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作品情報

遥かなる戦場

◇基本データ

タイトル遥かなる戦場

原題The Charge of the Light Brigade

公開年1968年

製作国イギリス

配給ユナイト

◇スタッフ

監督 トニー・リチャードソン (Tony Richardson)  

製作 ニール・ハートレイ (Neil Hartley)  

脚本 チャールズ・ウッド (Charles Wood)  

撮影 デイヴィッド・ワトキン (David Watkin)  

SFX Bob MacDonald (Bob MacDonald)  

音楽 ジョン・アディソン (John Addison)  

美術 テッド・マーシャル (Ted Marshall)  

◇キャスト

俳優名役名

トレヴァー・ハワード (Trevor Howard)Lord Cardigan

ヴァネッサ・レッドグレイヴ (Vanessa Redgrave)Clarissa

ジョン・ギールグッド (John Gielgud)Lord Raglan

ハリー・アンドリュース (Harry Andrews)Lord Lucan

ジル・ベネット (Jill Bennett)Mrs. Duberly

デイヴィッド・ヘミングス (David Hemmings)Captain Nolan

マーク・ディグナム (Mark Dignam)Airey

マーク・バーンズ (Mark Burns)Captain Morris

T・P・マッケンナ (T. P. McKenna)Russel

コリン・レッドグレーヴ (Corin Redgrave)Featherstonehaugh

ピーター・ボーレス (Peter Bowles)Duberly

Leo Britt (Leo Britt)Scalett

◇解説

チャールズ・ウッドのシナリオを、「ジブラルタルの追想」のトニー・リチャードソンが監督したクリミア戦争の物語。撮影は「マドモアゼル」のデイヴィッド・ワトキン、音楽は「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のジョン・アディソンが担当している。出演は、「トリプルクロス」のトレヴァー・ハワード、「キャメロット」のヴァネッサ・レッドグレイヴとデイビッド・ヘミングス、「妖婆の家」のジル・ベネットなど。製作はニール・ハートレイ。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

一八五○年代の初め、ロシアがクリミア半島に手をのばしはじめた頃、イギリスもそれに抗すべく動き出し、平安に飽きた人々は、戦勝のニュースを待っていた。そんなある日、カーディガン子爵(T・ハワード)の閲兵式でノーラン大尉(D・ヘミングス)は旧友のモーリス大尉に、フィアンセのクラリッサ(V・レッドグレーブ)を紹介された。ノーランはインドでの戦いから帰ったばかりで、カーディガンが指揮する騎兵隊に配属される予定だった。ノーランが介添役を務め、結婚式も無事にすんだ。が、クラリッサはノーランの激しい性格に次第に惹かれるようになっていった。ある日、将校クラブで、カーディガンとノーランは、ささいなことから衝突した。ラグラン卿は、軍のことが外部に知れることを心配したが、二人の仲はいっそう嫌悪になっていった。一方、モーリスは主計官デュバリーの夫人に乗馬を教えており、そのため留守がちとなり、二人っきりでいる機会の多いノーランとクラリッサの間は急速に深まっていった。やがてクリミアに兵が派遣されることになり、総司令官にラグラン、陸軍司令官にルーカン卿、軽騎兵旅団司令官にカーディガンが任命された。その頃、クラリッサは妊娠を知り、ノーランに告げた。夫の子か、ノーランの子かわからなかったが、クラリッサは、ノーランの子であってほしい考えだった。クリミア半島についた一行は苦しい行進を始めた。バラクラバに着いた時、兵隊たちはコレラや物質不足に悩まされた。が、カーディガンは自分のヨットで、ぜいたくな生活をし、夫を追って来たデュバリー夫人を誘惑していた。バラクラバの戦いが始まった。ラグランは丘の上に立ち、ルーカンに進撃を命じた。が、下で戦場をみていたルーカンは従いかねた。敵の大砲にまっすぐに突撃することになるからである。ラグランは命令をくり返し、その命令を伝えにノーランは志願して丘をおりた。ついにルーカンはカーディガンに突撃を命令し、ノーランも騎兵隊に整列した。進撃がはじまり、速度が増してきた時、ノーランは、大声で叫びながら最前線までとび出した。一斉射撃が起り、ノーランは倒れた。彼は突撃進路が間違っていることを伝えようとしたのだった。が、時は遅かったのだ。ラグランは、四方に炸烈する砲弾の中を、軽騎兵軍団が突撃するのを呆然と見守った。殺りくが終り、ノーランの間違いを責めながら戻ってきたカーディガンの口を、士官がとめた。彼の馬の足許に、ノーランの死体が横たわっていた。ラグランが丘を降りてきた。士官たちはこの軽騎兵突撃の責任は誰にあるのかを、口論し、互いに、罪をなすりつけるのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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