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作品情報

三文役者

◇基本データ

タイトル三文役者

公開年2000年

製作国日本

配給近代映画協会=東京テアトル

◇スタッフ

監督 新藤兼人 (シンドウカネト)  

製作 新藤次郎 (シンドウジロウ)  

プロデューサー 新藤次郎 (シンドウジロウ)  

アソシエイト・プロデューサー 平形則安   

脚本 新藤兼人 (シンドウカネト)  

撮影 三宅義行 (ミヤケヨシユキ)  

音楽 林光 (ハヤシヒカリ)  

美術 重田重盛 (シゲタシゲモリ)  

編集 渡辺行夫 (ワタナベユキオ)  

衣装(デザイン) 鈴木淳    戸塚麻由美 (トツカマユミ)  

録音 武進 (タケススム)  

スクリプター 吉田純子 (ヨシダジュンコ)  

スチール 金子哲也 (カネコテツヤ)  

その他 佐々木英世 (ササキヒデヨ)  

助監督 山本保博 (ヤマモトヤスヒロ)  

照明 山下博 (ヤマシタヒロシ)  

◇キャスト

俳優名役名

竹中直人 (タケナカナオト)タイちゃん

荻野目慶子 (オギノメケイコ)キミエ

吉田日出子 (ヨシダヒデコ)アサ子

乙羽信子 (オトワノブコ)オカジ

緋田康人 (ヒダヤスト)佐藤慶

三浦景虎 (ミウラカゲトラ)山本圭

桂南光 (カツラナンコウ)キミエの父

広岡由里子 (ヒロオカユリコ)美子

入澤佳苗 (イリサワカナエ)3歳の美子

鈴木祐紀 (スズキユウキ)12歳の美子

笠原秀幸 (カサハラヒデユキ)安夫

篠田拓馬 (シノダタクマ)5歳の安夫

波乃久里子 (ナミノクリコ)河原林の酒屋の主婦

車田梨絵 (クルマダリエ)酒屋の女子中学生

二木てるみ (ニキテルミ)縄手の旅館のかみさん

倍賞美津子 (バイショウミツコ)トシコバーのママさん

塩野谷正幸 (シオノヤマサユキ)ジャズ喫茶の古田

渡辺とく子 (ワタナベトクコ)夢子バーのママさん

夏目玲 (ナツメレイ)キッスする女

江角英明 (エスミヒデアキ)白鯨亭のオヤジ

田中要次 (タナカヨウジ)トラックの運ちゃん

新藤兼人 (シンドウカネト)カントク

藤夏子 (フジナツコ)元芸者屋階下のばばあ

嶋崎伸夫 (シマザキノブオ)肉屋のオヤジ

野呂瀬初美 肉屋のカミさん

大森南朋 (オオモリナオ)助監督

鈴木卓爾 (スズキタクジ)助監督

芹沢礼多 (セリザワ)助監督

大原康裕 (オオハラ)衣裳係

堀川弘通 (ホリカワヒロミチ)花物語のカントク

渋谷拓生 (シブヤタクオ)カメラマン

唐沢龍之介 (カラサワリュウノスケ)カメラ助手

石岡潤一 (イシオカジュンイチ)製作部

前沢保美 (マエザワヤスミ)アパートの近所の人

小池榮 (コイケサカエ)アパートの近所の人

今井和子 (イマイカズコ)アパートの近所の人

津田真澄 (ツダマスミ)アパートの近所の人

谷津勲 (ヤツイサオ)アパートの近所の人

川上麻衣子 (カワカミマイコ)ユカリ

原田大二郎 (ハラダダイジロウ)愛仁病院の院長

千葉茂樹 (チバシゲキ)近代映協の糸氏

Har'G KAITELS (ハージーカイテルズ)悪党の俳優AとB

東郷晴子 (トウゴウハルコ)ラーメン屋のばばあ

真野きりな 広島のバーの女

絵沢萠子 (エザワモエコ)廓の女

新田亮 (ニッタリョウ)中学同級生のA君

六平直政 (ムサカナオマサ)タクシーの運転手

上田耕一 (ウエダコウイチ)タクシーの運転手

木場勝己 (キバカツミ)トロフィーを受ける男

原ひさ子 (ハラヒサコ)タイちゃんの実母

松重豊 (マツシゲユタカ)キミエの兄

うえだ峻 (ウエダシュン)鯛次の客

水野あや (ミズノアヤ)フランソアのママ

加地健太郎 (Kentaro Kaji)かいば屋主人

富沢亜古 (トミザワアコ)かいば屋客

西沢仁 (ニシザワヒトシ)夢子バーの麻雀客男

梶原阿貴 (カジワラアキ)夢子バーの麻雀客女

伊藤あやみ (イトウアヤミ)古田細君

菊地百合子 (キクチユリコ)安夫の花嫁

翠美恵 (スイミエ)乙羽信子

堀本重幸 (ホリモトシゲユキ)肥たご担ぎを教える男

蓮見隆弘 (ハスミタカヒロ)中隊長

古谷裕美 (フルヤヒロミ)ポルノ女優

吉利治美 (ヨシトシハルミ)近代映協の女性

岡林桂子 (オカバヤシケイコ)近代映協の女性

諸江みなこ (モロエミナコ)近代映協の女性

下飯坂菊馬 (シモイイザカキクマ)フランソアの大学教授

霧生多歓子 (キリュウタカコ)中年女優

今村昌平 (イマムラショウヘイ)証言者

神山征二郎 (Seijiro Kamiyama)証言者

◇解説

今は亡き名バイプレイヤー・殿山泰司の、天衣無縫の俳優人生を描いた人間喜劇。監督・脚色は「生きたい」の新藤兼人。撮影を「生きたい」の三宅義行が担当している。主演は、「弱虫」の竹中直人と「皆月」の荻野目慶子。また、殿山氏を知る証言者として「午後の遺言状」の故・乙羽信子も出演している。近代映画協会50周年記念、00年度本誌日本映画第6位、日本ペンクラブ賞第4位第10回日本プロフェッショナル大賞第7位。芸術文化振興基金助成作品。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1915年10月17日、タイちゃんこと殿山泰司は、銀座の“おでんお多幸”の長男として生まれ、36年、俳優となった。36歳の時、タイちゃんは京都の喫茶店“フランソワ”のウェイトレス、キミエと出会い相思相愛の仲になる。ところが、彼には既に鎌倉に内縁の妻・アサ子がいたのだ。タイちゃんは、女優のオカジこと乙羽信子を介してアサ子に別れ話を持ち出すが、逆にアサ子はタイちゃんに黙って婚姻届を出し、養女まで迎えてしまう。しかし、東京でタイちゃんと同棲を始めたキミエも負けてはいない。対抗心をむき出しにして、兄の息子・安夫を養子に取ったのだ。こうして、たちまち二児の父親になってしまったタイちゃんであったが、仕事では「愛妻物語」「裸の島」といった素晴らしい作品に恵まれ、しかも「人間」では数々の賞に輝いた。その後、肝硬変、母の死、子供たちの結婚、浮気事件??、様々な出来事を経て、古希を迎える年となったタイちゃん。選り好みせず仕事をしてきた彼だったが、このところめっきり仕事の依頼が減っていた。ところが余命半年の診断を受けた時、皮肉にも3本の仕事が舞い込んでくる。そして、堀川弘通監督の「花物語」への出演を終えた直後の1989年4月30日、ジャズとミステリィをこよなく愛した三文役者・タイちゃんは、キミエに看取られながら他界した。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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