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作品情報

戦争のはじめかた

◇基本データ

タイトル戦争のはじめかた

原題Buffalo Soldiers

公開年2004年

製作国イギリス=ドイツ

配給シネカノン

◇スタッフ

監督 グレゴール・ジョーダン (Gregor Jordan)  

プロデューサー ライナー・グルッペ (Rainer Grupe)   アリアーヌ・ムーディ (Ariane Moody)  

原作 ロバート・オコナー (Robert O'Connor)  

脚本 グレゴール・ジョーダン (Gregor Jordan)   エリック・アクセル・ワイズ (Eric Axel Weiss)   ノラ・マッコビー (Nora Maccoby)  

撮影 オリヴァー・ステイプルトン (Oliver Stapleton)  

音楽 デイヴィッド・ホームズ (David Holmes)  

EP ポール・ウェブスター (Paul Webster)   ジェームズ・シェイマス (James Schamus)   ライハンルト・クロス (Reinhard Klooss)  

◇キャスト

俳優名役名

ホアキン・フェニックス (Joaquin Phoenix)Ray Elwood

アンナ・パキン (Anna Paquin)Robyn Lee

エド・ハリス (Ed Harris)Col. Berman

スコット・グレン (Scott Glenn)Sgt. Lee

エリザベス・マクガヴァン (Elizabeth McGovern)Mrs. Berman

マイケル・ペーニャ (Michael Pena)Garcia

レオン・ロビンソン (Leon Robinson)Stoney

ガブリエル・マン (Gabriel Mann)Knoll

ディーン・ストックウェル (Dean Stockwell)Gen. Lancaster

◇解説

冷戦終結間近、ドイツ駐留アメリカ陸軍基地を舞台に、規律の乱れた軍内部で巧みに立ち回る青年を描いたブラック・コメディ。ピューリッツァー賞フィクション部門にノミネートされたロバート・オコナーの小説『バッファロー・ソルジャーズ』を映画化。“なぜアメリカは戦争という同じ過ちを繰り返すのか”という問いを投げかける。主人公エルウッドには、ホアキン・フェニックス。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1989年10月。西ドイツ、シュツットガルトのセオドア・ルーズベルト米陸軍基地。娯楽室ではまた些細なことから白人兵士と黒人兵士がケンカをはじめた。戦うべき敵のいない兵士たちはみな、有り余る暇を持て余しているのだ。第317補給大隊に所属するエルウッド(ホアキン・フェニックス)も例外ではない。が、彼は別の方法でその退屈をしのいでいる。バーマン大佐(エド・ハリス)直属の事務官という立場を最大限に利用して物資を地元商人に横流ししたり、ヘロインを密造しているのだ。ある日、仲間と出かけようとしたところを見知らぬ男に呼び止められる。エルウッドの新しい上官、リー曹長(スコット・グレン)だった。演習中、ヘロインでご機嫌なヒックスたちの乗った戦車が市街地に迷いだして暴走を始める。途中、給油所をなぎ倒して大爆発を起こすが、彼らはそのことにも気づかず走り去った。たまたま通りかかったエルウッドたちは、そこで焼け焦げた死体と新品の兵器を大量に積んだ2台のトラックを発見する。そして、その兵器を核ミサイル基地に隠すと馴染みの取引相手であるトルコを訪ね、モルヒネ303キロで手を打つことにした。エルウッドが自室に戻ると、リー曹長がMPと部屋を物色していた。どうやら目を付けられたようだ。いつものやり方で曹長を丸め込もうとするが、今回は彼の思い通りには行かない。そこで作戦を変更し、曹長の娘ロビン(アンナ・パキン)に近づくとデートの約束を取り付けた。新たに配属されたノールという上等兵が同室にやってくる。これも曹長の差し金だと知ったエルウッドは、曹長への敵対心を新たにしてデートの夜を迎える。しかし、彼はクールなロビンに本気で惹かれていくのだった。翌朝、今度は射撃訓練だと曹長が部屋に怒鳴り込んでくる。標的として用意されていたのは、なんとエルウッドのベンツだった。バーマン大佐が昇進のためにパーティを開いた。エルウッドがその手伝いをしていると、リー曹長父娘も姿を見せる。ロビンと抜け出した彼は問いただされて全てを告白、それを聞いた彼女は曹長がエルウッドを殺す気かもしれないと彼の身を案じる。ちょうどそのとき、大佐は将軍に良い印象を与えようと、新たな軍事演習を提案していた。それは自分の部隊を守備に配し、昇進のライバルであるマーシャル大佐の部隊に攻撃させるというもので、場所は盗んだ兵器が隠してある核基地だった。一方、受け渡し場所にヘロインがなかったというサード軍曹の言葉が気になっていたストーニー(レオン・ロビンソン)は、その倉庫の棚を点検しに行く。しかし、扉を開けるとそこには手榴弾が仕掛けられていた。兵器を隠した核基地で演習が行われることになり、相棒ストーニーも失ったエルウッドは、この大きな取引を中止したいとトルコに申し出る。しかし兵器を渡さねば殺すと脅され、当初の予定通りに計画を実行することを決意する。バーで作戦を練っているところに、サード軍曹がMPを引き連れてやってきた。仲間たちは店から追い出されるが、ひとり抵抗したノール(ガブリエル・マン)はMPたちに囲まれてしまう。エルウッドは彼を助けるために、新たなパートナーにしろというサードの申し入れを承諾するが、実は菜食のサードを落とし入れようと目論んでいた。核基地での軍事演習が始まり、両陣営が警戒態勢に入る。しかしバーマン大佐は裏をかかれて彼の部隊はあっという間に完敗を喫し、早々に指揮権を取り上げられてしまう。実は期限までに兵器を運び出すため演習を早く終わらせようと、エルウッドがマーシャル大佐に内通していたのだった。その晩、30キロのモルヒネが運ばれてくる。ヘロインに精製するには、朝まで6時間その温度を一定に保ち続けなければならない。エルウッドは仲間に見張りをまかせてロビンの待つプールへ向かう。そのときテレビには、ベルリンの壁崩壊に歓喜する市民の姿が映し出されていた。エルウッドがロビンとプールサイドで眠っているとノールが姿を現わすが、様子がおかしい。続けて入ってきたのはリー曹長だった。殴り倒されて朦朧とする意識の中で、曹長が「サー」と呼びかける声を混乱するエルウッド。実はノールは長官直属の監察官だった。時を同じくして、調剤室にもグリーンベレーが突入し、銃撃戦が始まる。ノールがロビンを外へ連れ出すと、さらに衝撃の事実がエルウッドに告げられる。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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