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作品情報

怖がる人々

◇基本データ

タイトル怖がる人々

公開年1994年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 和田誠 (ワダマコト)  

製作 稲見宗孝 (イナミ)   櫻井洋三 (サクライヨウゾウ)  

プロデューサー 中川滋弘 (ナカガワシゲヒロ)   岡田裕 (オカダユタカ)   藤田義則 (フジタヨシノリ)   宮内眞吾 (ミヤウチシンゴ)  

原作 椎名誠 (シイナマコト)   日影丈吉 (ヒカゲジョウキチ)   筒井康隆 (ツツイヤスタカ)   平山蘆花 (ヒラヤマ)  

脚本 和田誠 (ワダマコト)  

企画 アルゴ・ピクチャーズ   

撮影 前田米造 (マエダヨネゾウ)  

音楽 佐藤允彦 (サトウマサヒコ)  

美術 中村州志 (ナカムラシュウジ)   小澤秀高 (オザワヒデタカ)  

編集 冨田功 (トミタイサオ)  

録音 橋本文雄 (ハシモトフミオ)  

スクリプター 松澤一美 (マツザワカズミ)  

スチール 副田宏明   

助監督 足立公良 (アダチキミヨシ)  

照明 熊谷秀夫 (クマガイヒデオ)  

◇キャスト

俳優名役名

真田広之 (Hiroyuki Sanada)

原田美枝子 (ハラダミエコ)

名古屋章 (ナゴヤアキラ)警備員の声

北山雅康 (キタヤマ)警備員の声

佐野史郎 (サノシロウ)別の男

熊谷真実 (クマガイマミ)悦子

杉本哲太 (スギモトテッタ)

清水ミチコ (シミズミチコ)初江

筒井康隆 (ツツイヤスタカ)会社の男

でんでん (デンデン)会社の男

逗子とんぼ (ズシトンボ)会社の男

島田歌穂 (シマダカホ)電話ボックスの女

大河内浩 (オオコウチヒロシ)電話ボックスの男

奥村公延 (オクムラコウエン)悦子の父

平田満 (ヒラタミツル)サラリーマン

上田耕一 (ウエダコウイチ)酒場の親爺

矢島亜由美 (ヤジマアユミ)少女時代の悦子

麿赤児 (マロアカジ)河原の男

マルセ太郎 (マルセタロウ)薮の男

佐々木すみ江 (ササキスミエ)水上バスの女性

高品格 (タカシナカク)造り酒屋の主人

内田朝雄 (Asao Uchida)老僧

フランキー堺 (Franky Sakai)釜のおじさん、水上バスの男

斎藤晴彦 (サイトウハルヒコ)入江又造

萩原流行 (ハギワラナガレ)駅員A

花王おさむ 駅員B

杉山とく子 (スギヤマトクコ)母親

小林のり一 (コバヤシノリカズ)

浅香光代 (アサカミツヨ)旅芸人姿の女

渡辺哲 (ワタナベテツ)

小林薫 (コバヤシカオル)重助

黒木瞳 (クロキヒトミ)すみ

三谷昇 (ミタニノボル)番頭

石黒賢 (イシグロケン)佐々木

嶋田久作 (シマダキュウサク)旗山

レオナルド熊 (レオナルドクマ)農夫A

桜金造 (サクラキンゾウ)農夫B

山谷初男 (ヤマヤハツオ)甚平

不破万作 (フワマンサク)トラック運転手

阪田マサノブ (サカタマサノブ)編集=部員

すまけい 編集長

唐沢寿明 (カラサワトシアキ)TVレポーター

渡辺えり子 (ワタナベエリコ)

◇解説

″恐怖″をテーマに、奇妙でユーモラスな怖い世界を映画化した5話のオムニバス。「快盗ルビイ」以来6年ぶりの和田誠監督作品で、脚本も和田が担当。撮影は「大病人」の前田米造。1話ごとに原作もキャストも異なるが、主演陣の他にチョイ役で出演するゲストもそれぞれ豪華。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

第一話「箱の中」深夜、マンションに帰ってきた男はエレベーターで美女と乗り合わせる。エレベーターは動き出した途端、停止してしまう。閉じ込められた二人。すると、女は「たじまに頼まれたのだろう。早く動かして」と男に喰ってかかる。さらに、カミソリをふりまわし始め、狭い空間を訳も分からず逃げまわる男。やがて、エレベーターは動き出すと、女はケロリと出て行ってしまう。男が呆気にとられているとエレベーターの中にまた、危険な男が入ってきた。 第二話「吉備津の釜」無職の悦子は職探しているが、なかなか上手くいかない。そんな時、ふとしたきっかけで知り合った初江に職を世話してもらう。翌日、紹介状をもって約束の場所へ向かう悦子は子供のときに聞いた吉備津の釜のおじさんの話を思い出す。掟を破って船を出した船頭・元の話で、元は荷揚げをすませ、法話を聞くため寺に向かう途中、見ず知らずの男から手紙を届けるように頼まれる。その中身は元を殺してくれとあった。老僧の機転で、元は危うく命拾いするというものだった。悦子は初江からもらった紹介状が気になり開けてみると何も書いていない。不気味に思い引き返してしまう悦子。後日、新聞に詐欺の疑いがある初江が自殺したとあった。 第三話「乗越駅の刑罰」小説家の入江又造は七年ぶりに里帰り、乗越駅にやってくる。無人と思い切符を出さずに改札口を抜けようとしたところに、駅員に呼び止められる。又造の弁解を一向に認めない駅員は、言葉尻をとらえてイビリだす。そこに、もう一人の駅員が来て子猫でスープを作り始める。怖くなった又造は金をつかませて逃げようとするが、余計怒りにふれて、無理やり猫スープを飲まされてしまう。そんなところへ子猫の親と名乗る猫男が子猫を捜しにくるのだった。 第四話「火焔つつじ」呉服の行商をしている重助は土砂降りの雨の駅で出会った女・すみと宿に空き部屋がないため、一夜を過ごすことに。寝つけない重助は雨戸を開けようとするが、すみは怖がって開けさせない。理由は夜が明けたら話すと言う。翌日、すみは語り出す。元芸者で妾になっていたすみは男の子をもうけた。本妻もその子をかわいがってくれたが、つつじの季節のある日、つつじが燃える庭の中に子供が転がっているの見たと言う。重助はそんなすみを愛しく思い、所帯を持とうともちかける。すみは喜ぶが、窓の外には燃えるつつじがあった。 第五話「五郎八航空」無人島に取材に出かけた記者・佐々木とカメラマン旗山は突然の豪雨に遭い堀立小屋に逃げ込む。そこにいた農夫に不定期の航空便があると聞いた2人はそれに乗ることに。ところが、やって来たのは不安な飛行機で、しかも操縦士の五郎八が事故で代理の妻。恐る恐る乗る2人。飛行機は途中雲に覆われ、道に迷い、燃料が切れかかるがなんとか陸のガソリンスタンドに到着する。燃料を補給して再び飛び立とうとするが、旗山は危険を感じて降りてしまう。翌日、東京に帰ってきた佐々木はニュースで旗山が土砂崩れで生き埋めになったことを知った。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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