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作品情報

赤目四十八瀧心中未遂

◇基本データ

タイトル赤目四十八瀧心中未遂

公開年2003年

製作国日本

配給赤目製作所

◇スタッフ

監督 荒戸源次郎 (アラトゲンジロウ)  

製作 河津秋敏 (カワヅアキトシ)   石川富康 (イシカワトミヤス)   村山治    橘秀仁 (タチバナヒデヒト)  

プロデューサー 村岡伸一郎 (ムラオカシンイチロウ)  

原作 車谷長吉 (クルマタニチョウキツ)  

脚本 鈴木棟也   

撮影 笠松則通 (カサマツノリミチ)  

音楽 千野秀一 (チノシュウイチ)  

その他 林海象 (Kaizo Hayashi)   福原稔浩    岡本正大   

照明 石田健司   

◇キャスト

俳優名役名

大西滝次郎 (オオニシタキジロウ)生島与・

寺島しのぶ (テラシマシノブ)

大楠道代 (オオクスミチヨ)岸田勢子

内田裕也 (Yuya Uchida)彫・

赤井英和 (Hidekazu Akai)

麿赤兒 (マロアカジ)

新井浩文 (アライヒロフミ)

大楽源太 (ダイラクゲンタ)真・

大森南朋 (オオモリナオ)

榎田貴斗 (エノキダタカト)

秋山道男 (アキヤマミチオ)

渡辺謙作 (ワタナベケンサク)

大村琥珀 (オオムラコハク)眠り・

沖山秀子 (オキヤマヒデコ)辻・

内田春菊 (ウチダシュンギク)娼・

絵沢萠子 (エザワモエコ)

牧口元美 

上杉幸子 

森下能幸 (モリシタヨシユキ)

金子清文 (カネコキヨフミ)

江森檜男 

森山一裕 (モリヤマカズヒ・)

貴山侑哉 (キヤマユウヤ)

武田一度 (タケダイチド)

狸穴善五郎 (マミアナゼンゴロウ)

小園久史 (オゾノヒサ・)

小島博幸 (コジマヒロユ・)

金堂修一 

岩井美智子 (イワイミチ・)

辻本晴夫 (ツジモトハル・)

崎山雅隆 (サキヤママサタ・)

◇解説

直木賞を受賞した車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』(文藝春秋社)が、荒戸源次郎によって映画化。寺島しのぶが映画初主演を果たし、ヒロインを演じる。主人公の男に扮するのは、新人・大西滝次郎。ほか大楠道代、内田裕也らが共演。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

すべてを捨てたのか、それとも、すべてに捨てられたのか……。判然としないが、ただひとつ確かなことは、この世に自分の居場所がない、ということだった。そう思い定めて、男(大西滝次郎)は尼崎にたどり着いた。男の名は、生島与一。焼鳥屋「伊賀屋」の女主人・勢子ねえさん(大楠道代)は、生島が薄暗い店先に立ったとき、身を捨てようとしながらも捨てきれないでいる生島の性根を、一瞥で見抜く。生島は、勢子にあてがわれた古いアパートの一室で、来る日も来る日も、焼き鳥屋で使うモツ肉や鳥肉の串刺しをして、口を糊するようになる。串1本に対して3円。1日に1000本は刺してゆく。周囲の誰もが、勢子すらがそんな生活をしていて、よく平気でいられるもんだな、と生島に言う。しかし、男はただひたすらに串を刺してゆく。生島の前に現れたのが、若く美しい女・綾(寺島しのぶ)だった。猛禽のような凄い目の光を放つ女。その目に魅入られたら、もはや逃れる術はない。自らは「ドブ川の泥の粥すすって育った女やのに」と言うが、菩薩のような微笑をたたえた女でもある。親子ほどの年のはなれた刺青師・彫眉(内田裕也)と暮らし、女の背中には一面に迦陵頻伽の刺青が翼を広げていた。臓物の臭いのこもる生島の部屋で、彼女が白いワンピースを脱ぐと、背中の迦陵頻伽がほの暗い光の中に揺れる。二人はやがて関係をもち、綾は生島に自分を連れて逃げるよう懇願する。綾を連れ、生島は尼ヶ崎、大阪天王寺、赤目四十八瀧をさ迷う。死に場所を求める彼らの道行きの果てには何が待ち受けるのか……

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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