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作品情報

ラスト・フランケンシュタイン

◇基本データ

タイトルラスト・フランケンシュタイン

公開年1991年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 川村毅 (カワムラタケシ)  

製作 鵜之沢伸 (ウノサワシン)   斎藤純一 (サイトウジュンイチ)   梅澤富士夫 (ウメザワフジオ)  

プロデューサー 川崎昌司   

脚本 川村毅 (カワムラタケシ)  

撮影 志賀葉一 (シガヨウイチ)  

美術 田澤博 (タザワヒロシ)  

編集 岡安肇 (オカヤスハジメ)  

録音 鶴巻仁 (ツルマキヒトシ)  

スクリプター 石井志和   

助監督 井出良英 (イデヨシフサ)  

照明 高柳清一 (タカヤナギセイイチ)  

◇キャスト

俳優名役名

柄本明 (Akira Emoto)三枝二郎

原田芳雄 (ハラダヨシオ)阿良明

唐十郎 (カラジュウロウ)大山教授

六平直政 (ムサカナオマサ)ハルオ

余貴美子 (ヨキミコ)阿良くらら

藍田美豊 (アイダミホ)高光佐和子

郷田和彦 超人類

近藤理枝 (コンドウリエ)超人類の花嫁

小田部彩 (オタベアヤ)三枝舞

川村毅 (カワムラタケシ)徳田一平

山村美智子 (ヤマムラミチコ)TVレポーター

島田雅彦 (シマダマサヒコ)不明

川西蘭 (カワニシラン)不明

小林恭二 (コバヤシキョウジ)不明

◇解説

原因不明の自殺病を解明しようとする教授と超人類を作り出すことに生涯をかける博士を中心とした奇妙な人間関係を描く。監督はこれがデビュー作となる劇団第三エロチカ主宰の川村毅。撮影は「木村家の人びと」の志賀葉一がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

自殺病が大流行している現在、街には狂ったように自殺していく人々が増え、また同時に死を崇める「死のう教」が台頭していた。ある日、三枝教授は、マッド・サイエンティスト阿良博士の存在と彼の研究内容を知り、異常な好奇心を覚える。またその一方、高校生の集団自殺というショッキングな事件がきっかけで、超能力を持つ三枝の娘・舞が原因不明の病にかかり入院。三枝は自殺病の解明と舞の治療のヒントを得るために、阿良博士のもとへ向かう。森の中にそびえる阿良邸には、博士と病的な美しさをもつ妻のくらら、召使いのハルオが住んでいた。実験室には男女二体の人造人間・超人類とその花嫁がひっそりと眠っている。博士の研究とは超人類を作り出すことだったのだ。博士は「舞の超能力を利用して人造人間に生命を吹き込む」と三枝に告げる。そして三枝の抵抗にもかかわらず、博士は舞を病院から連れ出し、三枝の目の前で実験は強行された。ついに人造人間は動きだした。博士は彼らに関係をもたせて、人間の感情を超越し自殺病にかかることのない新しい人類を誕生させようと試しみるが、彼らは互いの体に触れようともしなかった。そこで博士は「愛のレッスン」を始める。しかし超人類たちは互いを愛情=性の対象とはせず、それぞれ他の人間たちに興味を持ち始めるが、それに従って超人類と花嫁にも人間らしい感情が芽生え始めていく。こうして超人類たちとそれを見守る人間たちとの関係は複雑さを増していくが、かろうじて均衛が保たれた奇妙な共同体を形成する。しかしそれも束の間だった。死のう教の教祖・徳田と信者たちは、阿良邸を訪れた直後に全員自殺してしまい、おびただしい数の死体を目にした博士は、再び超人類と花嫁を強引に関係させようとするが、それはもはや不可能になっていたのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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