだ。二人の平穏な共同生活は相変わらず続いていたが、エイコの身辺に不振な男が出現し始めた。その不振な男は、エイコを調べるために江ノ本が雇った私立探偵・大野(阿部サダヲ)だった。エイコは幼い頃、両親と別れ祖父に育てられていた。両親はそれぞれが既に再婚して幸せに暮らしており、エイコは晩年ボケてしまった祖父の世話をしていたが、その祖父も2年前に他界し、それから一人暮らしをしていた。そして、数百万のカードローンや街金融の借金があることも。しばらくして、江ノ本が肝臓に持病があることを知ったエイコは、川端から怪しげな健康食品を大量に買い付け、江ノ本にプレゼントする。すると江ノ本はそれを床にぶちまけ、部屋を飛び出してしまった。江ノ本は川端の部屋に向かったのだ。部屋で口論する二人。商品を返品するために川端のマンションを訪ねたエイコは、そんな二人の言い合いを立ち聞きしてしまう。川端のみならず、信じていた江ノ本にも騙されていたと知ったエイコは、ショックのあまりマンションを飛び出してしまう……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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