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作品情報

ジプシーは空にきえる

◇基本データ

タイトルジプシーは空にきえる

原題ТАБОР УХОДИТ Б НЕБО

公開年1979年

製作国ソ連

配給日本海映画

◇スタッフ

監督 エミーリ・ロチャヌー (Emil Lotyanu)  

原作 マクシム・ゴーリキー (Maxim Gorky)  

脚色 エミーリ・ロチャヌー (Emil Lotyanu)  

撮影 セルゲイ・ウロンスキー (Sergei Vronskii)  

音楽 エヴゲニー・ドガ (Yevgeny Doga)  

字幕監修 岡枝慎二 (Shinji Okaeda)  

◇キャスト

俳優名役名

スヴェトラーナ・トーマ (Svetlana Toma)Rada

グリゴーリ・グリゴリウ (Grigory Grigoriu)Zobar

セルゲイ・フィニチ (Sergei Finiti)Bubulya

ボリスラフ・ヴロンドゥコフ (Borislav Brondukov)Bucha

フセヴォロド・ガヴリーロフ (Vsevolod Gavrilov)Danilo

ボリス・ムラエフ (Boris Mulaev)Makar Chudra

◇解説

東ヨーロッパのカルバチア地方を舞台に、さすらいと屈従の運命に生きたジプシーたちの魂を描く。ジプシー伝説をモチーフにしたマクシム・ゴーリキーの処女作「マカール・チュドラー」を基に監督のエミーリ・ロチャヌーが脚色。撮影はセルゲイ・ウロンスキー、音楽はエヴゲニー・ドガが各々担当。出演はスヴェトラーナ・トーマ、グリゴーリ・グリゴリウ、セルゲイ・フィニチ、ボリスラフ・ヴロンドゥコフ、フセヴォロド・ガヴリーロフ、ポリス・ムラエフなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

20世紀初頭の東ヨーロッパのカルバチア地方では、ジプシーたちが漂泊の旅を続けていた。そんな群れの中の一人、馬泥棒のゾバール(グリゴーリ・グリゴリウ)は、馬を愛し自由を謳歌する若者だった。その夜も軍隊の兵舎から馬を盗み出し、それを地主に売りつけた。翌朝、そのことが軍の将校たちに発覚し、乱闘のすえ負傷したゾバールは森に逃げこんだ。熱にうなされたゾバールの眼の前に現われたのは黒い瞳の魅惑的な娘、ラッダ(スヴェトラーナ・トーマ)だった。ラッダは傷の手当てをすると、いずこともなく去って行った。町の市場でゾバールは鶏を盗んで捕まりそうになったブーチャ(ボリスラフ・ヴロンドゥコフ)を救い出した。そのころラッダは地主に見染められるが、見向きもしていなかった。ブーチャのキャンプに招かれたゾバールは、そこでラッダと再会した。人々は誰しもラッダのことを“魔女”だと噂していたが、ゾバールは、ラッダに魅かれていった。彼はラッダに白い馬を贈るという約束をして、キャンプをあとにした。ゾバールがラッダに白い馬を捧げ愛を告白する時がきた。その時、高慢なラッダは自分の足もとにゾバールを跪かせようとした。「俺は自由を愛している。しかし、彼女をもっと愛している」ゾバールはついに全面降伏した。並いる人々の前に進み出た時、しかし彼女は荒々しく彼をつき離した。そしてラッダへの熱い愛ゆえに、一層強い怒りとなって燃え上り、ついにゾバールはラッダの胸にナイフを突き刺した。息絶えるラッダ。その時、怒ったラッダの父親がゾバールの背中を一突きし、ゾバールも倒れるのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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