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作品情報

スーパーサイズ・ミー

◇基本データ

タイトルスーパーサイズ・ミー

原題Super Size Me

公開年2004年

製作国アメリカ

配給クロックワークス=ファントム・フィルム

◇スタッフ

監督 モーガン・スパーロック (Morgan Spurlock)  

製作 モーガン・スパーロック (Morgan Spurlock)  

撮影 スコット・アンブロジー (Scott Ambrozy)  

音楽 Steve Horowitz (Steve Horowitz)   マイケル・パリッシュ (Michael Parrish)  

編集 ステラ・ジョージエヴァ (Stela Georgieva)   ジュリー・“ボブ”・ロンバルディー (Julie Bob Lombardi)  

EP J.R.モーリー (J. R. Morley)   ヘザー・ウィンター (Heather M. Winters)  

その他 モーガン・スパーロック (Morgan Spurlock)   ハンス・テン・ブローケ (Hans ten Broeke)  

◇キャスト

俳優名役名

モーガン・スパーロック (Morgan Spurlock)Himself

ダリル・アイザック (Daryl Isaacs)Herself

リサ・ガンジュ (Lisa Ganjhu)Herself

スティーヴン・シーゲル (Stephen Siegel)Himself

ブリジット・ベネット (Bridget Bennett)Herself

エリック・ロウリー (Eri)Himself

アレックス (Alex)Himself

ジョン・F・バンザフ・3世 (John F. Banzhaf Ⅲ)Himself

サミュエル・ハーシュ (Samuel Hirsch)Himself

◇解説

2004年サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で上映されるやいなや、ファーストフード王国のアメリカを騒然とさせ、世界各国で大きな反響を呼んでいる人体実験(!)食生活ドキュメント「スーパーサイズ・ミー」。監督のモーガン・スパーロックは、肥満症に悩む2人の若い女性が”自分たちが肥満になったのはハンバーガーが原因とマクドナルド社を相手取り訴訟を起こしたニュースを契機に、食文化へ警鐘を鳴らすべく製作した。1日3食30日間ファーストフードを食べ続ける自らの人体実験に加え、医務総監、食品会社のスポークスマン、法律家から政治家まであらゆる専門家にインタビューをし、様々な角度からこの問題を分析する。サンダンス映画祭最優秀監督賞を受賞後、肥満の責任をファーストフード業者に求める訴訟を禁止する通称チーズバーガー法案が、米下院で可決。時を同じくして、本作との関係性を否定しながらもマクドナルドはスーパーサイズをメニューから廃止した。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ある日、モーガン・スパーロックは、肥満症に悩む若い女性2人が「こうなったのはハンバーガーのせい!」という理由でファーストフード店を訴えた報道を目にする。そして、スパーロックは“最高で最悪のアイデア”を思いついてしまった。それはまさしく“僕を特大にしよう<スーパー・サイズ・ミー>! ”。彼が挑んだのは、食事を30日間某大手ファーストフード店に限定し、下記のルールに従って自ら人体実験し、映画をつくること。ルール①ファーストフード店内に存在するものしかオーダーしてはならない(水も含む)。ルール②“スーパーサイズ”を勧められたら、断らない。ルール③全てのメニューを必ず1度は食べる。ルール④朝・昼・夜の3食全て残さず食べなくてはならない。スパーロックはこの実験の間、内科医・胃腸科医・心臓専門医・栄養士の4人の医師に診察を依頼し、体の異変を数値と、彼自身の言葉によって実証していく。実験前のドクターの診断によると、糖尿の気もなく、血中塩分濃度・腎機能・肝機能も完璧。全体的に健康そのものだった。1日目、意気揚々とマフィン バリューセットのエッグマフィン&ソーセージビスケットを食べる。2日目、スーパーサイズでチーズセット(ダブル・クォーター・パウンダー)を食べる。「カロリー天国だ。これをかぶりつく幸せ。」3日目、「胃の調子が悪い」。4日目、デリバリーする。「3日の我慢。つらいのは最初の3日。」5日目、スーパーサイズのチーズバーガーセットを食べる。栄養士からカロリーの摂取過多を注意される。理想的な1日のエネルギー摂取量が20~30代男性2500Kcalのところ、1日平均4986Kcal摂取。実験前84.3kgだった体重が、88.5kgと、5日目にして5%増加。6日目、初めてのナゲット。7日目、胸苦しい感じがする。痛みはないけど、圧迫感がある。8日目、フィレオフィシュを食べる。9日目、ダブル・クォーター バリューセットを食べる。全てのメニュー制覇。「気分が悪い。体は平気だけど、気分がめいってる。食べてすぐまた食べたくなる。」10日目、ケチャップについて言及。ベルトの穴を一つゆるめた。必要量の200%のカロリーを摂取していると注意される。血液検査1回目。12日目、体重測定2回目。7.7kg増加し、92kgに。18日目、「最悪。頭痛がする。目玉の後ろがズキズキと。」「車の中ではサイテーの気分だった。ドカンと落ち込んだ。でも食べたら気分はサイコーにハッピー。すげえクレイジーだ」。総コレステロールが大幅に上昇、肝臓は、炎症を起こしているか病気、酵素が血中に漏れているか特定はできないが異常をきたしていると診断される。21日目、夜中の2時「何だか息苦しくて目が覚めた。ひどく呼吸が苦しくなって…とても暑いし、動悸も激しくなった感じがした。起きて居間を歩き回って、息を整えようとした。実験はやり抜くけど体のことは心配だ。」アイザック医師によると、尿酸値が上昇・高尿酸血症・痛風を起こす・腎臓結石・肝臓の状態も医者の想像よりもはるかにひどくなっている。このままでは命が危ない、医師は「すぐにやめなさい」と忠告する。しかしスパーロックは自らの体を張った実験だけに留まらず、全米20都市を旅し、学校給食の調理師、体育教師、弁護士など多彩な人物への取材を敢行。食生活がどれだけ人間形成に影響を与えるかを検証する。果たして、人はファーストフードのみで生きることができるのか? 30日後のスパーロックのカラダにはいったい何が起きるのか。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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