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作品情報

社葬

◇基本データ

タイトル社葬

公開年1989年

製作国日本

配給東映

◇スタッフ

監督 舛田利雄 (マスダトシオ)  

プロデューサー 奈村協    妹尾啓太 (セノオケイタ)  

脚本 松田寛夫 (マツダヒロオ)  

企画 佐藤雅夫 (Masao Sato)  

撮影 北坂清 (キタサカキヨシ)  

音楽 宇崎竜童 (ウザキリュウドウ)  

美術 内藤昭 (ナイトウアキラ)   柏博之    松宮敏之 (マツミヤトシユキ)  

編集 市田勇 (イチダイサム)  

録音 堀池美夫 (ホリイケヨシオ)  

スチール 久井田誠   

助監督 藤原敏之 (フジワラトシユキ)  

照明 加藤平作 (カトウヘイサク)  

◇キャスト

俳優名役名

緒形拳 (オガタケン)鷲尾平吉

十朱幸代 (トアケユキヨ)稲積吉乃

井森美幸 (イモリミユキ)金谷美津枝

吉田日出子 (ヨシダヒデコ)鷲尾順子

藤真利子 (フジマリコ)井上友子

高松英郎 (Hideo Takamatsu)岡部憲介

根上淳 (Jun Negami)松崎忠行

小松方正 (コマツホウセイ)寺内友三郎

菅貫太郎 (スガカンタロウ)深町弘人

加藤和夫 (カトウカズオ)原口槇雄

小川依子 添島明子

船越栄一郎 (フナコシエイイチロウ)荒井康裕

藤井洋 鷲尾武

志乃原良子 徳永雅代

芦田伸介 (アシダシンスケ)野々村典正

西山辰夫 (ニシヤマタツオ)白坂泰

小林昭二 (コバヤシアキジ)栗山喬

有川正治 (アリカワマサハル)三宅俊彦

西田健 (ニシダケン)北川克巳

木場勝己 (キバカツミ)野田辰夫

加藤善博 (カトウヨシヒロ)近藤清

頭師孝雄 (ズシタカオ)医師

富永佳代子 (トミナガカヨコ)「稲積」の仲居

不破万作 (フワマンサク)印刷工場の主任

芹明香 (セリメイカ)女性化粧師

山内としお (ヤマウチトシオ)葬儀ディレクター

イッセー尾形 (イッセーオガタ)竹下博文

五十嵐義弘 (イガラシヨシヒロ)本間善吾

平河正雄 (ヒラカワマサオ)加瀬保二

山田良樹 (ヤマダヨシキ)仲根信一

北村和夫 (キタムラカズオ)上野郷嘉市

中丸忠雄 (ナカマルタダオ)添島隆治

野際陽子 (ノギワヨウコ)岡部静子

加藤武 (カトウタケシ)谷政明

佐藤浩市 (サトウコウイチ)岡部恭介

江守徹 (エモリトオル)徳永昭雄

若山富三郎 (Tomisaburo Wakayama)太田垣一男

◇解説

大手新聞社トップの権力闘争を描く。脚本は「将軍家光の乱心 激突」の松田寛夫が執筆。監督は「この愛の物語」の舛田利雄、撮影は「将軍家光の乱心 激突」の北坂清がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

日本有数の大新聞「太陽新聞」のトップでは、会長派と社長派の間で権力争いが起こっていた。関東の地方紙だったのを全国紙にまで発展させたのは現社長・岡部憲介の父の大介(故人)と現会長・太田垣一男だった。その会長派は太田垣の娘婿で専務取締役の添島ほか松崎、栗山、寺内、原口の各取締役。一方、社長派は岡部憲介ほか息子の恭介、谷、徳永、深町、三宅の各取締役。取締役販売局長として腕をふるう鷲尾平吉は恭介の部下だったが、太田垣にも恩があり、派閥を嫌って中立的立場をとっていた。ある日、定例役員会で谷から緊急議題として太田垣の代表権と名誉会長職の解任が提出され、鷲尾が棄権したために一票差で可決されてしまった。太田垣はショックで倒れ、病院にかつぎ込まれた。社長派は皆勝ち誇った様子だったが、その晩岡部憲介が料亭で芸者相手に腹上死してしまう。鷲尾も手伝わされて遺体は岡部邸へ運び込まれた。通夜の臨時役員会では葬儀委員長と社長人事をめぐって紛糾、翌日、太田垣が代表取締役名誉会長に復帰し、社葬葬儀委員長に就任。しかし、病気療養中のため実行委員長は鷲尾が務めることになった。前夜、太陽新聞では三友銀行の不正融資というビッグスクープが朝刊のトップを飾ろうとしていたが、徳永がもみ消していた。社長選出は無記名投票の結果、岡部恭介4票、添島隆治4票、白票3票で物別れとなった。鷲尾は以前に穂積で飲んでから女将の吉乃と男と女のつき合いをしていた。しかし、不倫旅行から帰ると、突然北陸の販売店が添島の差し金で納金拒否の態度をとった。徳永の命令で鷲尾が何とか事態を収拾したが、添島は株の失敗で大穴を空けて自殺未遂。憲介の死で社長派は劣勢、太田垣は病室に徳永を呼んで密約を交わした。報復人事はしないが、鷲尾の首を切れというものだった。鷲尾は徳永からの辞表提出要求を拒否し、穂積で恭介と会った。彼はすでに辞表を出していたが、三友銀行のスキャンダルや社葬の場で太田垣が徳永の社長就任を指名裁定することを鷲尾に話した。「なぜ自分だけがツメ腹を切らされなければならないのか」と怒った鷲尾は子飼いの部下の裏切りで相談役に落ちている前頭取野々村典正の協力を得、すべての情報をブラック・ジャーナリズムに流すと太田垣につめ寄った。社葬の当日、葬儀委員長の太田垣から指名された新社長は、岡部恭介だった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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