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作品情報

クレオパトラ(1934)

◇基本データ

タイトルクレオパトラ(1934)

原題Cleopatra(1934)

公開年不明

製作国アメリカ

配給

◇スタッフ

監督 セシル・B・デミル (Cecil B. DeMille)  

脚本 バートレット・コーマック (Bartlett Cormack)  

脚色 ウォルデマー・ヤング (Waldemar Young)   ヴィンセント・ローレンス (Vincent Lawrence)  

撮影 ヴィクター・ミルナー (Victor Milner)  

音楽 ルドルフ・G・コップ (Rudolph G. Kopp)  

衣装(デザイン) トラヴィス・バントン (Travis Banton)  

◇キャスト

俳優名役名

クローデット・コルベール (Claudette Colbert)Cleopatra

ウォーレン・ウィリアム (Warren William)Julius_Caesar

ヘンリー・ウィルコクスン (Henry Wilcoxon)Marc_Antony

ガートルード・マイケル (Gertrude Michael)Calpurnia

ジョゼフ・シルドクラウト (Joseph Schildkraut)Herod

アイアン・キース (Ian Keith)Octavian

C・オーブリー・スミス (C. Aubrey Smith)Enobarbus

アイアン・マクラレン (Ian MacLaren)Cassius

アーサー・ホール (Arthur Hohl)Brutus

レオナード・ムーディー (Leonard Mudie)Pothinos

アーヴィング・ピチェル (Irving Pichel)Apollodorus

クローディア・デル (Claudia Dell)Octavia

Eleanor Phelps (Eleanor Phelps)Charmian

ジョン・ルーサーフォード (John Rutherford)Drussus

Grace Durkin (Grace Durkin)Iras

ロバート・ワーウィック (Robert Warwick)Achillas

エドウィン・マクスウェル (Edwin Maxwell)Casea

Charles Morris (Charles Morris)Cicero

ハリー・ベレスフォード (Harry Beresford)The_Soothsayer

◇解説

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

西暦紀元前48年、時のローマ執政、ジュリアス・シーザーは世界制覇の大業を半ば成就し、印度遠征の途次、かねて眼をつけていたエジプトの地に大軍を率いて上陸した。此の時エジプトの女王クレオパトラは、兄トレミー王と勢力争いの最中だった。シーザー上陸の報に接するや、クレオパトラは彼を抱込んで兄を倒さんものと、秘術を胸にひそめて単身シーザーを訪れた。一代の妖姫と謳はれたクレオパトラだった。英雄シーザーも彼女の容色と勇気に心動かされ、クレオパトラを後援する事になった。斯くてエジプトはローマの勢力下に置かれ、シーザーはクレオパトラを携えて、ローマに凱旋した。この事により、ブルータス、キャシアス、キャスカ等は、シーザーが妻のキャルパーニャを離婚してクレオパトラを娶り、王位に即く意志ありと疑い、シーザー暗殺の密議を凝らした。シーザーの友、マーク・アントニイも、クレオパトラをエジプトに返すべく、シーザーの反省を求めたが、シーザーは彼の忠言を一蹴し去った。遂いに、シーザーは、元老院に於て、ブルータス一派のために暗殺された。クレオパトラは、ローマ人の復讐を恐れて、密かにエジプトへ逃げ帰った。シーザー亡き後のローマでは、アントニイとシーザーの甥オクテヴィアンが、元老院に推されて、ローマの執政となった。執政となるや、アントニイはエジプト遠征を提議した。シーザーの死は、エジプトの土と毒婦クレオパトラの為めであると叫び、アントニイ自ら大軍を率いて、エジプト征服の途に上った。そしてアントニイは或る決意を以て単身クレオパトラを訪れた。クレオパトラはアントニイを、豪華極りなき遊興船に招じ入れ、彼を遇するに美女を揃え、美酒を供し、自ら先に立って彼をもてなした。流石の英雄アントニイも、一世の美女クレオパトラの艶姿に眩惑され、故国ローマを忘れたまま、数ケ月の日をクレオパトラと共に過した。ローマでは、オクテヴィアンが勢力を得、アントニイを裏切者として攻撃し、すべからくエジプトと1戦を交え、エジプトを懲らさねばならぬと主張した。クレオパトラは、ユダヤの王ヘロドに唆かされ、ローマと友好関係を結ぶべく、アントニイを毒殺しようとした。この時、オクテヴィアン来襲の報に接し、アントニイはエジプトのため、クレオパトラの為、1戦をも辞さぬ覚悟を示した。それによって、クレオパトラの邪心は氷解し、心からアントニイを愛するようになった。やがて、ローマの軍勢は、オクテヴィアンに率いられて、雲霞の如くにエジプトへ押寄せた。アントニイの部下は故国ローマと戦う事を欲せず、アントニイに背いて、ローマ軍に投じた。アントニイは自らエジプト軍を指揮して勇敢に戦ったが、ついに敗れた。クレオパトラはアントニイを殺すに忍びず、単身オクテヴィアンを訪れ、エジプトを渡すからと言って、アントニイの助命を乞うたが、オクテヴィアンはこれを拒絶した。クレオパトラが城に帰ってみると、アントニイは既に自殺して横たわっていた。クレオパトラは従容として、毒蛇に胸を噛ませ、オクテヴィアンが入城して来た頃には、女王としての誇を保ちつつ、アントニイの後を追って逝いた後だった。(パラマウント支社輸入)

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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