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作品情報

私の心はパパのもの

◇基本データ

タイトル私の心はパパのもの

公開年1992年

製作国日本

配給東北新社=ギャラクシーワン

◇スタッフ

監督 大林宣彦 (オオバヤシノブヒコ)  

プロデューサー 山口剛    田辺隆史 (タナベタカシ)  

原作 寺内ゆみ (テラウチユミ)  

脚本 岸田理生 (キシダリオ)   斉木燿 (サイキ)  

企画 小杉義夫 (コスギヨシオ)  

撮影 阪本善尚 (サカモトヨシタカ)  

音楽 設楽幸嗣 (シタラコウジ)  

美術 薩谷和夫 (サツヤカズオ)  

編集 大林宣彦 (オオバヤシノブヒコ)  

録音 佐藤富士男 (サトウフジオ)  

スクリプター 金沢栄一   

助監督 中田信一郎 (ナカダシンイチロウ)  

照明 森谷清彦 (モリタニキヨヒコ)  

◇キャスト

俳優名役名

斉藤由貴 (サイトウユキ)尾堂美々子

愛川欽也 (Kinya Aikawa)小沼陽平

尾美としのり (オミトシノリ)松下雄樹

根岸季衣 (ネギシトシエ)島村良枝

峰岸徹 (ミネギシトオル)田川圭一

正力愛子 (ショウリキアイコ)西堂牧

浅野愛子 (アサノアイコ)友情出演

入江若葉 (イリエワカバ)不明

菅谷喜三郎 (キサブロウ)不明

奈美悦子 (ナミエツコ)不明

◇解説

15年ぶりに再会した父娘の姿を通して、ユニークな親子愛を描く。88年に日本テレビ系で放映されたテレ・フィーチャーの劇場版で、脚本は「悪徳の栄え」の岸田理生と斉木燿の共同執筆。監督は「ふたり」の大林宣彦。撮影監督は「BEST GUY」の阪本善尚がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

突然の交通事故で母を亡くしてしまった美々子は、別れていた父・陽平と15年ぶりに暮らすことになるが、たった一度の浮気が原因で母と離婚した陽平をどうしても好きになれない。それとは反対に15年ぶりに娘ができた陽平は完全に有頂天になっていた。美々子には、コンピュータ会社に勤める恋人・雄樹がいたが、金持ちでキンピカの車を乗り回す雄樹のことを陽平は理解しようとしない。美々子は日々父との暮らしに疑問を覚え始めていた。そんな時、陽平が突然婚約者の良枝を連れて来た。自分とは正反対に派手で美人で陽気な良枝を美々子は好きになれない。ある日、良枝は陽平の留守の日に友人を集め家でパーティを開いた。不安がる美々子は雄樹を呼んで気を晴らしていたが、良枝の誘いに乗ってしまった雄樹は、いつしか彼女と関係を持ってしまう。ショックを受けた美々子は、父と母の共通の友人である弁護士の田川に相談した。田川の言葉で美々子は、雄樹に対しても、陽平に対しても自分が大人になりきれていなかったことに気づき、自分の怒りと陽平への思いをこめて、良枝に家を出て行けと命令する。素直に聞く良枝は、美々子にマリリン・モンローの『私の心はパパのもの』のレコードを置いて出て行った。それを知った陽平は、美々子が自分のために辛い思いをしていたのだと反省する。そんなある日、母の遺品を整理していた美々子は、離婚以来15年間、陽平が母に送り続けた恋文を見つけ、父と母が本当に愛し合っていたことを認識し、陽平と別れて暮らすことを決意する。数週間後、仲直りした雄樹と並木道を歩いていた美々子は、向かいからやってくる中年カップルと目が合う。それは陽平と美々子の目と目の対話であり、父と娘の関係でありながらひとりの大人と大人であった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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