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作品情報

ヒポクラテスたち

◇基本データ

タイトルヒポクラテスたち

公開年1980年

製作国日本

配給ATG

◇スタッフ

監督 大森一樹 (オオモリカズキ)  

製作 佐々木史朗 (ササキシロウ)  

プロデューサー 佐々木啓   

脚本 大森一樹 (オオモリカズキ)  

企画 多賀祥介   

撮影 堀田泰寛 (ホッタヤスヒロ)  

音楽 千野秀一 (チノシュウイチ)  

美術 大谷和正   

編集 吉田栄子 (ヨシダエイコ)  

録音 尾形龍平   

スチール 金子哲也 (カネコテツヤ)  

助監督 大上典保 (オオガミノリヤス)  

照明 佐藤譲 (サトウユズル)  

◇キャスト

俳優名役名

古尾谷雅人 (フルオヤマサト)萩野愛作

光田昌弘 河本一郎

西塚肇 (ニシヅカハジメ)王龍明

柄本明 (Akira Emoto)加藤建ニ

狩場勉 (カリバツトム)大島修

伊藤蘭 (イトウラン)木村みどり

小倉一郎 (オグライチロウ)西村英二郎

阿藤快 (アトウカイ)神崎

内藤剛志 (ナイトウタカシ)南田

金子吉延 (カネコヨシノブ)渡辺

斉藤洋介 (サイトウヨウスケ)本田

加納省吾 (カノウショウゴ)高本

宮崎雄吾 野口英雄

真喜志きさ子 (マキシキサコ)中原順子

池内琢麿 (イケウチタクマ)中原剛

牟田悌三 (ムタテイゾウ)中原虎一

岩浅豊明 産婦人科教授

手塚治虫 (テヅカオサム)小児科教授

自切俳人 放射線科講師

草薙幸二郎 (クサナギコウジロウ)内科教授

高山千草 (タカヤマチグサ)産婦人科婦長

軒上泊 村中助手

原田芳雄 (ハラダヨシオ)外科・徳松助教授

村上正次 吉川

角替和枝 (ツノガエカズエ)妻・尚子

絵沢萠子 (エザワモエコ)加茂野家のおかみ

渡辺文雄 (ワタナベフミオ)河本清三郎

鈴木清順 (Seijun Suzuki)泥棒

◇解説

京都府立医大を卒業した大森一樹監督が自らの体験をもとに、大学病院での臨床実習を通して、医術を身につけていく若者たちの青春群像を描く。脚本・監督は「オレンジロード急行」の大森一樹、撮影は「日本の悪霊」の堀田泰寛がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

京都・洛北医科大学。医学生の最終学年は臨床実習(ポリ・クリ)にあてられ、六~七人に分けられたグループが、内科、外科、小児科など、十七の科を一周間ごとのローテーションで廻っていく。愛作たちのグループもその一つだ。グループには、定期試験に出た「避妊法」は完璧に答えたくせに恋人の順子を妊娠させてしまった荻野愛作(二十六歳)、医者になることに不安を抱く木村みどり(二十四歳)、プレイボーイの河本一郎(二十五歳)、野球の大好きなワンちゃんこと王龍明(二十四歳)、脱サラの加藤建ニ(三十一歳)、ガリ勉の大島修(二十三歳)などがいる。ポリ・クリは、新しい発見と失敗の連続。みどりは皮膚科でインキンの若者に逃げられ、大島はガンの診断が当って、喜びの声をあげてしまったり、河本は分娩介助で人形の赤ん坊の片腕をひっこぬいてしまったりだ。愛作の住む学生寮では、連日寮会議が開かれたいた。新入生の野口、左翼運動家の南田、寮長の渡辺らが寮運営から現代医学の問題点をディスカッションしているのだ。新入生の野口はやがて南田とともに運動の渦中に入っていく。愛作も、昔は南田とともにビラを撒いたこともあるのだが、今では関心も薄らいでいる。愛作が順子を堕胎医に連れていった。彼女の妊娠がはっきりしてから二人の仲はしっくりしていない。そして、順子に手術を受けさせた頃から、人の生死を扱う職業に就くことへの愛作の危惧は高まっていく。それ以来、愛作は順子の身を案じながらもしばらく彼女の家を訪れていない。ある日、順子から愛作に電話が入った。出血が止まらないらしい。愛作は河本のスポーツカーで、順子を河本の父親の病院ヘ入院させた。愛作の自信のない態度に河本は「近頃、こう見えても俺、自分が医者になりたいと思うことが月に4回はある」と話す。「俺はその逆が、月に4回はある」と答える愛作。入院後も容態の良くならない順子は郷里に帰っていく。迎えに来た順子の父親は、苦言どころか優しい言葉を愛作にかける。愛作は自分のふがいなさに気の滅入る思いだ。その頃、野口は活動中に警察に逮捕された。愛作は心の重さから逃れるかのように、医師国家試験の勉強に没頭するのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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