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作品情報

夢の女

◇基本データ

タイトル夢の女

公開年1993年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 坂東玉三郎 (バンドウタマサブロウ)  

製作総指揮 奥山和由 (オクヤマカズヨシ)   堤康二    一力英夫    小田久栄門 (オダヒサエモン)  

プロデューサー 中川滋弘 (ナカガワシゲヒロ)   中沢敏明 (ナカザワトシアキ)  

原作 永井荷風 (ナガイカフウ)   久保田万太郎 (クボタマンタロウヤスミトシオ)  

脚本 吉村元希 (ヨシムラゲンキ)   桜井妙子 (サクライタエコ)   斎藤雄文 (サイトウマサフミ)  

撮影 長沼六男 (ナガヌマムツオ)  

音楽 藤舎名生    杵屋榮津五郎   

美術 木村威夫 (Takeo Kimura)  

編集 鈴木晄 (スズキアキラ)   奥原好幸 (オクハラヨシユキ)  

録音 辻井一郎 (ツジイイチロウ)  

スチール 金田正 (カネダタダシ)  

助監督 大串利一 (オオグシトシカズ)  

照明 熊谷秀夫 (クマガイヒデオ)  

◇キャスト

俳優名役名

吉永小百合 (ヨシナガサユリ)お浪(花魁楓)

永島敏行 (Toshiyuki Nagashima)小田部

佐々木すみ江 (ササキスミエ)おさわ

片岡京子 (カタオカキョウコ)二代目楓

長門裕之 (ナガトヒロユキ)桟橋の客

綿引勝彦 (ワタヒキカツヒコ)楼主

戸浦六宏 (Rokuhiro Toura)番頭

安井昌二 (ヤスイショウジ)上郷

樹木希林 (キキキリン)お松

◇解説

侍の娘ながら、娼婦に身を落とした女・お浪の儚い半生を描く。永井荷風の同名の初期小説を久保田万太郎が新派のために脚色した舞台用の台本をもとにしてモノクロームの映画で描いた、松竹=セゾングループ提携作品。「外科室」の坂東玉三郎が、再び吉永小百合を主演にして描く監督第二作。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

明治も終わりの頃。奉公先の旦那の手がついて妾となったものの、旦那の死により縁を切られ、生まれたばかりの娘・お種も里子に出し故郷に戻ってきたお浪は、士族であった父の病気と多大な借金のため、深川州崎遊郭の大店『大八幡』に身を売り、楓という花魁となっていた。三年ぶりに故郷に戻ってきたお浪は、お種が里子先でひどい仕打ちを受けていると婆やのおさわから聞かされ、店のお松の知恵を借り、年期を延ばして借金を重ねてお種を引き取ることにした。お浪には小田部という薬問屋の贔屓の客がいたが、お浪に入れこむ余りまだ一緒になれないことが分かると首を縊って死んでしまう。『男を破滅させる毒婦』と新聞に書きたてられたお浪はすさみ、酒に溺れ、人気もなくしていった。だがある日、上郷という相場師が全てを承知した上でお浪を身請けした。七、八年後。洲崎の海を見晴らす土手の上でお松が二代目の楓にそんなお浪の思い出話をしていたところへ、侍合の女将となったお浪が現れる。二人は涙ながらに再会を喜んだ。お浪は二代目・楓に、そして自分自身に言い聞かせるように、夢のように過ぎていった日々を語り、洲崎を離れていくのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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