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作品情報

秘密の子供

◇基本データ

タイトル秘密の子供

原題L' enfant secret

公開年不明

製作国フランス

配給ビターズ・エンド配給

◇スタッフ

監督 フィリップ・ガレル (Philippe Garrel)  

製作 フィリップ・ガレル (Philippe Garrel)  

脚本 フィリップ・ガレル (Philippe Garrel)  

撮影 パスカル・ラペルーサ (Pascal Laperrousaz)  

音楽 フランソワ・ファトン・カーン (fran?ois Faton Cahen)   ディディエ・ロックウッド (Didie Rockwood)  

編集 フィリップ・ガレル (Philippe Garrel)  

録音 アラン・ヴィルヴァル (Alain Villeval)  

字幕 寺尾次郎 (Jiro Terao)  

その他 アネット・ワドマン (Annette Wademant)  

◇キャスト

俳優名役名

アンリ・ド・モンブラン (Henri de Maublanc)Jean-Baptiste

シュワン・リンデンマウアー (Xuan Lindenmayer)Swann le fiis d'Elie

セシル・ル・バイイ (Cecile le Bailly)Chloe

エリ・メデロス (Elie Medeiros)la prostituee

ブロワ・フェルー (B?noit Ferreux)俳優

エレアンヌ・ロイ (Elianne Roy)

カロリーヌ・フォン・パウルス (Caloline Von Paulus)看護婦

エドウィッジ・グルス (Edwige Gruss)女優

ヴィンセント・デイル (Vincent Dare)医者

ピエール・フラノ (Pierre Frano)薬の売人

フィリップ・ガレル (Philippe Garrel)精神病患者

◇解説

互いの心のすき間を埋めることができずに薬物に依存して壊れていく2人の男女の姿を淡々と描いた恋愛映画。監督・脚本・台詞・製作・編集は「愛の誕生」のフィリップ・ガレル。脚本はガレルが執筆したものを「エドワールとキャロリーヌ」のアネット・ワドマンが手直ししたもの。撮影は「自由、夜」のパスカル・ラペルザ。音楽は「ギターはもう聞こえない」のフランソワ・“ファトン”・カーンとディディエ・ロックウッド。録音はアラン・ヴィルヴァル。主演は「ランデヴー」のアンヌ・ヴィアゼムスキーとロベール・ブレッソン監督『Lediable probablement(たぶん悪魔が) 』のアンリ・ド・モブラン。共演は「二人の女」のセシル・ル・バイイ、歌手のエリ・メデロスほか。ガレル自身も精神病患者役で出演している。82年ジャン・ヴィゴ賞受賞。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ジャン=バチスト(アンリ・ド・モンブラン)はエリー(アンヌ・ヴィアゼムスキー)と知り合い、愛し合う。彼女には幼い息子スワン(シュワン・リンデンマウアー)がいる。ジャン=バチストは映画を撮っている。そこにはいつも愛する者が映っている。ジャン=バチストはLSDを服用している。ある日、教会へ不法侵入し、警察に逮捕され、病院へ収容される。彼には電気ショック療法が施され、記憶がとぎれ、とぎれになる。やがてジャン=バチストは退院する。エリーの母親が亡くなった。そのことを知らせる手紙がエリーのもとに届き、彼女はジャン=バチストを責める。彼女が母親に会えなかったのは彼のせいで、映画を撮影していたせいだと。彼女は泣き続ける。エリーは会えない息子スワンに葉書を書く。映画を憎んでいるのに彼女は次の様に書くのを忘れない。「映画のために髪を切らないでね」と。スワンと一緒に公園に来た2人だが、エリーは黙ったままだ。雨が降り出す。とぎれとぎれの会話からエリーが別の男を愛していることだけが明らかになる。2人は雨に打たれ続ける。エリーとジャン=バチストが部屋で激しい喧嘩をしている。エリーは激情に駆られて叫ぶ。2人の距離が離れて行く。一緒に生活できない。ジャン=バチストはある夜、歩いているところを3人の男に襲われる。その夜、エリーから電話が来る。「具合が悪い」という。ジャン=バチストはシャツを脱ぎ、彼女を抱く。翌朝、ジャン=バチストは窓ガラスを叩き割り、手首を切ろうとする。彼は「妄想か、クソッ……」とつぶやき、ガラスの破片を床に落とす。夜、ジャン=バチストが部屋で寝ているところに知らない男が前後不覚のエリーを抱いて連れてくる。エリーはヘロインに手を出している。ジャン=バチストはカフェで窓ガラス越しにエリーが男からヘロインを買っているのを見てしまう。詰問する彼に「捨てないでくれ」と泣くエリーをジャン=バチストは抱きしめる。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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