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作品情報

ピエル・パオロ・パゾリーニ ソドムの市

◇基本データ

タイトルピエル・パオロ・パゾリーニ ソドムの市

原題Salo o le 120 Giornate di Sodoma

公開年1976年

製作国イタリア

配給ユナイト

◇スタッフ

監督 ピエル・パオロ・パゾリーニ (Pier Paolo Pasolini)  

製作 アルベルト・グリマルディ (Alberto Grimaldi)  

原作 マルキ・ド・サド (Marquis De Sade)  

脚本 ピエル・パオロ・パゾリーニ (Pier Paolo Pasolini)   セルジオ・チッティ (Sergio Citti)  

撮影 トニーノ・デリ・コリ (Tonino Delli Colli)  

音楽 エンニオ・モリコーネ (Ennio Morricone)  

音楽演奏 Arnaldo Graziosi (Arnaldo Graziosi)  

編集 ウンベルト・アンセルッチ (Umberto Anselucci)  

衣装(デザイン) ダニロ・ドナティ (Danilo Donati)  

録音 ドメニコ・パスクァディセグリィ (Domenico Pasquadisceglie)  

字幕監修 岡枝慎二 (Shinji Okaeda)  

◇キャスト

俳優名役名

パオロ・ボナチェリ (Paolo Bonacelli)The Duke

ジョルジョ・カタルディ (Giorgio Cataldi)The Bishop

ユベルト・P・クィンタバル (Uberto P. Quintavalle)Chef Magistrate

アルド・ヴァレッティ (Aldo Valletti)The President

カテリーナ・ボラット (Caterina Boratto)Signora Castelli

エルザ・ド・ジョルジ (Elsa De Giorgi)Signora Maggi

ヘレン・サルジェール (Helene Surgere)Signora Vaccari

ソニア・サビアンジュ (Sonia Saviange)The Virtuoso

Sergio Fascetti (Sergio Fascetti)Boy

Giuliana Melis (Giuliana Melis)Girl

◇解説

1975年11月2日、不慮の死を遂げたピエル・パオロ・パゾリーニの遺作で、ナチズムに加担する4人のファシストが少年少女を集めて繰り展げる一大狂宴を描く。製作はアルベルト・グリマルディ、脚本はパゾリーニとセルジオ・チッティ、原作はマルキ・ド・サドの「ソドムの120日」、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、衣裳はダニロ・ドナティ、編集はウンベルト・アンセルッチ、録音はドメニコ・パスクァディセグリィがそれぞれ担当。出演はパオロ・ボナチェリ、ジョルジョ・カタルディ、ユベルト・P・クィンタバル、アルド・ヴァレッティ、カテリーナ・ボラット、エルザ・ド・ジョルジ、ヘレン・サルジェール、ソニア・サビアンジュほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ヒトラー占領下の北イタリア、1944年。ナチズムに加担する大統領(アルド・ヴァレッティ)、公爵(パオロ・ボナチェリ)、殿下(ユベルト・P・クィンタバル)、猊下(ジョルジョ・カタルディ)と名乗る4人のファシスト・グループが、傲慢な権力をカサに一大狂宴を計画した。 〈地獄の門〉4人は、町という町、村という村で、快楽の奴隷としての美少年・美少女狩りを開始し、それぞれ数十人ずつ集めた。そして、その中から4人が点検し投票で少年・少女9人ずつ選び、狂宴の舞台となる館へ運んだ。だが、その途中、一人の少年が逃走しかけたが射殺された。館に入る前に、公爵が17人の少年・少女にこの館を支配する掟を告げた。彼らはすでに死んだことになっており、すべての者は犬のように従順になり、4人を娯しませることにのみ専念しなければならない。ただし、彼ら同士が異性と交わったり、宗教的な行為をすると処刑する、という、非人間的なものだった。 〈変態地獄〉彼らの“教育係”として集められた4人の語り女たちの猥談をキッカケとして、強姦、ソドミーを繰り返した。やがて耐えられなく脱走しようとした少女が虐殺された。 〈糞尿地獄〉スカトロジーに快楽を感じる大統領の提案で、彼らは糞を少女に食わせ、食事にも大量の糞を揃えて、自分たちも食い、吐気を催す少女にも強制的に食わすのだった。 〈血の地獄〉この狂宴も終幕に近づいた。メイドと姦通した衛兵を殺した4人は、少量の血では飽き足りず、全員の処刑を開始した。衛兵たちが少年・少女の目をえぐり出し、頭髪を剥ぎ、焼き印を押し、なぶり殺しにする。この地獄図を窓から双眼鏡を覗きながら自慰にふける男たち。それはナチズムの最後のあがきを象徴するかのようでもあった……。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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