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作品情報

女咲かせます

◇基本データ

タイトル女咲かせます

公開年1987年

製作国日本

配給松竹

◇スタッフ

監督 森崎東 (モリサキアズマ)  

製作 杉崎重美   

プロデューサー 中川滋弘 (ナカガワシゲヒロ)  

原作 結城昌治   

脚本 梶浦政男 (カジウラマサオ)   森崎東 (モリサキアズマ)  

撮影 坂本典隆 (サカモトノリタカ)  

音楽 佐藤勝 (サトウマサル)  

美術 森田郷平 (モリタキョウヘイ)  

編集 太田和夫 (オオタカズオ)  

録音 原田真一 (ハラダシンイチ)  

スチール 赤井博且 (アカイヒロカツ)  

助監督 梶浦政男 (カジウラマサオ)  

照明 八亀実   

◇キャスト

俳優名役名

松坂慶子 (マツザカケイコ)石山豊代

役所広司 (Koji Yakusho)三枝高志

川谷拓三 (カワタニタクゾウ)大耳清十郎

名古屋章 (ナゴヤアキラ)富田銀三

清川虹子 (Nijiko Kiyokawa)熊井キン

佐々木すみ江 (ササキスミエ)三枝閑子

山本理沙 (ヤマモトリサ)三枝薫

平田満 (ヒラタミツル)タケさん

浦田賢一 (ウラタケンイチ)上海

梅津栄 (ウメヅサカエ)正兄ちゃん

草野大悟 (クサノダイゴ)富さん

渡辺いずみ (ワタナベイズミ)突張りツンコ

柄本明 (Akira Emoto)ラーメン屋の王さん

あき竹城 (アキタケジョウ)女看守

田中邦衛 (タナカクニエ)ワタ勝

◇解説

美女泥棒のデパート襲撃事件と恋の転末を描く。結城昌治原作「白昼堂々」の映画化で、脚本は「塀の中の懲りない面々」の梶浦政男と「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」の森崎東が共同で執筆。監督は「塀の中の懲りない面々」の森崎東、撮影は同作の坂本典隆がそれぞれ担当。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

石山豊代は年の頃なら30歳前後、目の醒めるような美人だが、その正体は泥棒--万引きの常習犯で前科2犯だった。亡き父も大泥棒だったが、その薫陶を受けて豊代の仕事ぶりはいつも鮮やか。決してヘマはしない。ところが、ある日同じ下宿屋に住む貧乏音楽家・三枝高志に恋をし、そろそろ足を洗う気になった。しかし、そのためには最後の大仕事をしてガッポリお金を稼いでおく必要があった。そんな豊代をずっと追っている大耳清十郎という刑事がいたが、彼は惚れた弱みでいつも温情をかけてしまう。が、豊代は大耳の説教を聞きながらも、ついつい手は財布へと伸びるのだった。晩秋、豊代は長崎の高島炭坑を訪ね、大仕事のため昔の父の仲間のワタ勝、タケさんらに助っ人を頼むが、あっさりと断わられた。しかし、三枝に恋心を抱く豊代は彼が欲しがっている最高級の楽器をプレゼントするためにも、今回の仕事は成功させなければならないと思った。あるとき三枝の部屋を若い女が訪ね、豊代は嫉妬したが、実は妹で母と一緒に上京してきているのだった。ある日、豊代はデパートで万引きをしていたところ珍しくドジを踏んで保安室に連行されてしまった。が、そこの保安員はなんとかつての父の泥棒仲間・富田銀三だった。見逃がしてもらったあげく、豊代は銀三にも仕事を持ちかけるのだった。豊代の計画とはデパートの売上げ金強奪で、年末には10数億円もの金額になることがわかっていた。長崎からはワタ勝らも上京し、本格的に準備も進められていった。しかし、いよいよ決行の日が近づいたというときどこからか計画が大耳にもれてしまい、豊代たちは予定を早めて前日に実行に移した。工事夫を装いマンホールを固めエレベーターを使って侵入。まんまと金を奪いジュラルミンのトランクに詰めて逃走したが、大耳も警官を動員して出口を張っていた。デパートの中は大騒動。豊代らはダスター・シュートから金を運び出し、仕事はまんまと成功した。一方、豊代の素性など知らない三枝はコンサートを控え、練習に励んでいた。田舎からは母と妹が上京してきている。豊代は東京駅のホームにネッカチーフとサングラスで顔を隠して潜んでいたが、偶然、三枝の家族に見つかり、大耳にもバレてしまった。豊代は大耳に「三枝と話があるから少し時間を欲しい」という。ホームのベンチで豊代は自分の生い立ちからすべてのことを涙ながらに話した。黙って聞いている三枝。横では大耳ももらい泣きしている。話し終わると豊代はおとなしく大耳に捕まった。刑務所に面会に来た三枝は「自分の気持ちは変わらない。いつまでも待っている」と気持ちを伝えた。数年後、豊代は出所、迎えに来た仲間たちと、隠してあった金を取り出し、山分けにした。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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