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作品情報

カイロの紫のバラ

◇基本データ

タイトルカイロの紫のバラ

原題The Purple Rose of Cairo

公開年1986年

製作国アメリカ

配給ワーナー映画配給

◇スタッフ

監督 ウディ・アレン (Woody Allen)  

製作 ロバート・グリーンハット (Robert Greenhut)  

製作総指揮 ジャック・ローリンズ (Jack Rollins)   チャールズ・H・ジョフィ (Charles H. Joffe)  

脚本 ウディ・アレン (Woody Allen)  

撮影 ゴードン・ウィリス (Gordon Willis)  

音楽 ディック・ハイマン (Dick Hyman)  

美術 スチュアート・ワーツェル (Stuart Wurtzel)  

編集 スーザン・E・モース (Susan E. Morse)  

衣装(デザイン) ジェフリー・カーランド (Jeffrey Kurland)  

録音 ジェームズ・サバト (James Sabat)  

字幕 戸田奈津子 (Natsuko Toda)  

◇キャスト

俳優名役名

ミア・ファロー (Mia Farrow)Cecilia

ジェフ・ダニエルズ (Jeff Daniels)Tom_Baxter_(Gil_Shepherd)

ダニー・アイエロ (Danny Aiello)Monk

ダイアン・ウィースト (Dianne Wiest)Emma

ヴァン・ジョンソン (Van Johnson)Larry

ゾーイ・キャルドウェル (Zoe Caldwell)The_Countess

ジョン・ウッド (John Wood)Jason

ミロ・オシー (Milo O'Shea)Father_Donnelly

Debora Rush (Debora Rush)Rita

Irving Metzman (Irving Metzman)Theater_Manager

◇解説

30年代のニュージャージーを舞台に映画に生きがいを求める人妻の姿を夢と現実を織りまぜて描く。製作はロバート・グリーンハット。エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・ローリンズとチャールズ・H・ジョフィ。監督・脚本は「ブロードウェイのダニー・ローズ」のウディ・アレン。撮影はゴードン・ウィリス、音楽はディック・ハイマン、プロダクション・デザイナーはスチュアート・ワーツェル、編集はスーサン・E・モースが担当。出演はミア・ファロー、ジェフ・ダニエルスなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

30年代半ば、大恐慌の波がまだ鎮まらない不況のニュージャージー。夫のモンク(ダニー・アイエロ)は失業中で、かわって妻のセシリア(ミア・ファロー)が、レストランのウェイトレスをやって生活を支えていた。ぶらぶらと遊び歩いてはセシリアからチップを奪い取ってゆくモンクには何の期待もない毎日だが、彼女には、心の支えとなる楽しみがあった。それは、映画を見ることで、好きな映画は何回もくり返して見ていた。彼女は、今、「カイロの紫のバラ」という映画に夢中になっており、何と今日は5回目だった。そのことに気付いた映画の主役トム・バクスター(ジェフ・ダニエルス)が、スクリーンから抜け出し、客席のセシリアに語りかけた。「また来たんだね」。しかし、そのため「カイロの紫のバラ」はドラマ進行が止まってしまい、共演者はウロウロ。トムが出現した、この場末の劇場は、一躍名所となってしまう。ハリウッドからはプロデューサーや配給会社の重役たちまでやって来た。当のトムは、セシリアの純な心にうたれ、恋をしてしまう。そこへ、トム・バクスターを演じたギル・シェバード(ジェフ・ダニエルス)も現われて、彼もセシリアに恋してしまう。有頂点の時を過ごすセシリア。やがてトムはスクリーンの中に戻って行き、ギルはセシリアといっしょに旅立とうと誘う。決意した彼女は家に帰り、ののしるモンクに別れを告げてギルとの約束の場所に向かった。しかしギルはひとり飛び発った後で、残されたセシリアは、またとぼとぼと劇場に行った。すでに「カイロの紫のバラ」は終わって「トップ・ハット」に変わってしまっていた。しかし、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの踊りを見るうちに、いつしか、またセシリアの瞳に輝きが甦えるのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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