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作品情報

PICNIC

◇基本データ

タイトルPICNIC

公開年1996年

製作国日本

配給エースピクチャーズ=日本ヘラルド映画配給

◇スタッフ

監督 岩井俊二 (イワイシュンジ)  

製作 堀口壽一 (ホリグチトシカズ)   田中迪 (タナカ)  

プロデューサー 加藤裕子 (カトウユウコ)   南條昭夫 (ナンジョウアキオ)   堀部徹 (ホリベトオル)   亀井宏幸 (カメイヒロユキ)   長澤雅彦 (ナガサワマサヒコ)   掛須秀一 (カケスシュウイチ)  

脚本 岩井俊二 (イワイシュンジ)  

企画 牛窪正弘 (ウシクボマサヒロ)   馬越勲    尾越浩文 (オゴシヒロフミ)  

撮影 篠田昇 (シノダノボル)  

音楽 REMEDIOS   

美術 細石照美 (ホソイシテルミ)  

編集 岩井俊二 (イワイシュンジ)  

録音 武市英生 (タケイチヒデオ)  

スクリプター 中山恭子    小島俊彦   

助監督 井上きよし (イノウエキヨシ)  

照明 隅田浩行 (スミダヒロユキ)  

◇キャスト

俳優名役名

Chara (チャラ)ココ

浅野忠信 (アサノタダノブ)ツムジ

橋爪浩一 (ハシヅメコウイチ)サトル

鈴木慶一 (スズキケイイチ)牧師

伊藤かずえ (イトウカズエ)女医

六平直政 (ムサカナオマサ)看護長

山本ふじこ (ヤマモトフジコ)看護婦

佐山真里 (サヤママリ)看護婦

武藤寿美 (ムトウ)看護婦

島村日出夫 (シマムラヒデオ)警察官

加太孝明 (カタタカアキ)ココの父

山口詩史 (ヤマグチ)ココの母

久野優理 (ヒサノ)教会の少女

高橋麻衣 (タカハシマイ)教会の少女

曽我真奈美 (ソガマナミ)教会の少女

チャックと豆の木 (チャックトマメノキ)街頭芸人

◇解説

心の病を抱える3人の若者の、施設と外界の境界線である塀の上を渡って世界の終焉を見に行こうとする“探険”を描いたドラマ。監督・脚本は「Love Letter」の岩井俊二。撮影を「男たちのかいた絵」の篠田昇が担当している。主演はこれがスクリーンデビューとなったCharaと、「幻の光」の浅野忠信。ふたりはこの共演がきっかけとなって95年に結婚した。94年製作。今回は一部のシーンがカットされた“日本バージョン”で公開された。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

双子の妹を殺してしまったココは、心の病を抱えた人たちが暮らす施設へ入れられた。そこは心の平穏を取り戻す場所には程遠く、彼女の心は益々閉ざされていく。ある日、ココはツムジとサトルというふたりの青年と知り合い、施設の塀の上を歩いて渡る“探険”に参加した。塀の向こうへ行こうとしないツムジとサトルを尻目に、ココは「塀の上なら、いいのよ」と、隣の塀へ飛び移る。ツムジがこれに続き、サトルを残してふたりの塀伝いの探険が始まった。たどりついた教会の塀の上で美しい賛美歌に耳を澄ませていると、牧師がふたりに声をかけてきた。地球滅亡を願うツムジと、自分が死んだら地球も滅びると信じているココに、牧師は一冊の聖書を渡す。ココとツムジは施設へ連れ戻されたが、聖書の黙示録を読んだツムジが地球滅亡を予言したことから、サトルも加わった三人は世界の最後を見るために、再び塀伝いの探検に出発する。途中、ドジな警察官からピストルを奪った三人は、ちょっとしたいき違いからバラバラになり、ひとりぼっちになったサトルは塀から落ちて死んでしまった。ツムジも教師殺しという忌まわしい過去の幻影に襲われ、降り出した激しい雨に自らの罪を洗い流そうとする。ようやく追いついたココと埠頭へたどりついたツムジは、太陽が爆発して世界が終われば自分も救われると考え、沈む夕陽にピストルの弾を撃ち込んだ。しかし、世界は何も変わらない。次の瞬間、ココは地球を滅ぼすために、自分の頭に向けて引き金を引いた。崩れ落ちるココの体を抱きとめるツムジ。黄金色に輝くふたりの影は、いつまでも重なり合っていた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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