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作品情報

ブラックアウト

◇基本データ

タイトルブラックアウト

原題The Blackout

公開年1998年

製作国アメリカ=フランス

配給アスミック配給

◇スタッフ

監督 アベル・フェラーラ (Abel Ferrara)  

製作 エドワード・R・プレスマン (Edward R. Pressman)   クレイトン・タウンゼンド (Clayton Townsend)  

脚本 マリア・ハンソン (Marla Hanson)   クリスト・ゾワ (Christ Zois)   アベル・フェラーラ (Abel Ferrara)  

撮影 ケン・ケルシュ (Ken Kelsch)  

音楽 ジョー・デリア (Joe Delia)  

美術 リチャード・フーヴァー (Richard Hoover)  

編集 アンソニー・レドマン (Anthony Redman)  

衣装(デザイン) メリンダ・エシェルマン (Melinda Eshelman)  

EP マーク・デーモン (Mark Damon)   アレッサンドロ・キャモン (Alessandro Camon)  

字幕 菊地浩司 (Koji Kikuchu)  

その他 ジャニス・ギンズバーグ (Janice Ginsberg)  

◇キャスト

俳優名役名

マシュー・モディン (Matthew Modine)Matty

デニス・ホッパー (Dennis Hopper)Mickey Wayne

クラウディア・シファー (Claudia Schiffer)Susan

ベアトリス・ダル (Beatrice Dalle)Annie 1

サラ・ラセズ (Sarah Lassez)Annie 2

スティーヴン・バウアー (Steven Bauer)Mickey's studio actor

ローラ・ベイリー (Laura Bailey)

Nancy Ferrara (Nancy Ferrara)

アンディ・フィセラ (Andy Fiscella)

ヴィクトリア・ダフィ (Victoria Duffy)Script girl

◇解説

ドラッグとアルコールに溺れたスター俳優が見る妄想と現実との混淆の中に、贖罪のテーマを描き出す心理サスペンス。監督は「フューネラル」の鬼才アベル・フェラーラで、脚本もマリア・ハンソン、クリスト・ゾワと共同で執筆。製作は「ウインター・ゲスト」のエドワード・R・プレスマン、クレイトン・タウンゼント。製作総指揮は「ライアー」のマーク・デイモンとアレッサンドロ・キャモン。撮影のケン・ケルシュ、音楽のジョー・デリア、編集のアンソニー・レッドマンはフェラーラ作品の常連。美術は「デッドマン・ウォーキング」のリチャード・フーヴァー。衣裳はメリンダ・エッシャーマン。主演は「カットスロート・アイランド」のマシュー・モディーン。共演は「FISHING WITH JOHN」のデニス・ホッパー、スーパーモデルのクラウディア・シファー、「彼女たちの関係」のベアトリス・ダルほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

映画スターのマティ(マシュー・モディーン)は、様々なプレッシャーにさらされドラッグとアルコールに溺れる生活の中で、恋人のアニー(ベアトリス・ダル)と過ごすひとときだけが安らぎだった。彼はアニーの妊娠を聞き、生活を改めて結婚する決意を固めていた。ふたりは、「光のフリーク」を自称する映像作家ミッキー(デニス・ホッパー)がアニー主演でヴィデオ・ムーヴィーを撮っているナイトクラブを訪れた。半裸の男女が光と音の洪水の中でうごめくクラブで、ふたりは抱き合い、愛し合う。だが翌朝、アニーはマティとの子供を堕胎したことを告白する。激怒するマティにアニーが突きつけたテープには、泥酔したマティがかけた電話が録音されていた。「そんな子供は誰の子かわからない。とっとと堕ろしちまえ」。アニーが去ると、マティはさらにドラッグにのめり込んだ。ミッキーが用意したダンサーたちとドラッグパーティにふけり、次第に虚構と現実の区別を失ってゆく。そんなある日、偶然アニーという名のウェイトレスと知り合った彼は、彼女をナイトクラブへと連れてゆく。ミッキーは彼女を「第二のアニー」(サラ・ラセズ)と呼び、早速ビデオを廻し始めた。レンズの前での退廃的な戯れの中、マティは意識を失い、「ブラックアウト」していった。それから一年半後、酒とドラッグを断ち更生したマティは、スーザン(クラウディア・シファー)という女性と暮らしていた。だが精神科医のカウンセリングを受けていまだ自分の心がアニーにあると自覚し、やがてアニーを殺す夢にうなされるようになった。精神科医はアニーとの訣別を望んでいることの現れだと言うが、マティはその悪夢が現実なのではないか思い始めていた。謎を解き明かそうとマイアミへ戻ったマティにミッキーは、今は他の男と結婚しメキシコで暮らしているアニーの生活に波風を立てるなと忠告する。不安のあまりアルコールに再び手を伸ばして泥酔するマティを見かねて、ミッキーはアニーを呼び寄せる。だが彼の不安は癒されることなく錯乱の度は深まるばかりで、ミッキーはついにマティに、彼が「ブラックアウト」した夜のヴィデオを見せる。そこにはゆきずりの「第二のアニー」を殺すマティの姿があった。ミッキーが人知れずすべての始末をしていたのだ。その事実を知ったマティは、ひとり夜の海の中へと歩んでゆく。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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