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作品情報

ニュー・シネマ・パラダイス

◇基本データ

タイトルニュー・シネマ・パラダイス

原題Nuovo Cinema Paradiso

公開年1989年

製作国イタリア フランス

配給ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画

◇スタッフ

監督 ジュゼッペ・トルナトーレ (Giuseppe Tornatore)  

製作 フランコ・クリスタルディ (Franco Cristaldi)  

製作総指揮 ミーノ・バルベラ (Mino Barbera)  

脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ (Giuseppe Tornatore)  

撮影 ブラスコ・ジュラート (Blasco Giurato)  

音楽 エンニオ・モリコーネ (Ennio Morricone)  

美術 アンドレア・クリザンティ (Andrea Crisanti)  

編集 マリオ・モッラ (Mario Morra)  

字幕 吉岡芳子 (Yoshiko Yoshioka)  

◇キャスト

俳優名役名

フィリップ・ノワレ (Philippe Noiret)Alfredo

ジャック・ペラン (Jacques Perrin)Salvatore

サルヴァトーレ・カシオ (Salvatore Cascio)Salvatore (child)

マリオ・レオナルディ (Mario Leonardi)Salvatore (adolescent)

アニェーゼ・ナーノ (Agnese Nano)Elena

Isa Danielli (Isa Danielli)Anna

プペラ・マッジョ (Puppela Maggio)Maria (old)

アントネラ・アッティーリ (Antonella Attili)Maria (young)

レオポルド・トリエステ (Leopoldo Trieste)Father Adelfio

Enzo Cannavale (Enzo Cannavale)Spaccafico

◇解説

戦後間もないシチリアの小さな村の映画館をめぐる人人の映画への愛を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはミーノ・バルベラ、製作はフランコ・クリスタルディ、監督・脚本は本作品が日本での一般公開第一作になるジュゼッペ・トルナトーレ、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ジャック・ペランほか。89年カンヌ映画祭審査員特別大賞受賞。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

現在のローマ。夜遅く帰宅した映画監督のサルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(ジャック・ペラン)は、留守中に母(プペラ・マッジョ)からアルフレードが死んだという電話がかかっていたことを知らされる。その名を耳にした途端、サルヴァトーレの脳裏には、シチリアのジャンカルド村での少年時代の思い出が甦るのだった--。当時、母マリア(アントネラ・アッティーリ)と妹の三人暮らしだったサルヴァトーレ(サルヴァトーレ・カシオ)はトトと呼ばれ、母親に頼まれた買物の金で映画を観るほどの映画好きだった。そんなトトを魅了していたのは映画館パラダイス座の映写室であり、また映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)たった。パラダイス座には司祭(レオポルド・トリエステ)の検閲があり、そのせいで村の人々はこれまで映画のキス・シーンを見たことがなかった。トトはいつも映写室に入り込む機会を窺っていたが、アルフレードは彼を追い返そうとする。が、そのうち2人の間には不思議な友情の絆が結ばれてゆき、トトは映写室でカットされたフィルムを宝物にして集めるのだった。しかしある日、フィルムに火がつき、パラダイス座は瞬く間に燃え尽きてしまう。そしてトトの懸命の救出にもかかわらず、アルフレードは火傷が原因で失明してしまうのだった。やがてパラダイス座は再建され、アルフレードに代わってトトが映写技師になった。もはや検閲もなく、フィルムも不燃性になっていた。青年に成長したトト(マリオ・レオナルディ)は、銀行家の娘エレナ(アニェーゼ・ナーノ)に恋をし、やがて愛を成就させ幸せなひと夏を過ごすが、彼女の父親は2人の恋愛を認めようとせずパレルモに引っ越しし、トトは兵役についた。除隊後村に戻ってきたトトの前にエレナが2度と姿を現わすことはなかった。アルフレードに勧められ、トトが故郷の町を離れて30年の月日が経っていた。アルフレードの葬儀に出席するためにジャンカルド村に戻ってきたトトは、駐車場に姿を変えようとしている荒れ果てたパラダイス座で物思いに耽るのだった。試写室でアルフレードの形見のフィルムを見つめるサルヴァトーレの瞳に、いつしか涙があふれ出す。それは検閲でカットされたキス・シーンのフィルムを繋げたものであった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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