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作品情報

帰郷(1978)

◇基本データ

タイトル帰郷(1978)

原題Coming Home

公開年1978年

製作国アメリカ

配給ユナイト映画配給

◇スタッフ

監督 ハル・アシュビー (Hal Ashby)  

製作 ジェローム・ヘルマン (Jerome Hellman)  

原作 ブルース・ギルバート (Bruce Gilbert)   ナンシー・ダウド (Nancy Dowd)  

脚本 ウォルド・ソルト (Waldo Salt)   ロバート・C・ジョーンズ (Robert C. Jones)  

撮影 ハスケル・ウェクスラー (Haskell Wexler)  

美術 ミカエル・ハラー (Michael Haller)  

セット ジョージ・ゲインズ(2) (George Gaines)  

編集 ドン・ジンマーマン (Don Zimmerman)  

録音 ジェフ・ウェクスラー (Jeff Wexler)  

字幕 高瀬鎮夫 (Shizuo Takase)  

◇キャスト

俳優名役名

ジェーン・フォンダ (Jane Fonda)Sally_Hyde

ジョン・ヴォイト (Jon Voight)Luke_Martin

ブルース・ダーン (Bruce Dern)Bob_Munson

ロバート・キャラダイン (Robert Carradine)Bill_Munson

ペネロープ・ミルフォード (Penelope Milford)Vi_Munson

ロバート・ギンティ (Robert Ginty)Sgt._Dink_Mobley

チャールズ・サイファース (Charles Cyphers)Pee_Wee

◇解説

ベトナム戦争によって愛を破壊されながら、なおも心のよりどころを求めて生きる男女を描く。製作はジェローム・ヘルマン、製作補はブルース・ギルバート、監督はハル・アシュビー、脚本はウォルド・ソルトとロバート・C・ジョーンズ、原作はナンシー・ダウド、撮影はハスケル・ウェクスラー、編集はドン・ジンマーマン、装飾はジョージ・ゲインズ、製作デザインはマイケル・ホーラー、録音はジェフ・ウェクスラーが各々担当。出演はジェーン・フォンダ、ジョン・ヴォイト、ブルース・ダーン、ロバート・キャラダイン、ペネロープ・ミルフォード、ロバート・ギンティ、チャールズ・サイファースなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。デラックスカラー、ビスタサイズ。1978年作品。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1968年のロサンジェルス、サンタモニカ。貞淑な人妻サリー(ジェーン・フォンダ)は、夫である海兵隊大尉ボブ(ブルース・ダーン)をベトナム最前線へ送り出した後、ボランティア活動の一環として基地付属病院で働くことにした。バイ(ペネロープ・ミルフォード)という若い女性の紹介のおかげだった。バイもまた、恋人のモブリー軍曹(ロバート・ギンティ)を戦場へ送り出し、病院で働いていた。サリーの仕事は、ベトナムからの傷病帰還兵の身の回りの世話と看護だった。初めて病院へ出向いた日、サリーはハイスクール時代、同級生だったルーク(ジョン・ヴォイト)と会う。ルークはベトナム戦争で傷つき、下半身麻痺の患者としてその病院で治療を受けていたのだ。一方、バイにはこの病院で治療を続ける弟ビル(ロバート・キャラダイン)がいた。彼は五体満足ではあったが精神面で深く病んでいた。サリーとルークの間には単なる患者と看護婦という関係を越えた精神的な交流が芽生えていった。ルークはサリーと出逢ってから見違えるほど人間が変わり明るさを取りもどしていった。ある日、サリーはルークを夕食に招き、その夜、2人は結ばれる。精神的ともいえる結びつきがサリーにこれまでにない充足感を与える。それからしばらくして、前線のボブから香港で休暇を過ごさないかという連絡が入り、サリーは出かけるが、数カ月ぶりに接した夫は、どこか戦争の狂気にとり憑かれているように見えた。一方、病院では精神的にすっかり憔悴したビルが自殺するという事件が起きる。ルークの反戦意識は増し、ある夜、ベトナム戦争反対の無言の示威行動を実行する。以来、彼の行動はFBIの監視するところとなりサリーとの関係もキャッチされてしまう。やがて帰還したボブは髪型を変え、スポーツカーを乗り回す妻の変化に疑惑を抱き、銃剣を振りかざして妻を問い詰める。その場はかけつけたルークの説得で無事に終るが、英雄として帰還したボブの価値感は脆くも崩れ去るのだった。数日後、ルークはハイスクールのボランティアの集会に招かれ反戦の気持をぶちまける。一方、生きる気力をなくしたボブは結婚指輪をはずし沖へ向って泳ぎ出していた。同じ頃、ショッピング・センターには夫のために買い物をしているサリーの姿があった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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