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作品情報

つる 鶴

◇基本データ

タイトルつる 鶴

公開年1988年

製作国日本

配給東宝

◇スタッフ

監督 市川崑 (Kon Ichikawa)  

製作 高井英幸 (タカイヒデユキ)  

脚本 和田夏十 (ワダナツト)   市川崑 (Kon Ichikawa)   日高真也 (ヒダカシンヤ)  

企画 丸山正一   

撮影 五十畑幸勇 (イソハタユキオ)  

音楽 谷川賢作 (タニカワケンサク)  

美術 志村恒男 (シムラツネオ)  

編集 長田千鶴子 (オサダチズコ)  

録音 大橋鉄矢 (オオハシテツヤ)  

スクリプター 松谷みよ子 (マツタニミヨコ)   吉沢和夫    橋山直己 (ハシヤマナオミ)  

助監督 吉田一夫 (ヨシダカズオ)  

照明 下村一夫 (シモムラカズオ)  

◇キャスト

俳優名役名

吉永小百合 (ヨシナガサユリ)つる

野田秀樹 (ノダヒデキ)大寿

樹木希林 (キキキリン)由良

川谷拓三 (カワタニタクゾウ)馬右衛門

横山道代 (Michiyo Yokoyama)

菅原文太 (スガワラブンタ)鼻把の長者

岸田今日子 (Kyoko Kishida)吉備

常田富士男 (トキタフジオ)猟師

石坂浩二 (Koji Ishikawa)ナレーター

◇解説

吉永小百合の映画出演100本記念作品。鶴の化身の女と百姓の男との愛を描く。民話「鶴の恩返し」「鶴女房」の映画化で、脚本は「ビルマの竪琴(1956)」の和田夏十と「竹取物語(1987)」の市川崑、日高真也が共同で執筆。監督は「竹取物語(1987)」の市川崑、撮影は「トットチャンネル」の五十畑幸勇がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ある雪の夜、貧しい百姓・大寿の家に美しい女が訪ねて来た。名前はつるといい、大寿の嫁になるのだという。大寿には中風で寝たきりの母・由良がいたが、つるは実に働き者だった。つるはある日、由良が使っていた機織り道具を見つけて機を織ってみたいと言った。ただし、織っている時、決して覗かないでくれという。つるは食事も取らずに機を織り、翌朝、素晴らしい布を見せてくれた。大寿はさっそくその布を鼻把の長者に売りに行ったが、つるのやつれた姿には気がつかなかった。悪知恵の働く馬右衛門は自分もひと儲けしようと、もう一度つるに機を織るよう大寿に勧めた。由良はつるの素性が気になっていたが、彼女は山育ちの孤児と答えるだけで多くを語ろうとしなかった。つるの織った機のおかげで、大寿の家は次第に潤ってきた。ある日大寿は長者に呼ばれて、もう一枚布を織れと命令される。つるは「あの布は一生に一度しか織れない」と言ったが、大寿のために身を削る思いで織ることにした。そして今度も絶対に織っている姿を見ないことを約束させた。しかし、夜が明けても納戸から出てこないので、大寿はとうとう中を覗いてしまう。そこで大寿が見たものは、機を織る一羽の鶴の姿だった。つるは以前、大寿に命を助けられた鶴の化身だった。つるは束の間の幸せに感謝すると、鶴の姿になって大空へ去っていった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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