華氏451
| ◇基本データ |
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| タイトル | 華氏451 |
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| 原題 | Fahrenheit 451 |
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| 公開年 | 1967年 |
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| 製作国 | イギリス |
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| 配給 | ユニヴァーサル=ATG |
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| ◇解説 |
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| レイ・ブラッドベリーの同名小説を「マタ・ハリ(1965)」のコンビジャン・ルイ・リシャールとフランソワ・トリュフォーが共同で脚色し、フランソワ・トリュフォーが監督したSFもの。撮影はニコラス・ローグ、音楽はベルナール・エルマンが担当している。出演は「愚か者の船」のオスカー・ヴェルナー、「ドクトル・ジバゴ」のジュリー・クリスティ、それにシリル・キューサック、アントン・ディフリング、ジェレミー・スペンサーなど。製作はルイス・M・アレン。 |
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| ◇ストーリー | ※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。 |
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| これは未来の国の物語である。すべてが機械化されたこの時代は、あらゆる知識や情報はすべてテレビによって伝達され、人人はそのとおりに考え、行動していれば平和な生活ができるのである。そこでは読書は禁止されており、反社会的という理由で、本はみつけ次第、消防士たちによって焼きすてられた。モンターグ(O・ヴェルナー)はその消防士の一人でる。ある日彼は妻のリンダ(J・クリスティ)にうりふたつの若い女クラリス(J・クリスティ・二役)と知り合う。テレビのままに動く無気力なリンダの空虚な生活にひきかえ、クラリスは本に熱意を持っていて、モンターグにはとても刺激的だった。そこでモンターグは生まれてはじめて本を読み、その魅力にとりつかれてしまった。それを知ったリンダは、夫が読書をしていることを手紙にかいて密告した。モンターグは消防士を辞職する旨を消防隊の隊長に申し出たが、とにかく今日だけは、ということで出動した。ところがなんと行く先は意外にも彼自身の家だったのである。庭につまれた自分の本を焼きすてるように命じられたモンターグは、本ばかりか家そのものまで焼こうとした。そんな彼を制止し、逮捕しようとした隊長にモンターグは火焔放射器を向け、殺してしまった。殺人犯としておわれたモンターグは逃走し、淋しい空地にたどりついた。そこはいつか、クラリスが話してくれたことのある「本の人々」が住む国だった。そこでは、人々は、すべての本が焼かれても、それを後世に残せるようにと、本を暗記していた。やっと本をよむ自由を得たモンターグはアラン・ポーの暗誦をはじめるのだった。 |
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