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作品情報

たどんとちくわ

◇基本データ

タイトルたどんとちくわ

公開年1998年

製作国日本

配給ギャガ・コミュニケーションズ配給

◇スタッフ

監督 市川準 (イチカワジュン)  

製作 山地浩   

プロデューサー 板谷健一    川崎隆 (カワサキタカシ)  

原作 椎名誠 (シイナマコト)  

脚色 市川準 (イチカワジュン)   佐藤信介 (サトウシンスケ)   NAKA雅MURA (ナカマサムラ)  

企画 中沢敏明 (ナカザワトシアキ)  

撮影 小林達比古 (コバヤシタツヒコ)  

音楽 板倉文 (イタクラブン)  

主題曲 スモール・サークル・オブ・フレンズ (SMALL CIRCLE OF FRIENDS)   吉田美奈子 (ヨシダミナコ)  

選曲 武田康宏 (タケダヤスヒロ)  

美術 間野重雄 (カンノシゲオ)  

編集 三條知生 (サンジョウトモオ)  

録音 橋本泰夫 (ハシモトヤスオ)  

スクリプター 石山久美子 (イシヤマクミコ)  

スチール 北島元朗 (キタジマゲンロウ)  

その他 下田眞知子    櫻井まさえ (サクライマサエ)   伊藤進一   

助監督 井上文雄 (イノウエフミオ)  

照明 中須岳仕 (ナカスガクシ)  

◇キャスト

俳優名役名

役所広司 (Koji Yakusho)木田

根津甚八 (ネヅジンパチ)安西

安部聡子 (アベサトコ)君島

桃井かおり (モモイカオリ)熊のぬいぐるみの女

山内健司 (ヤマウチケンジ)

滝本ゆた (タキモトユタ)安西の妻

土橋未弥 (ドバシミヤ)安西の娘

正木優太 (マサキユウタ)安西の息子

太田光 (オオタヒカリ)タクシーの客

田中裕二 (タナカユウジ)

山本高史 (ヤマモトタカフミ)

川野弘毅 (カワノヒロキ)

高野浩司 (タカノコウジ)

渡辺宰 (ワタナベサイ)

福井亜希子 (フクイアキコ)

税所純子 (ゼイショジュンコ)

小林佐知子 (コバヤシサチコ)

根岸佐知子 (ネギシサチコ)

三輪田良子 (ミワタヨシコ)

志村幹男 (シムラミキオ)

直瀬遥歩 (タカセハルム)

山本徹 (ヤマモトトオル)

橋本妙 (ハシモトタエ)

上楽敦子 (カミグラアツコ)

真田広之 (Hiroyuki Sanada)浅見

田口トモロヲ (タグチトモロヲ)富山

小鹿番 (コジカバン)おでん屋の親父

弘中麻紀 (ヒロナカマキ)

渡辺温子 (ワタナベアツコ)老女

小野里久夫 (オノザトヒサオ)板前

塚本耕司 (ツカモトコウジ)コック

山口晃史 

鈴木省吾 (スズキショウゴ)

小野田由紀子 (オノダユキコ)書店女店長

小沢 (オザワ)

八反田勝就 料理屋の客

菅原直太 (スガワラナオタ)

向井潤一 (ムカイジュンイチ)

斉藤竜也 (サイトウリユウヤ)

渡辺究 (ワタナベキュウ)

角田任 (カドタニン)

浅賀みち子 (アサガミチコ)

田中祐実 (タナカユミ)

北田きりこ (キタダキリコ)

原田砂穂 (ハラダサホ)

岡邦子 (オカクニコ)

◇解説

タクシー運転手と売れない小説家、鬱積していたフラストレーションを爆発させたふたりの中年男が巻き起こす騒動を二部構成で描いたブラック・コメディ。監督は「東京夜曲」の市川準。椎名誠の短篇小説を基に、市川監督と「たどん」部を「恋、した。」の佐藤信介、「ちくわ」部を「大怪獣東京に現わる」のNAKA雅MURAが共同脚色。撮影を「東京夜曲」の小林達比古が担当している。主演は「大往生」の役所広司と「D坂の殺人事件」の真田広之。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

タクシー運転手の木田は、今日もいろんな客を乗せて、いろんな風景の中を走り回っている。だが、時々交わす乗客との会話は上辺だけのもので、そこには心の通ったコミュニケーションは存在していなかった。そんなある日、彼のタクシーにサラリーマンの安西が乗り込んできた。彼は、不倫相手が待つ郊外のホテルへ向かうところだった。遠い目的地までの間、木田はポツリポツリと世間話を始める。その中で木田は安西に彼の仕事を尋ねるが、安西はその質問に自分はたどん屋だと嘘をついてしまう。暫くすると、安西はタクシーが目的地に向かっていないことに気づく。果たして、木田は適当にあしらった安西の答えに憤慨しており、車をただ走らせていたのだ。尋常でない木田の表情に困惑する安西は、飽くまでも自分はたどん屋だと嘘を突き通そうとするが、やがてタクシーは人気のない海岸に着く。そこで木田は、たどん屋だという証拠にここでたどんを作ってみろと、トランクに隠し持っていたトカレフを持ち出して安西を脅迫する。仕方なく泥でたどんを作る安西。だが、なかなかうまくいかない。そのうち、木田が目を離した隙に安西は逃げ出すも、気づいた木田は安西に向けて銃爪を引く…。同じ頃、売れない小説家の浅見は、都会の夜をさまよっていた。彼の頭の中には、意識とは違うところで様々な言葉が浮かんでは消えていく。やがて、一軒の屋台のおでん屋にたどり着いた彼は、そこでちくわを注文した。ところが、ネタの中にはちくわがなかったのである。衝動的にキレた浅見は、鍋の上に跨がると自分のペニスを引き出して「ここにちくわがあるじゃないか!」と叫び、鍋に放尿する。次に彼が向かったのは、馴染みの料理屋であった。ところが、店の主人との他愛のない世間話するうち、彼は奇妙な感覚と幻覚に襲われていく。異常なほどの熱気の店内、耳障りな他の客たちの会話、不気味に動き出す料理。暫くしてトイレに逃げ込んだ彼は、そこで戦慄した。なんとペニスがなくなっていたのだ。パニックに陥った彼は、店内に戻ると出刃と包丁を片手に次々に客たちを切りつけ、冷蔵庫に仕舞われたちくわの中からなくしたペニスを探そうとする…。明け方早く、一軒の海辺のホテルに木田のタクシーが到着し、全身血塗れの浅見が現れた。浅見は、安西をタクシーの運転手だと勘違いし、東京まで送れとすごむ。仕方なく浅見と君島を乗せて走りだすタクシー。一方、木田は朝の美しい海岸へ歩き出していた。タクシーの中、小便をしたいと言い出した浅見は、自分の股間にペニスが戻っていることに気づく。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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