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作品情報

ゆきゆきて、神軍

◇基本データ

タイトルゆきゆきて、神軍

公開年1987年

製作国日本

配給

◇スタッフ

監督 原一男 (ハラカズオ)  

製作 小林佐智子 (コバヤシサチコ)  

構成 鍋島惇 (ナベシマジュン)  

企画 今村昌平 (イマムラショウヘイ)  

撮影 原一男 (ハラカズオ)  

選曲 山川繁 (ヤマカワシゲル)  

編集 鍋島惇 (ナベシマジュン)  

録音 栗林豊彦 (クリバヤシトヨヒコ)  

スクリプター 高村俊昭 (タカムラトシアキ)   平沢智    徳永靖子    三好雄之進    伊藤進一   

助監督 安岡卓治 (ヤスオカタクジ)   大宮浩一 (オオミヤコウイチ)  

◇キャスト

俳優名役名

◇解説

己れをたった一人の“神軍平等兵”と名乗る奥崎謙三が、終戦後偽日もたってから二人の兵士を“敵前逃亡”の罪で処刑した元上官たちを訪ね、真相を究明する姿を追ったドキュメンタリー。監督は「極私的エロス・恋歌1974」の原一男が担当。(16ミリより35ミリにブローアップ。)

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

1982年、兵庫県神戸市。妻・シズミと二人でバッテリー商を営む奥崎謙三は、ニューギニア戦の生き残りであり、69年に、死んだ戦友の怨念をこめて“ヤマザキ、天皇を撃て!”と叫んで天皇にパチンコ玉4個を発射した男である。奥崎はニューギニアの地に自分の手で埋葬した故・島本一等兵の母を訪ね、彼女をニューギニアの旅に連れていくことを約束した。奥崎の所属部隊・独立工兵第36連隊で、終戦後23日もたってから“敵前逃亡”の罪で二人の兵士が射殺された事件があったことを知った奥崎は行動を開始した。その二人の兵士、吉沢徹之助の妹・崎本倫子、野村甚平の弟・寿也とともに、処刑した五人の上官を訪ね、当時の状況を聞き出す。だが、それぞれ、処刑に立ちあったことは白状したものの、ある者は空砲だったと言い、ある者は二人をはずして引き金を引いたと言う。いったい誰が彼らを“撃った”のかは不明のままだった。さらに彼らは飢餓状況の中で人肉を食したことをも証言するのだった。やがて、二人の遺族は奥崎の、時には暴力も辞さない態度からか、同行を辞退した。奥崎はやむを得ず、妻と知人に遺族の役を演じてもらい、処刑の責任者である古清水元中隊長と対決すべく家を訪ね真相を質す--。一方、奥崎は独工兵第36部隊の生き残り、山田吉太郎元軍曹に悲惨な体験をありのままに証言するように迫る。そして--1983年12月15日、奥崎は古清水宅を訪ね、たまたま居合わせた息子に銃を発射、2日後に逮捕された。3年後の86年9月18日に妻・シズミが死亡。87年1月28日、奥崎は殺人未遂などで徴役12年の実刑判決を受けた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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