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作品情報

パチンコ物語

◇基本データ

タイトルパチンコ物語

公開年1990年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 辻理 (ツジマコト)  

製作 山田秀治   

プロデューサー 玉盛正陽   

原作 間部洋一   

脚本 大原豊 (オオハラユタカ)  

企画 水谷務   

撮影 西山誠 (ニシヤママコト)  

音楽 森本太郎 (モリモトタロウ)  

バン・ギャン・クラブバンド   

美術 筒井増男 (ツツイマスオ)  

編集 福田憲二 (フクダケンジ)  

録音 伊藤晴康 (イトウハルヤス)  

スクリプター 中尾孝 (ナカオタカシ)  

助監督 南晃行   

照明 渡辺康 (ワタナベヤスシ)  

◇キャスト

俳優名役名

古尾谷雅人 (フルオヤマサト)打田朝男

岡田奈々 (オカダナナ)打田美津子

中原早苗 (ナカハラサナエ)打田昌子

MIE (ミー)板倉桃代

船越栄一郎 (フナコシエイイチロウ)沢田武治

山岡久乃 (ヤマオカヒサノ)高橋千枝

高田純次 (Junji Takada)釘師

なぎら健壱 (ナギラケンイチ)熊虎富雄

桜金造 (サクラキンゾウ)店長

大門正明 (ダイモンマサアキ)斉藤洋介

角野卓造 (カドノタクゾウ)吉池弘志

室田日出男 (ムロタヒデオ)熊虎伝蔵

乙羽信子 (オトワノブコ)ヨネ婆さん

財津一郎 (ザイツイチロウ)打田国松

◇解説

変貌しつつあるパチンコ業界を舞台に、そこで生きる父子の愛と葛藤の姿をユーモラスに描く。間部洋一原作「驚異の産業・パチンコ」の映画化で脚本は大原豊が執筆。監督はテレビ出身の辻理、撮影は西山誠がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

舞台は二代続いた下町のパチンコ店、アサヒ会館。そこの一人息子の打田朝男は、パチンコのもつダーティなイメージと父国松のどんぶり勘定的経営を嫌って十年前に家を出て、大企業に就職してしまっていた。国松は店の売り上げを自分のポケットマネーのごとく使い放題で毎晩のようにクラブにくりだし、札束をばらまいて女達にいい顔をして喜んだり、腰のベルトにダイヤまでちりばめたりして成金ぶりを見せつけているのだった。一方朝男はエリートとしての自分の生き方に疑問を持ち始めていたところ、偶然学生時代の友人沢田に出会う。同じパチンコ店の息子でありながら沢田は、今は店を継いでいるというのだった。業界を生まれ変わらせようとしている沢田とその仲間達の話を聞いて、朝男は大会社の一歯車としての自分と比べて羨ましく思えてくるのだった。そして、店がマルサに踏み込まれて床下の隠し金がバレてしまい、そのショックで国松が倒れた事を機に、朝男は店を継ぐことを決心する。朝男はまず店を会社として登記し、経理をガラス張りにした。また、店の用心棒として長年国松が世話になってきた地元のヤクザ熊虎組との関係を打ち切った。さらに、業界の旧体制派が最も反対しているプリペイドカード導入にも積極的に動こうとした。せっかく息子が継いでくれると安心したのも束の間、驚いたのは国松であった。今までの国松のやり方を真向から否定する朝男の経営に親子の対立は深まるばかりだった。さらに店が熊虎組の殴り込みにあったり、国松のやり方に馴れてダラケきった従業員の反感を買ったり、朝男の前途はまだまだ多難のように見えたが、一年後、驚くほどファッショナブルな店に変貌した店は新装開店を迎えていた。結局対立していた国松も気まずさを残しながらも店に顔を出し、ようやく親子としての心をお互いに感じ始めていたのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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