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作品情報

白く濡れた夏

◇基本データ

タイトル白く濡れた夏

公開年1979年

製作国日本

配給にっかつ

◇スタッフ

監督 加藤彰 (カトウアキラ)  

製作 海野義幸   

脚本 金子成人   

企画 進藤貴美男 (シンドウキミオ)  

撮影 安藤庄平 (アンドウショウヘイ)  

音楽 乾裕樹 (イヌイヒロキ)  

美術 渡辺平八郎 (ワタナベヘイハチロウ)  

編集 山田真司 (ヤマダシンジ)  

録音 橋本文雄 (ハシモトフミオ)  

スチール 浅石靖   

助監督 川崎善広 (カワサキヨシヒロ)  

照明 直井勝正 (ナオイカツマサ)  

◇キャスト

俳優名役名

池波志乃 (イケナミシノ)木口冴子

長谷川明男 (ハセガワアキオ)久野修

南条弘二 (ナンジョウコウジ)山下伸次

小川亜佐美 (オガワアサミ)仁科京子

田中修 東六郎

石井雪江 (イシイユキエ)川井桃子

五十嵐知子 (イガラシトモコ)吉田リエ

大木富夫 (オオキトミオ)谷山広介

桑崎てるお (クワザキテルオ)堀源一

高橋明 (タカハシアキラ)小沢

坂本長利 (サカモトチョウリ)木村祥造

高杉玄 (タカスギ)木口昇

野沢晶則 久野の助手1

影山英俊 (カゲヤマヒデトシ)久野の助手2

◇解説

一人の女を中心に、人生の夏を終えようとしている男と、これから夏を謳歌しようとす若者の姿を描く。脚本は「桃尻娘 ラブアタック」の金子成人、監督は「女教師 汚れた噂」の加藤彰、撮影は「桃尻娘 ラブアタック」の安藤庄平がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

木口冴子は四年もつき合っているカメラマンの久野という恋人がいた。彼には妻がいるが、ギラギラする生き方に魅かれていた。ある日、二人の乗った車が事故を起こしてしまい、冴子は妻のいる久野を帰し、一人事故現場に残った。事故の件は冴子の父親の力でなんとか示談に持ち込めそうで、彼女は湘南の別荘に引きこもって生活を始める。そこで冴子は毎日オートバイで別荘の前を走る伸次と知り合った。そして、夏に自分達で海の家を経営しようとする伸次を慕う桃子、ロク、リエの若者達とも親しくなる。事故の後も、冴子は久野と会っていたが、かつてのような魅力を感じられない。それは、彼の仕事に、以前のような熱気がなかったからだ。伸次は冴子にオートバイの運転を教え始めてから、彼女に魅かれ、それは桃子を傷つけた。数日後、久野に会った冴子は、彼の仕事にかつての熱気がなくなってしまったことを率直に伝える。この言葉にショックを受けた久野は、土地の若者に冴子と桃子襲わせ、その写真を撮ってしまう。冴子の言った熱気とは激しいものを撮るということではなく、仕事に対する気持の問題であった。久野もそのことは分っていたが、今の彼には、そうすることしかできなかった。そんな久野と冴子に別れが近づいていたのは当然かもしれない。冴子にとって鏡だった久野が曇ってしまった今、冴子の夏は急速に色褪せようとしていた。その頃、桃子たちの海の家は、ようやくオープンをしたところであった。そこには、まぎれもない若者の夏の光がギラギラと輝きはじめていた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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