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作品情報

憧憬 あこがれ

◇基本データ

タイトル憧憬 あこがれ

公開年1977年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 斎藤耕一 (サイトウコウイチ)  

製作 野村芳樹 (ノムラヨシキ)  

脚本 仲倉重郎 (ナカクラシゲオ)   栗山富夫 (クリヤマトミオ)   松原信吾 (マツバラシンゴ)  

撮影 坂本典隆 (サカモトノリタカ)  

音楽 かまやつひろし   

美術 芳野尹孝 (ヨシノノブタカ)  

編集 杉原よ志 (スギハラヨシ)  

録音 平松時夫 (ヒラマツトキオ)   松本隆司 (マツモトリュウジ)  

スチール 赤井博且 (アカイヒロカツ)  

助監督 仲倉重郎 (ナカクラシゲオ)  

照明 八亀実   

製作進行 玉生久宗   

◇キャスト

俳優名役名

田中健 (タナカケン)村形洋介

高峰三枝子 (タカミネミエコ)村形千鶴子

若林豪 (ワカバヤシゴウ)村形英樹

多岐川裕美 (タキガワユミ)雨宮由幾

高橋昌也 (タカハシマサヤ)雨宮勇造

五十嵐美恵子 (イガラシミエコ)雨宮淑子

森本レオ (モリモトレオ)ゴーシュ

桑原野人 カルロス

中山麻理 (ナカヤママリ中山麻里)サチ

中島久之 (ナカジマヒサユキ)柏木和夫

タニヤ・タッカー カントリ&ウェスタン歌手

◇解説

一人の青年が愛と家族の葛藤に悩みながらも、新しい生き方を求め成長していく姿を描く。脚本は「童貞(1975)」の松原信吾と仲倉重郎、栗山富夫の共同、監督は「凍河 とうが」の斎藤耕一、撮影は「おとうと(1976)」の坂本典隆がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

洋介は、亡父弘隆の七回忌の法要が行なわれた日、四年ぶりにアメリカから帰国。母親千鶴子は、夫の死後、村形製薬を一人できりまわし、兄・英樹もそんな母の期待にこたえるように逞しかった。母は洋介にも、英樹のように逞しくなってほしく、米国留学をさせたのであった。しかし、洋介は、一年間の大学生活で、自分が村形家の一員とし耐えられないことを悟り、大学をやめ、放浪生活を送っていたのだ。そのことをこの期に母に内明けようとしたが千鶴子の顔を見ると何も言えなかった。その日、兄のフィアンセ・由幾を見て、洋介はその美しさにひかれ、自分の夢のよき理解者であると直感。由幾もそのようなことを感じた。由幾は銀行頭取の娘で、壁画家であった。それから、二人は何回かのデートをかさねた。洋介はある日、福生の街で知り合った自称・カルロスを由幾と二人でたずねた。しかし、その時連中は、麻薬パーティを開いていて、洋介と由幾はびっくり。カルロス等は翌日、警察に摘発され、洋介の名も新聞に出てしまった。由幾は英樹と洋介の間にはさまって悩む。そんな由幾の気持の一番の理解者は千鶴子であった。数日後、由幾をヨットに誘い、洋介は彼女に求愛。しかし、今は強くなった洋介の愛を拒絶する由幾。二人がヨットで出かけたことに気づいた千鶴子と英樹は、慌てた。そして親子の対立。英樹は千鶴子の由幾を迎えにいってほしいという願いを、由幾は自分の所に帰ってくると言い張る。結局、由幾は英樹の所にもどって来る。赤く染った海上に浮びヨットの上で洋介はいつまでも動かず、じっとしていた。そんな彼の後姿はたくましい青年の姿に変わっていた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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